やりたいことが分からない症候群

結局は、出来ることをやろう。

何をしたいのかではなくて、

何を得たいのかを考える。

 

 

実際に、無いものを探しても、

見つかりません。

 

 

やりたいことが分からない。

自分には、もっと出来ることがあるのでは、

他にもっとやりたいことがあるのでは、

など、人生において、

迷うことがたくさんあると思います。

 

 

けれども、もの凄く端的に言えば、

やりたいことは見つかりません。

 

 

仮にやりたいことをやっていても、

もし、芳しい結果が出なかったとします。

そして、偶然に他のことをやってみたら、

ものすごく結果が出てしまったとします。

 

 

そうすれば、どっちが幸せなのか?

それが、ちょっとだけやりたいことだったり、

たまにはやってみたいことだったりと、

人間の感情や心は常に動くので、曖昧なものです。

 

 

なので、やってみた後に、

本当にやってみたいことだったと、

改めて気づくこともあります。

 

 

ですので、人を幸せにしたい。でも、

世の中の人を助けたい。笑顔にしたい。

という人生の目的があったとしても、

その実現方法は、人の数だけあってもいいのです。

さらに、言ってしまえば、

その人の思いの数だけあってもいいと思います。

 

 

また、悩んでいる人は、

目の前に起こっている出来事に対して、

何らかの不安を持っていると思います。

 

 

その諸々の原因が解決して、

人を笑顔に、周りの人をより幸せに出来るとしたら、

結局、手段は何でもいいと思います。

 

 

したがって、私たちが、

最終的に、欲しいものは、

その経験を通して得ることが出来る

「感覚」や「感情」です。

 

 

また、方法や手段は、

何でも良いという訳ではありませんが、

幅が広いものになります。

 

 

手段はお好みなので、

その時の環境や条件によって、

ベターなものでも大丈夫です。

 

 

しかし、それを通して、

得たいものは、しっかりと決めておかないと、

いつまでも、自分探しや最適解を

求め続けることになります。

 

 

遠くの目標を見定めて、

目の前のことに集中ができれば、

道は必ず開けていきます。

 

 

それには、ちょっとで良いので、

まず出来ることを増やしていきましょう。