親子関係の溝を埋める方法
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自分の執着の原因を知れば、
自ずとそれを手放すことができます。
人間関係のトラブルで起こる問題や、
親子関係の問題も、根っこは同じこと。
何かの煩悩に対する執着が、
あなたを悩ませ、苦しめる原因となっています。
煩悩自体が悪ではありません。
それは、皆、同じように持っているものです。
しかし、それに対する執着にこだわると、
無明の闇に囚われ、苦しみ続けることになります。
人間関係のトラブルでは、
「こうしたい」、
「こうしてあげたい」
この二つの気持ちのすれ違いが
その原因となります。
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というのも、
相手に対しての気持ちが強いので、
相手がどう受け止めるのかまでに、
考えが及ばないのが問題です。
例えば、親に対して、
賛成して欲しい。
応援して欲しい。
ほっといて欲しい。
なのに、全く言うことを聞いてくれない。
と、考えてしました。
仏教で言うと、
煩悩による執着が強くて、
それを手放すことができない状態です。
私も、親子関係が良い方ではありませんでした。
口を開けば喧嘩しますし、
相手の言うことや、、やることがムカついてしょうがない。
そんな気持ちでずっと過ごしていました。
なんで、自由にやらせてくれないんだ。
なんで、やろうと思うことに反対ばっかりするんだ。
なんで、自分の気持ちを分かってくれないんだ。
と、自分のことばかり考えていました。
相手のことを理解しようにしても、
それ以前に、怒りとい情動が強すぎて、
他のものが見えない状態でした。
何か、新しい仕事をしようとすれば反対する。
勝手に物事を決めて、あとの処理は人任せ。
こちらの考えを見下げて、聞こうともしない。
など、そんな気持ちでいっぱいでした。
しかし、これでは、
いつまで経っても、お互いのためにもならないと思い。
いろんなセミナーや勉強を始めました。
そして、相手を理解するためには、
まず最初に、自分のことを理解することが
必要だと学びました。
とはいっても、私の場合は、
相手は聞く耳持たないとか、
本当に常識が通用しない。
ちょっと頭がおかしい(笑)
など、思っていると思います。
相手を変えようと思っていては、
状況が変わることはありません。
仮にうまく行ったとしても、
似たような出来事が、
違う場所で、違う時に、引き起こってきます。
なぜなら、根本的な原因が
変わっていないからです。
ですので、自分の中身を変えてしまうのが、
一番、ラクで速い方法になります。
人間同士のトラブルでは、
違いの思いのすれ違いが原因になります。
その原因となるのは、
私たち自身の願望である煩悩と、
その執着になります。
自分が、何に対して、
執着しているのかが鮮明になれば、
事態はより良く変化していきます。
それには、自分を見つめ、
内面との会話により、
自分を知っていくことが、
一番の近道になります。