先日、出張でドバイを初めて訪れる機会があった。
ドバイと言えば、オイルマネーから物流や金融で発展目覚ましい国であり、観光地としてもドバイモールや世界で1番高いビルのブルジ・カリファなどで有名である。
 
ドバイ博物館で昔の生活様式を見ると、つい450年前までは国民のほとんどが遊牧民であり
煉瓦造りの壁がある家に住んでいたのは一部の裕福な人間だけで、木の枝と葉っぱで作られた小屋に住んでいた人が多かったらしい。(1枚目の写真)
それが油田が発見されてから生活が一変し、特に資源価格が上昇しだした2000年代に入ってからの発展は目覚ましいものがる。
一度不動産投資が滞ったドバイショックもあったが、また不動産投資も復活しており、実際、あちこちでビルやマンション、あげくには新しい街まで建設している。
 
砂漠の中に大きな道を引いて、周りにビルを建てていくやり方を見ていると、昔流行ったゲーム「シムシティ」を思い出してしまうのは私だけでないであろう。()
 
ではこんな国がうらやましいかと聞かれるとそうは思わない。
最近の原油安に象徴されるように、資源に偏った経済は不安定であり、世界中の投資による発展も資金が逃げて行けば一発で干上がってしまう。
また仕事を求めて外国人が流入してきているが、貧富の差も激しく社会の安定を維持することを続けるのも難しいだろう。
 
日本と単純に比較できるわけではないが、日本も世界経済との繋がりが強くなったために、より多くの影響を受けて不安定さを増しているともいえる。
米国での自動車ローンに関わるCDSが積み上がっているとの報道を見ると、世界の強欲(グリード)に終わりはないように見える。
景気の波に翻弄されることなく、継続的な発展を維持できるために技術者として何が貢献できるのか、またその中で自分がどう活躍していくのかを考えていかなければならない。

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SHO
2015年2月15日(日)に横浜大桟橋の会場で、「世界コマ大戦」が開催されたのでその模様を報告します。

いわゆるコマ回しの大会なので、こじんまりとした大会かな思いつつ会場に入ると、さすが世界戦!
対戦舞台までに中小企業の展示ブースがあり、小さな製造業展です。

開会式が始まるまでに全国各地から来た応援団が陣取り、座る場所も確保できず、終日立ちっ放しでの見学となりました。

メディアもたくさん来ており、舞台上には10台以上のTVカメラが並び、MBS(大阪のTV局)のVOICEという夕方の情報番組の特集で地方予選から大阪大学の先生に付き、本戦の模様を撮影に来ています。

主催する関係者は、私のFacebookの友達とさらにその友達が多く、Facebook上では有名な人ばかりです。
皆、中小企業のくせのある社長連中ばかりで、製造業に関係しているとは想像もできないくらいおしゃれでオーラがあります。

地方予選(東日本・南関東・中日本・近畿・西日本)の優勝チームと準優勝チームに加えて、インドネシア、韓国、ベトナム、タイ、ボリビアからも参加するのですが、企業に混じって高専の学生たちも参加しています。

勝負前にはそれぞれチームの応援団からいろんな言語の声援合戦があり、コマ回しといえども真剣勝負です!

コマのシンプルさとその奥深さに、製造業の知恵と技が試されます。
各チーム、レギュレーションの中で形状に工夫を凝らします。
・低重心型
・高重心の持久戦型
・軽量型
・遠心力で開く変形型
・ベアリング型
・一点回転型
などがあります。

今回の世界大戦2015では、モータと電池を内蔵し、地球ゴマの原理を応用した電柱型が圧倒的な強さを見せ付け優勝しました。
このチームのコマは、「コマとは言えないのではないか」とのクレームもあったようですが、レギュレーションには違反しておらず、うまくルールの隙間をついた構造であり、アイデア勝ちであったようです。

本件によってレギュレーションは、次回までに改定が入るかと思います。

小さな活動ですが、製造業の職人たちが真剣勝負を繰り広げることで、これからの製造業を担う子供たちに製造業の楽しさと難しさを体験させるには、大変よい活動であると思います。

たかがコマ、されどコマ。
ねっぺの知恵を集約して、コマ大戦に出てみたいとは思いませんか?
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  まいど!マークスです。
 久しぶりに、まとまった時間が取れたので読書に勤しみました。
読んだ本はPHP文芸文庫、秋月達郎著「海の翼」です。
大変お勧めです。
イラン・イラク戦争があった1985年の317日にイラクのフセイン大統領が48時間以後に
イラン領空の航空機無差別攻撃を宣言しました。
日本人を含む多くの外国人がイランに在留している状態での突発的な宣言であることから、
帰国を争って大変な混乱となりました。
日本政府は憲法上の問題で自衛隊を派遣できない状態で民間機も救援に向かうことがで
きませんでした。
各国民間機は自国民を優先して搭乗させることから完全に日本人は取り残される状況に
陥りました。
このような中、日本人の救出に動いてくれた国がありました。トルコ政府です。
その英断の裏には明治時代に生じた海難事故に纏わる、両国の熱い秘話がありました。
それが「エルトゥールル号遭難事件」です。多少耳にはしていたもののこれ程、感動させられ
る秘話があったことを知らないとは!
読み始めると、止まらなくなります。
一日で一気に読み終えてしまいました。
海難事故で助けられた一人の船員が手紙を日本の村人に渡します。
その手紙には(小説から抜粋)「・・・中略 あなたたちが、あの猛烈な嵐の中、身の危険も顧
みず私たちは生涯、忘れることはないでしょう。わたしたちのために命を懸け、なけなしの食糧
をあたえてくれた、あなたたちの美しい心映えをわたしたちは決して忘れはしません。
わたしたちは。トルコに帰ってから一生を終えるまで、このたびの救出劇を語り続けます。
そして、この先、もしも日本人に危機に陥ることがあれば、そのときはかならず、恩返しをいたします。
私が恩返しをできなければ、私の息子が、息子ができなければ孫が、必ず恩返しをいたします。
トルコの民であるかぎり、恩返しをいたします。そのためにも、私は語り続けます。
子から孫へ。孫から曾孫へ。水平から家族へ。家族から知人へ。教師から生徒へ。政治家から民衆へ。
トルコのすべての民へ。日本人との友情を、日本人との絆を、忘れることなく語り続けます。・・・・」
との内容が記述されていました。
 この本に関連している小説としては、山崎豊子の「沈まぬ太陽」、司馬遼太郎の「坂の上の雲」ですね。
この両方を読んでいる方は背景もよく理解できます。
なぜ民間機が飛び立とうとしたときにそれができない事態となったのか、明治時代当時の日本と諸外国
の状況が分かるため、これらもお勧めです。
良書を読むと本当に気分がよくなります。
普段、硬い理工学書をお読みの方々、たまにはこのような小説もいいですよ。
 随分長いあいだ機械系のエンジニアとして生計を立ててきました。しかしながら、私が大学に入学したときは、既にメカトロの時代。産業用ロボットが自動車を作っていました。以降現在に至るまで、メカのみで動作する機械に携わったことは一度もありません。
 純メカと呼べるものを見たのは、蒸気機関車、オルゴール、祖父からもらったカメラぐらいでしょうか。これらのうち、現在でも生産されているのは、オルゴールくらいで、蒸気機関車は、記念に保存されている程度、カメラも80年代くらいから、電子シャッターになり、現在ではデジカメの時代に至っています。
 そうなると、今度は、純メカに触れてみたいと思うのは機械屋の性でしょう。
 そこで、祖父からもらった1960年代のフィルムカメラを出してきて、眺めていたのですが、フィルムの巻き上げレバーでチャージされた力が、その後のすべての動力となり、その機構を想像するだけでワクワクする。デジカメにはない興奮を覚えるわけです。
 それなら、もっとさかのぼってみようということで、レンジファインダーのNikonSシリーズを探してみました。
 
 イメージ 2左の写真が入手した1952年製造のNikonSです。
 このNikonSは、60年以上の歳月を経た今も、動作しています。
そこで、一度だけ使ってみようと、天気の良い日に撮影してみました。当日はフィルムが近所で手に入らず、電車に乗って買いに行く始末。デジカメの時代にフィルムを使う人はあまりいないとういことでしょう。
 
右の写真が、写した写真です。写ってました。ピントもあってます。イメージ 1今では、ピント合わせはカメラまかせですが、このカメラは、ヘリコイドを動かし、ファインダー内の二重像を一致させて、ピントを合わせます。古くなるとこの精度も落ちてくるのですが、まだまだ大丈夫でした。
 
このカメラは、おそらく、ほとんどの工程を手作業で組み立てたのでしょう。それにしても未だに動作するとは、当時の設計、生産技術にはただ驚くばかりです。
 もっとも、便宜性では、デジカメの足元にも及ばず、さらに重いことこの上なしです。
 科学技術の発展に資しながら、一方で、電池の一切いらない、純メカに憧れるのもまた楽しいものです。(masa)
新年快乐,羊年大吉(シンニィエン・クァイレ、ヤンニィエン・ダージー)
 今年は平年より少し遅かったのですが、今週の木曜日219日が春節(Chinese New Year)、旧暦の正月にあたります。この春節期間中では延べ29億人の中国の方々が国内外を移動するそうです。その中には日本を訪問する中国の方も少なからずいるかと思います。日本の主たる観光地やショッピングエリアでは、今ごろ中国語が響き渡っているかもしれませんね。
 中国の方にとって日本は、タイ、ハワイに次いで3番目に人気のある旅行先です。2014年に日本に訪れた中国人観光客は240万人を超え、前年比80%以上の大幅増加となったそうです。観光客が増えた大きな要因の一つとして、リピータの増加だそうです。日本と中国の関係改善が見られない中で、民間レベルの訪日ブームは「政冷民熱」の現象を作り出しています。日本入国のためのビザを取ることが緩和されたとはいえ、中国の方にとっては日本訪問はまだ結構ハードルが高いので、距離は近くても憧れ高い国と言えるかも知れません。
 一度日本を訪問した中国の方は、買い物に対する満足度や日本で受けたサービスに対する満足度が高いそうです。買い物に対する満足度が高い要因には3つあります。一つは円安・元高効果です。今日本人にとって中国に来ると、昨今の円安でとても物価が高く感じます。私なども普段の食事や買い物を、中国でするとつい元を円に換算してしまいますが、日本より物価が高いと感じます。例えば、スターバックスでコーヒを飲むと30元、今のレートで計算すると600円近くです。逆から見ると、中国人観光客の目には、日本で売られている高級品から日常品に至るまで割安に映っています。
 二つ目はメードインジャパン品に対しての評価が高いことです。中国人にとっては、同じメーカでも海外の工場で生産しているものより日本で生産している製品を購入する傾向が強いとのことです。日本製は品質が高く、故障が少なく、寿命が長いということは中国人の方は誰でもよく知っていることなので、日本製を買って持って帰るということは日本訪問のリピータを増やす大きな源泉ともなっています。
 三つ目は、おもてなしの心です。秋葉原の家電量販店では、中国語のできるネイティブの中国人を販売員と配置して、日本人に対するのと変わらない親切丁寧なサービスを提供しています。このことは、中国人方々の買い物客にとっても安心して買い物を楽しめて、満足度も高く、つい財布の紐も緩みがちになるのではないでしょうか。私など中国で買い物をしても、相手の店員は面倒臭そうに、不機嫌な顔でお釣りを投げ返してくるようなことはしょっちゅうあることです。どちらかというと、「買って上げる」よりも「売って上げる」という気持ちが強いのが中国です。このような国から日本に来れば、とてもいい気持ちで、満足の高い買い物をしていくのだろうと思います。
 今まで中国の方が日本で購入していくものとして、ドライヤや炊飯器が有名でした。日本の免税店で中国の方が炊飯器を手に持てないほど抱えている姿をテレビで映し出されていることもありました。今年の売れ筋は、温水洗浄便座やセラミックナイフだそうです。日本製の温水洗浄便座は洗浄の強さ調整やノズル形状などの機能が優れている、弁座がすぐに暖まるなど、中国製では決して得られない満足度があるとのこと。確かに中国のホテルに泊まってるノズルからあらぬ方向に水が飛び出していったということも経験したことがあります。
日本のものづくりをこれから先どのようにしていくのか、日本製造業にとっては大きな課題ですが、ただコストだけを追求して海外に出ていくだけでなく、ものづくりとサービスを組み合わせて、人々の気持ちがよくなってもらうような製品を創出していくという考え方もあるのではないでしょうか。つまりはアフターサービスや丁寧な説明サービスを充実させて、消費者に満足してもらうということが、日本の製造業にとって今後も中国市場を攻めていく一つのヒントのような気がします。
余談ですが、今年の4月22日から29日にかけて、上海でモータショーが開催されます。しかしながら女性コンパニオンは廃止されるそうです。華美な肌の露出などが当局の目に止まったようです。やはりそこは社会主義国家、日本の感覚とはやはり少しズレているなと感じます。これを読んでいる読者の方にも上海モータショーを訪れる予定の方もいるかもしれませんが、あまり目の保養にはならないかもしれませんね。ただ入場者数も減って、ゆっくりと館内を見て回れるかもしれませんが。
 
 

愛知県の機械部門の技術士です。
 
機械設計には、仕様通りの機能を満たすことはもちろん必要です。
しかし、それ以前に安全な機械を設計することが肝要です。
安全な機械、とは、人に危害を与えない機械のことです。

そこで大切になってくる手法がリスクアセスメントです。

昨今、日本でも厚生労働省や経済産業省から重要であるという情報発信が多数ありますが、
実際にはどうやって運用していくのかがわからない場合もあろうかと思います。

機械設計時にリスクが無いかを確認する行うリスクアセスメントと、
すでにできている機械を使うときのリスクを確認したり低減するリスクアセスメントでは
やり方が違うと思っています。

みなさんもISO12100やJIS B 9700などで3ステップメソッドを知っているとは思いますが、
本質的安全設計方策,安全防護策(付加保護方策含む),使用上の情報のことです。
より左に書いたものを優先して、リスク低減を行うことになります。
機械設計時には、本質的安全設計を心がけて、設計することが重要です。

難しいですが、できてしまえば、低コストで使いやすい機械ができます。
こういった工夫ができるのが、日本人の得意とするところではないかと思います。

みなさん、ぜひ さすが日本製と思われるような機械をたくさん世に出していきましょう。
 
以上
愛知のJittaです。
最近ではホワイトカラーエグゼンプションやワークライフバランスなど、ワークスタイルの欧米化が安倍政権のもと、話題になっています。そんな中、我が社でもワークスタイル変革と称しての取組がされており、先日あるデータを参照する機会がありました。
それは国別の労働生産性ランキングです。国全体のGDPは、皆さんご存知の通り日本は中国に抜かれ世界3位となりました。しかし、これを時間当たりの労働生産性でランキングすると日本は21位となります。これはイタリア、スペイン、ギリシャよりも下です。データ統計のいろいろな不整合を加味しても、日本は労働時間を犠牲にすることで国の豊かさを保っているという見解を否定することはできません。会社は残業代を減らしたいだけかと感じていましたが、少し考えが変わりました。私自身は管理職なので残業は関係ありませんが、部下の理解を得ることはなかなか大変です。
このような状況の中、企業が取り組むのは、効率化→省人化→自動化です。そして世界の工場と言われる中国でもこの取組みは加速しています。先日、世界有数のノートパソコン組立工場の製造ラインを見学する機会がありました。人による組立ラインは戦場のようです(少し大げさですが・・)。コンベアの速さに追いつくために、作業に割り込むように隣の人の手が伸びてきます。そんな彼らの製造ラインでは自動化することの効率アップが大きいので、なりふり構わずの自動化が進んでいます。中国では人件費の高騰も問題ですが、離職率も高いので自動化が急務のようです。月ごとの離職率の高さを聞いて驚きました。
そんな中、我々日本のエンジニアはどうしていくべきかを考えると、知識と創造力をつけ、世界に通用する製品を作っていくしかありません。いわゆるT型のエンジニアが求められます。技術士の取得は自分の専門の深さと工学全般の知識を広げることにとても役に立ちました。なんとかこの有益性を理解してもらい、広めていきたいものです。
また、産業としては現政権のもと、「ロボット革命」と称してロボット技術の推進が広まっています。ロボット技術は日本が自動車技術などと並んで世界に誇れる技術だと思います。メカトロ部品、機構部品に関しては世界有数のメーカが揃っています。新たな基幹産業として発展させ、GDPも生産性もあげる産業になることを期待しています。
またみなさんと一緒に日本の産業の将来について?語り合えたらいいなと思っています。
長野県の技術士(情報・精密機器)のH2です。
長野のこの季節はものすごく寒く、今朝は-10℃でした。
朝、家の外に出ると一発で目が覚めます。
本日は、最近の業務の中で感じたことを書きます。
私は、プリンタメーカに勤務しておりまして、
ここ一年間は、種々の現行機種のマイナーチェンジを担当しています。
マイナーチェンジなので、簡単に片付くと思いきや、いろいろ問題が生じる場合が多いです。
私が思うに、問題のメカニズムの深堀が不十分なのに、評価結果の判定○でまとめて
しまっている場合に、はまるケースが多いです。
昨今、私の業界においても、短納期が要求されるため、
新機種の立ち上げ時にメカニズムの深堀が不十分な場合があります。
しかし、後々のことを考えると、ベース機種でメカニズムの解析までやっておく
必要があると感じています。
そうはいっても、マイナーチェンジは効率よく短納期で終わらせたいです。
私が思うに、マイナーチェンジで有用なのは、DRBFMかなと思っています。
変更点にフォーカスしたFMEAです。
関係者で集まって、一度やってみましたが、それなりに的を得た懸念点の抽出が行えました。
普通のFMEAよりは効率的に行えるので、今後も活用していきたいと考えています。
以上です。
37歳、金沢市在住の機械部門の技術士です。
今年は、北陸に住んでいる私たちの生活環境が大きく変化します。
それが2015年3月14日に北陸新幹線の開通です(http://hokuriku-w7.com/)。
金沢-東京が2時間28分(約80分短縮)。
富山-東京が2時間8分(約60分短縮)。
新幹線開通により滞在可能時間が大幅に増加し、観光やビジネスに多くの時間を当てることができるようになります。
東京との距離が縮まったことで新たなビジネスチャンスも広がると期待できます。
都会から多くの方が金沢に訪れることも期待して金沢のご紹介を。
冬の金沢は魅力がいっぱいです(https://retrip.jp/articles/2408/)。
観光地で言うと兼六園、茶屋街、21世紀美術館など有名です。
でも金沢の観光のメインとなるのは、美味しい魚などグルメはかかせませんとなります。
でも私のおすすめはやっぱり金沢カレーですね!金沢カレーは、銀の器に濃厚なルーのカレーが特徴です。千切りキャベツとトンカツがトッピングされたカレーです。B級グルメとして一度ご賞味ください。
有名なお店でチャンピオンカレー、ゴーゴーカレー、ターバンカレー、ゴールドカレーなどあります。
ぜひみなさま金沢に遊びに来てください。
これを機に北陸の技術士も盛り上がっていきたい、と思う今日この頃です。
このブログを読まれる方の多くは、複数名のチームで何かを作り上げる仕事をされていると思います。
そして、技術士をお持ちの方や資格取得を目指されていらっしゃる方は、チームの中でもリーダ的役割を担うことが多いものと推量いたします。

チーム各個人のもつポテンシャルの総和を100として表すとき、現在のパフォーマンスはどれくらいでしょうか?また、現状のパフォーマンスを100に近づけたり、それを超すためには、どうしたらいいでしょうか?

私自身の経験では、やる気があるとき、目の前の仕事を楽しいと感じたとき、没頭できたときや競争相手がいたときなどに、思ってもみなかった力が出てきたような気がしています。また、特に技術が好きな私たちは、新しいモノを世の中に出すとか、前人未踏の技術に取り組むこともやる気アップにつながっていそうです。

だからと言って、「やる気を出せ」とか、「楽しいと感じろ」などの直接的な言葉が飛んできたり、「そもそも技術者とは・・・」などのお説教をされても、逆に気持ちが萎えてくるものです。さらに、責任感の強いリーダからあらゆることに口を出されると、その他のメンバーは発言機会が失われて、気持ちが減退していくこともあります。

もっと具体的な例ですと、
自分自身が思いついたことを試せるとうれしいし、結果が悪くても納得できます。
その一方で、自分自身の思いつきを試す前にダメ出しされると気分が悪いし、うまく行っても納得感が得られません。

このように考えると、結果的に高いパフォーマンスを出す状態にするには、間接的な方法でチーム各個人のやる気が出ている状態を作る必要があるということです。

この「間接的な方法」のキーワードは、聴く・認める・促す、などだと思います。
より心理学的側面からお知りになりたい方は、「ハーズバーグの動機づけ・衛生理論」を調べてみてください。いろんなヒントが得られるはずです。

(畳麹)