とあるインテリア・家具デザイナーのブログ -23ページ目

新商品。

グループ3工場の1つ、PRO FURNITUREでの新商品。

もちろんすべて私が手掛けた商品。

14日に社長と日本に戻り、うちのクライアントを廻り営業の予定。

うちは家具貿易会社大手、小売店大手のほとんどをクライアントとしているので、

廻るのも結構大変です。

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その他2工場でも多数の新商品が出来てきています。

日本での営業活動を頑張らないといけませんね。

日曜日。

今日は午後から工場に出て来て工場内の生産ラインの確認、

品質部長と以後生産ラインに乗る新商品の品質の打合せ、PC仕事を少々。

昨日は夜10時ころから副总と叶总が工場の応接室で飲み始めたので、

私は慌てて逃げるようにホテルに帰る。

今日来てみると空になった白酒の瓶が2本、ワインの瓶が3本、

ビールが6本転がっている。

本人達はこの時間でまだ寝ているらしい。

朝まで飲んでいたのかも知れない。

酒豪とは彼らのことを言うんだろう...

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あと1週間で日本に戻るので、ひとまず服の整理。

新ブランド「RIRYC」のサンプルもクライアント依頼のサンプルが

多すぎて進まず、これはその後の製造しかありませんね。




週末。

昨日は日本から2人知人が来て合流。

昨日の夜はうちの副社長の福建省の友人が来てみんなで食事。

彼らは政府系ビジネスマンで数億元持っているということだ。

食事で白酒を数杯飲まされる、それから銀城へ。

彼らは親日ということもあり、かなり仲良くなってしまい、

私も覚悟を決めてウイスキーを飲み続ける。

彼が購入した新しいマンションの内装デザインをしてほしいとのこと。

彼らは1時を過ぎると嬢を上のホテルの部屋に持ち帰り。

私と副社長と叶总は近くのレストランで軽く食事。

副社長は飲み過ぎたせいか、テーブルに突っ伏して寝ている。

53度の白酒を1本、ウイスキーをロックで2本くらいは飲んでいるだろう。

思うのは彼もこんな生活を続けていたら、60歳までに死ぬかもしれない...

と思わせる様な飲みっぷり。

副社長を自宅まで送ってから私はホテルに戻る、ホテル着は3時半。

そして7時に起きて現在事務所で仕事。

午後からマッサージにでも行って、ちょっと休んでこよう...

新商品。

今日は3工場の1つ、PROに行き新商品のチェック。

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こちらは関東圏のクライアントのサンプル。

なので画像は加工してます。

最近の私の流行は全体的なモデリングをオーソドックスなスタイルとし、

肘や背の形状、クッションなどのデザインに丸みや特徴を持たせる感じ。

日本の市場ではオーバーデザインの商品は確実に売れないので...

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現在は自社商品を開発し、続々と提案中。

日本の小売店は企画力が弱いちころが多い。

なので工場という立場で新しい商品を定期的に製造し、

クライアントに常時提案できることで、オーダーを増やそうという試み。

日本の小売店企業は複雑なので、商品がかぶらないようにしないといけない

場合もあるが、その辺は商品数でカバー。

今は月にソファを1日1商品のペースでデザインしているのでそれが大変なのだが...

成熟しきった市場においてはスピードと効率が売上を上げ、人間一人当たりの

作業性を高める鍵。私は自分が大した人間だとは思わないが、

これだけのペースで商品を開発でき、それが密度の薄い商品ではなく

売上につながる商品だということに関しては自負していいのかなと。

実際今付き合っている工場も過去、数人の日本人と付き合ってきたが、

成果を出せず辞めてもらったということなので。

中国語が話せ、中国での家具工場管理経験が数年あり、過去の家具デザインの

実績があり、CAD、CG製作、ADOBE系ソフトなどすべて扱え、

これだけのペースで商品を開発し、顧客に営業まで行く人間はそういないだろう。

といっても私は過去数年必死で仕事をしていた結果こうなっただけなんだが...

今日は日本から友人が旅行で来るので夜はご一緒にないといけません。

広州、佛山遠征。

日曜日の夜からホテルに戻れない日々が...

日曜日は貿易会社のクライアントと食事。

欧米向けの家具だそうで。

工場と私のデザインを見てもらい、なんとかオーダーをもらえそうな展開。

その後メーターを倒さないタクシーの運転手と喧嘩したりしながら万江に移動、

チップウレタン屋の磊总とカラオケ、サウナ。

月曜日。午後から佛山に移動、副社長のいとこと合流。

S600と740LIで送迎が。不動産で財を成したらしい。

蛇鍋を食べる、蛇は肉が固い、そして皮の部分はそれより固い。

私は53度の白酒を数回一気させられ訳が分からなくなる。

ウコンと胃腸薬を持参してきたのが幸い。

そしてカラオケへ、そのカラオケで一大事。

嬢の態度が副社長の機嫌を損ねたらしく、口論へと発展。

いとこの友達に1人武闘派がいて、嬢に手を上げる。

いとこはこのカラオケで年間30万元(480万円)ほど使う常連らしく、

カラオケのオーナーがすぐに飛んで来て謝罪、なんとかおさまる。

私は副社長をなだめ続ける。なんとか納まり上のホテルの部屋で休んでもらう。

ホテルは★5のラマダホテル。部屋も高級感があって朝のバイキングもなかなか。

月曜日。朝から広州へ。いとこの親戚がやっている海鮮市場近くの海鮮レストラン。

海老やアワビ、シャコがでてくる。昨日の昼、夜、今日の昼と全部そこで。

昨日の夜は広州の川のほとりのバーで。

昨日のホテルは胜利酒店。歴史ある★4ホテルのようだが、

いかんせん内装が古い。朝のバイキングもあまり美味しく無い。

そして先ほど工場に戻ってくる。

その間、私は一切のお金を払っていない。それが中国の文化。

ただ中国人の付き合いはとにかく美味しい物を食べる、高級クラブに行くなど

とにかくお金を使うことに重点が置かれる、そしてそれはすなわちお金を

払う人のメンツである。数日付き合うと彼らの気持ちは嬉しいのだが、

とにかく物質主義、消費主義的観点を重視するので、そこで何か

人生において有益な物があるわけでもないし、とにかく疲れる。

お金持ちは毎日のように美味しい物(カロリーの高い物)を食べ、高級タバコを吸い、

アルコール度の高いお酒を飲み、高級クラブに行く。

解散するのはいつも朝3時。だからこっちのお金持ちはみんな歳の割に老けている。

寿命を縮める生活である。うちの副社長はこの3日で、53度の白酒を3ℓ、

40度のウィスキー、ヘネシーを1ℓ、ビール中瓶を10本は飲んでいる。

まさに超人。1人では飲まず食事の席でしか飲まないのでアル中ではないのだが。

工場に戻った後はメールチェックをしていくつか資料作成。

工場は休みなので明日すぐに指示をだせるように。

ちょっと仕事をしてマッサージでも行こう。

商材の開発。

商材の開発について。

名のあるインテリアデザイナーさんからソファを含む家具ビジネスの

持ち込み提案があった。打合せをしてみると自分のインテリア分野での今までの

実績と新しいデザインで付加価値をつけたいというビジネスモデルに終始。

しかし私は企画書を見た瞬間、そのデザインが売れない商品だと悟った。

店舗や空間デザインにおける家具デザインとホーム用家具のデザインは別物である。

これを全く理解していないデザイナーはいまだかなり多い。

デザインは面白いものもある。

ただ以下に上げるデメリットが多すぎる。

1、最低限の使用環境における機能を満たしていない
2、製造においてコストがかかりすぎる
3、高級路線はもはや収益を上げられるビジネスモデルにはならない

1、は経験不足。2は知識不足。

私はインテリア、家具共に仕事をしていて、今は家具中心である。

デザインにおいては使用環境における機能を付加することが最低限なので、

そうなると形状におけるデザインはかなり制約される。

今の消費者はデザインがいいに越したことはないが、機能を優先する。

昔のプジョーでエアコンの吹き出し口が三角形の車種があったが、

日常生活で使用される家具でこのようなデザインはほぼあり得ない。

そして造りにしても、普段机の上でしか仕事をしていないせいか、

どのように製造されるかを全く理解していないデザイナーはいまだ多い。

木工家具であれば骨を作って、突板を貼るとか、

ソファなら骨をつくってSバネやウェービングテープ、もしくはポケットコイルを

設置してウレタンを張って、最後に張り地を張込むとか。

実績のあるデザイナーは構造を考慮し、どうつくるか?まで考えデザインする。

ありえないデザインをするデザイナーはいまだ多い、完全に現場経験不足。

デザインは創造とバランスの天秤である。

私は現在工場と組んで仕事をしている。そして工場は3工場で400人を抱える

量産工場である。だから製造業の視点でビジネスを考える。

そこから残りの余裕が生まれた分のみにデザインという余地がある。

だからマーケットから逸脱したビジネスを提案されても困惑してしまう。

彼らはデザイナーだから上記に指摘したような観点から否定に入っても

プライドを傷つけるだけである。

だからまわりくどく弊社の量産工場としての特性の話から入り、ご遠慮いただく。

我々も利益のあがるアイデアの提案なら大歓迎。

私は実際にデザイナーだが、他人のデザインでも良いものがあれば

彼が代わってデザインしても構わない。そうなれば私は営業支援に回るであろう。

しかしマスターベーション的な商材があまりにも多すぎる。

以前の私がそういった傾向にあり、失敗もしてきた過去があるため

それが十分に理解できる。

経験をたくさんして、そこから学び正確に修正していくのは大事なんだなと。

連休前。

中国も連休前、ですので今日も仕事です。

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今日も2コンテナ出荷です。

副社長の友人がマカオのカジノで300万元(約4800万)勝ったらしいので、

近々広州に行って高級海鮮料理を食べに、私も強制参加だそうです...

この方はギャンブル中毒なんでそうで、最終的に破産しないことを祈るしかない。

日曜日なので比較的ゆったりと仕事。

私も工場内の状況を見に行ってきましょうかね...

標準語を話せない中国の地方の人。

今朝工場に行く途中でコンビニで買物。

レジには老人。

会計をするためにレジに行くと、

「ヤッツアイガオなんとななんとか....」といっている。

私も広東語はちょっとだけ理解できるので

「合計9元でなんとかなんとか....」

と言っているのは理解できたが、語尾が完全に理解できなかったので、

「我听不懂白话,说普通话吧」と標準語で言ってみたが、

「はあ???」と答えが。

どうやら標準語が話せないらしい。

地方に行くと、こういう人間がたまにいる。

そのほとんどは老人の方でその地方の言葉しか喋れない。

ふと思うのは彼らがもし北京に言ったら、同じ中国人なのに会話が成立しない

ということである。中国の方言は日本の方言の比ではない。

日本の方言は語尾やイントネーションが異なる場合が多いので、

なんとか理解できる、そうでない方言もまれにあるが、そのほとんどは

なんとか理解できる範囲のものである。しかし中国の方言は発音自体が

完全に異なる。彼らは国民全員を貧しくさせた毛沢東時代の弊害であろう。

いまだに熱狂的な信者はいるが、もはや大部分の国民から嫌み嫌われる毛沢東。

彼がいまだ紙幣に採用されること事態が中国の現実なのであろう。

国土が大きすぎるゆえか複雑な国である。

マクドナルドのチーズバーガー。

中国に来るとマクドナルドのありがたみが分かる。

中国に長期滞在して、中国人の中に日本人1人まじって仕事をしているので、

当然中華を食べることになる。そして私が滞在している場所は东莞市の

大岭山という田舎である。スタバなどの喫茶店も当然なくマクドナルドやKFC

までは車で10分ほどである。ローカル中華は油の中に料理がつかっている

ようなもので、味は悪くないのだが1週間くらいすると箸が進まなくなる。

この場所は上海のように日本料理屋なんかあるわけも無い状況。

今日は副社長が銀行に用事があったので、仕事も一段落し暇だった私は同行。

ちょうど隣にマクドナルドがあったので、チーズバーガーを購入。

日本ではマクドナルドは1年に2,3回行くか行かないかだが、

世界共通の味のハンバーガー。普段臭い中華を食べているので余計に美味しく感じる。

こっちのKFCは肉が柔らかいのに水っぽいという変な味なので、

一回食べてからはもう食べてない。今はインフルエンザの影響で大変。

日本では節制している私はマクドナルドはほとんど食べない。

日本では野菜と玄米中心、調理方法は塩と調味料はできるだけ少なめ、

そして毎日10キロのマラソンも欠かさない。

マクドナルドのような高カロリーで栄養の無い食べ物は当然食べない。

しかし文化の異なる国での食生活下においては、

グローバルチェーンストアの食べ物は安心できるわけで。

ハンバーガーは普通に美味しい。

ただ中国の田舎に来ても毎日は食べない。

せいぜい1週間に1度くらいだろう。

毎日食べれば簡単に成人病になってしまう恐ろしい食事。

それが欧米のファーストフード。

食事は知識を身につけて、健康と自身の食の欲求のバランスをとることで

健全な生活が送れるんだとつくづく思う。

食に限らず健全は自制から生まれるものなんだなと。

欲求に無意識に忠実に行動する人間はどこかが破錠している。

そんなわけでマクドナルドのチーズバーガー。

中国でのストレス解消に役立ってます。

金曜日。

昨日の夜は2工場の組長以上の役職の人間で食事。

53度の白酒が恐ろしいペースでどんどん無くなっていく。

それから事務スタッフの女性と組長、経営陣とカラオケへ。

女性スタッフがいるので量販式のカラオケであることは言うまでもない。

私以外の人間は白酒を1人1瓶以上は飲んでいる状態。

そしてそれを一気している。

私はビールで勘弁してもらう、ビールすらキツイので...

そして事件が。

1工場の工場長と木枠の組長が喧嘩に発展。

工場長は体が大きいので、数人で止めに入るが気が納まらないらしく、

お店の廊下や待合室で大騒ぎ。

工場長を数人で押さえ込んでなんとかおさまる。

廊下の消防設備が破壊されグチャグチャ。

工場長は老板にえらく怒られ、自宅に帰される。

12時にカラオケが終わり、やっと帰宅できると思ったら

やはり副社長が帰らしてくれない。

副社長は53度の白酒を途中からラッパ飲みしていたので相当飲んでいる。

歩いて君逸ホテルのサウナまで行き、なぜか総経理を呼び出す。

副社長は年間100万ほど使う常連客のため、悪態をついているにも関わらず、

総経理は丁寧に対応。端から見たらモンスタークレーマーと変わりません...

そして女性を見て可愛く無いと怒り出し、タクシーに乗って東南海ホテルへ。

そこでKTVとクラブ(DJの)を徘徊し、なぜか最終的にいつもの屋台へたどり着く。

私は屋台のテーブルに座って寝てしまう。

起きたら叶总は銀城の女の子を呼んでるし、副社長は屋台の服務員をナンパしている。

烧烤と焼そばを食べて、やっと帰宅。

副社長はここでもビール3本。

彼は52度の白酒を2ℓ、ビール中瓶5本は飲んでいると思う。

有る意味超人...

そしてホテルに着いたのは朝4時。

8時に工場に来てみると経営陣は誰もいない。

私はクライアントへのプレゼン資料作成。

今日は逃げるように早く帰ろう...