商材の開発。
商材の開発について。
名のあるインテリアデザイナーさんからソファを含む家具ビジネスの
持ち込み提案があった。打合せをしてみると自分のインテリア分野での今までの
実績と新しいデザインで付加価値をつけたいというビジネスモデルに終始。
しかし私は企画書を見た瞬間、そのデザインが売れない商品だと悟った。
店舗や空間デザインにおける家具デザインとホーム用家具のデザインは別物である。
これを全く理解していないデザイナーはいまだかなり多い。
デザインは面白いものもある。
ただ以下に上げるデメリットが多すぎる。
1、最低限の使用環境における機能を満たしていない
2、製造においてコストがかかりすぎる
3、高級路線はもはや収益を上げられるビジネスモデルにはならない
1、は経験不足。2は知識不足。
私はインテリア、家具共に仕事をしていて、今は家具中心である。
デザインにおいては使用環境における機能を付加することが最低限なので、
そうなると形状におけるデザインはかなり制約される。
今の消費者はデザインがいいに越したことはないが、機能を優先する。
昔のプジョーでエアコンの吹き出し口が三角形の車種があったが、
日常生活で使用される家具でこのようなデザインはほぼあり得ない。
そして造りにしても、普段机の上でしか仕事をしていないせいか、
どのように製造されるかを全く理解していないデザイナーはいまだ多い。
木工家具であれば骨を作って、突板を貼るとか、
ソファなら骨をつくってSバネやウェービングテープ、もしくはポケットコイルを
設置してウレタンを張って、最後に張り地を張込むとか。
実績のあるデザイナーは構造を考慮し、どうつくるか?まで考えデザインする。
ありえないデザインをするデザイナーはいまだ多い、完全に現場経験不足。
デザインは創造とバランスの天秤である。
私は現在工場と組んで仕事をしている。そして工場は3工場で400人を抱える
量産工場である。だから製造業の視点でビジネスを考える。
そこから残りの余裕が生まれた分のみにデザインという余地がある。
だからマーケットから逸脱したビジネスを提案されても困惑してしまう。
彼らはデザイナーだから上記に指摘したような観点から否定に入っても
プライドを傷つけるだけである。
だからまわりくどく弊社の量産工場としての特性の話から入り、ご遠慮いただく。
我々も利益のあがるアイデアの提案なら大歓迎。
私は実際にデザイナーだが、他人のデザインでも良いものがあれば
彼が代わってデザインしても構わない。そうなれば私は営業支援に回るであろう。
しかしマスターベーション的な商材があまりにも多すぎる。
以前の私がそういった傾向にあり、失敗もしてきた過去があるため
それが十分に理解できる。
経験をたくさんして、そこから学び正確に修正していくのは大事なんだなと。
名のあるインテリアデザイナーさんからソファを含む家具ビジネスの
持ち込み提案があった。打合せをしてみると自分のインテリア分野での今までの
実績と新しいデザインで付加価値をつけたいというビジネスモデルに終始。
しかし私は企画書を見た瞬間、そのデザインが売れない商品だと悟った。
店舗や空間デザインにおける家具デザインとホーム用家具のデザインは別物である。
これを全く理解していないデザイナーはいまだかなり多い。
デザインは面白いものもある。
ただ以下に上げるデメリットが多すぎる。
1、最低限の使用環境における機能を満たしていない
2、製造においてコストがかかりすぎる
3、高級路線はもはや収益を上げられるビジネスモデルにはならない
1、は経験不足。2は知識不足。
私はインテリア、家具共に仕事をしていて、今は家具中心である。
デザインにおいては使用環境における機能を付加することが最低限なので、
そうなると形状におけるデザインはかなり制約される。
今の消費者はデザインがいいに越したことはないが、機能を優先する。
昔のプジョーでエアコンの吹き出し口が三角形の車種があったが、
日常生活で使用される家具でこのようなデザインはほぼあり得ない。
そして造りにしても、普段机の上でしか仕事をしていないせいか、
どのように製造されるかを全く理解していないデザイナーはいまだ多い。
木工家具であれば骨を作って、突板を貼るとか、
ソファなら骨をつくってSバネやウェービングテープ、もしくはポケットコイルを
設置してウレタンを張って、最後に張り地を張込むとか。
実績のあるデザイナーは構造を考慮し、どうつくるか?まで考えデザインする。
ありえないデザインをするデザイナーはいまだ多い、完全に現場経験不足。
デザインは創造とバランスの天秤である。
私は現在工場と組んで仕事をしている。そして工場は3工場で400人を抱える
量産工場である。だから製造業の視点でビジネスを考える。
そこから残りの余裕が生まれた分のみにデザインという余地がある。
だからマーケットから逸脱したビジネスを提案されても困惑してしまう。
彼らはデザイナーだから上記に指摘したような観点から否定に入っても
プライドを傷つけるだけである。
だからまわりくどく弊社の量産工場としての特性の話から入り、ご遠慮いただく。
我々も利益のあがるアイデアの提案なら大歓迎。
私は実際にデザイナーだが、他人のデザインでも良いものがあれば
彼が代わってデザインしても構わない。そうなれば私は営業支援に回るであろう。
しかしマスターベーション的な商材があまりにも多すぎる。
以前の私がそういった傾向にあり、失敗もしてきた過去があるため
それが十分に理解できる。
経験をたくさんして、そこから学び正確に修正していくのは大事なんだなと。