標準語を話せない中国の地方の人。 | とあるインテリア・家具デザイナーのブログ

標準語を話せない中国の地方の人。

今朝工場に行く途中でコンビニで買物。

レジには老人。

会計をするためにレジに行くと、

「ヤッツアイガオなんとななんとか....」といっている。

私も広東語はちょっとだけ理解できるので

「合計9元でなんとかなんとか....」

と言っているのは理解できたが、語尾が完全に理解できなかったので、

「我听不懂白话,说普通话吧」と標準語で言ってみたが、

「はあ???」と答えが。

どうやら標準語が話せないらしい。

地方に行くと、こういう人間がたまにいる。

そのほとんどは老人の方でその地方の言葉しか喋れない。

ふと思うのは彼らがもし北京に言ったら、同じ中国人なのに会話が成立しない

ということである。中国の方言は日本の方言の比ではない。

日本の方言は語尾やイントネーションが異なる場合が多いので、

なんとか理解できる、そうでない方言もまれにあるが、そのほとんどは

なんとか理解できる範囲のものである。しかし中国の方言は発音自体が

完全に異なる。彼らは国民全員を貧しくさせた毛沢東時代の弊害であろう。

いまだに熱狂的な信者はいるが、もはや大部分の国民から嫌み嫌われる毛沢東。

彼がいまだ紙幣に採用されること事態が中国の現実なのであろう。

国土が大きすぎるゆえか複雑な国である。