2003..トランスでお世話になった先生方と、わたしの健康管理 | わたしの夢はどこに・・・

わたしの夢はどこに・・・

私ってなに?本当にGIDなんだろうか?まだまだ彷徨っています。
その中で多くの方のブログを見させていただいて、いろいろなことを教えていただきました。
このブログは自らの心の整理と、一つの事例として他の方の参考になったらお返しになるかな
と思って開きました。

元記事で目指した二つの最高齢は

  国内SRS執刀時年齢の最高齢は少なくとも春日井市議の小島小百合さん

  最高齢献血者の称号も自分の不注意で逃しました(^O^;)

 

そして元記事冒頭に掲げた「私がお世話になった先生の相関図」ですが

  当時はon-timeでもあったので(わかる人にはわかるでしょうが)

  一応は匿名表示にさせていただきました

ただいろいろな方のブログを拝見していると

  今でも診察してもらう先生を探すのに困っている方もいらっしゃる様なので

  トランスの手続きが一通り終わった今だから

  もしかしたら参考になることもあるかな、と改めて

  実名入りで「お世話になった先生方の相関図」を作り直してみました

ここに今も(2024年1月時点)現役の先生方それぞれが所属している

  医療機関の所在地とURLも貼っておきます

    ①聖隷浜松病院総合性治療科 静岡県浜松市中央区

    ②はりまメンタルクリニック 東京都千代田区神田小川町(神保町)

    ③ちあきクリニック     東京都目黒区自由が丘

    ④山梨大附属病院形成外科  山梨県中央市

    ⑤ナグモGIDセンター   愛知県名古屋市中区丸の内

 

そして今わたしは、HRTとしての継続診察は

  半年に一度、ホルモン値や血栓症関係の項目も含めた血液検査とともに

  ガイドラインに則ったトランスの始めからお世話になっている

  聖隷浜松病院総合性治療科の今井先生(当時は泌尿器科)に行っていただいています

この病院、総合病院なので精神科も一応はあるのですが

  GID診断/カウンセリングは行っていないのです(*_*;

  当時は地元の精神科医のK先生にカウンセリングしていただいて・・・その後高齢で引退

  そのK先生の紹介で、今井先生に外性器検査からHRT

  そして一泊入院での除睾までしてもらいました(費用は入院費含めて20万くらい)

 

その間もK先生と今井先生は、針間先生と同じ日本性科学会の役員同士の繋がりなのか

  わたしのトランスに関して針間先生に相談もされていました

そんな繋がりもあって、その除睾の時に”除睾のためのセカンド”として

  針間先生の処に通い出しました

  ただ針間先生は「すぐに診断書は出さないよ」と言うこともあって

  それまで今井先生の処には一年ほど通っていたこともあり

  針間先生の診断書はなしで、今井先生の執刀で除睾してもらいました

    ※この今井先生は、本業は泌尿器科医ですが

       今はリプロダクトセンター長として、不妊治療も診ていて

       総合的に性にまつわる全般の治療を行っています

      その周辺活動として、高校の出前授業として性教育を行ったり

       一昨年には、光文社新書から『射精道』というご本を上梓しています

 

そういうわけで針間先生のセカンド・カウンセリングは浮いちゃったのですが

  それまでSRSは下の子が成人になるのを待ってから、と思っていたのを

  他のこともあって、(その時も還暦すぎで)待てば確実に年齢は上がり

  場合によってはSRSの年齢制限にかかってしまうかもしれない、という思いもあり

  針間先生をSRS(&戸籍の改性)のファーストと切り替えて・・・K先生は高齢で引退

  首都圏に戻った友との女子会もあって・・・毎月神保町の三省堂本店の二回喫茶室に集合

                            ※場を取り仕切ってくださる方がいらして

                              多い時には8人くらいの仲間が集まりました

  (途中からは上の子下宿先経由での)月一のカウンセリングに通いました

その後、一度は山梨大の百澤先生の処での一週間以上の入院手術も安心できるかな、と

  先生に問合せメールを出して、一度受診して相談もしたのですが

  仕事の日程調整が難しそうだったので、山梨でのSRSは諦めました

 

その山梨大との関係で、判定会議を通すのに松永先生の関与する協議会を進められたので

  ファーストは針間先生で良いとして

  セカンドを松永先生にお願いすべく、今のクリニックの前の場所に通い出しました

    ※わたしのカウンセリング後に、今の自由が丘に移転しました

この松永先生は、わたしが「勝手にRLE」でお家を飛び出した頃は

  月二回くらいの非常勤でしたが、静岡の済生会病院に出張診察に来てくれていて

  GIDしずおかのメンバも多くの方がお世話になっていました

そんなこともあって

  わたしも最初は松永先生にカウセリングを受けようかと考えていたのですが

  実際に受けようと動き出した時には

  先生ご自身のクリニックを開設するということで、済生会の出張診察は無くなりました

それで、もう閉めているかもしれないという噂のあったK先生の処に確認に行ったのですが

  「まだやっているよ!」と言うことでK先生のお世話になったのです

振り返ってみて

  これはこれでよかったのかな、と思っています

 

結果、わたしは三人の多くのGID診察を行ってきた精神科専門医に

  ”性同一性障害”であると認定されたのでした

  ちんちんついているから男だとは思っていても

  小学生のころから女の子になりたいという思いは続いている、というお話はしたのに・・・

その三人の先生方のカウンセリングは

  次のような期間と回数で診断していただきました

    K先生   2013/06~2014/03  9回

    針間先生  2014/08~2015/06 10回

    松永先生  2015/07~2016/03  8回

      ※ちなみに、針間先生と松永先生にはGIDしずおかのフォーラムで講演もしていだきました

トータル三年間ほどカウンセリングにかかっているのですね

  先生によっては、ガイドラインなんて意味ないとか

  一回の診察で診断書を出してくれる先生もいらっしゃいます

それはそれで

  本人の意思/想いと覚悟が定まっているのなら

  先に進む方便として、それはそれで構わないのだと思います

ただわたしは家を出た時から

  最終的に戸籍の改性まで突き進むつもりでいましたので

  そうなると必然的に最終日は、下の子が成人になる日18年6月に規制されます

そうした時

  わたしの身体にしても、わたしの周りの人々にしても

  急激な変化はいたずらな軋轢を生みだすだけです

ホルモン投与量も

  ブログ等で拝見していると他の方々からしたら本当に少ないと思います

  そして今は卵胞系パッチ剤である「エストラーナテープ」を1枚/日だけです

  それでも胸はDカップまで育ちました(^O^)

そうは言っても改名はガイドラインに乗ってすぐの誕生日に行いました

  そして男性ホルモン値が十分に落ちた改名翌年の誕生日に除睾を行いました

  それからSRSと改性までは十分な時間をかけたのでした

    ※そのSRSは

      名古屋のフローブクリニックの丹羽先生にもメールを出して問い合わせたのですが

      ちょうど同じ時期に問い合わせたナグモクリニックの山口先生が

      ”造膣なしキャンペーン60万をやっている”と言う情報を教えていただいて

      お仕事との調整もついたので

      山口先生にSRSの執刀をしていただきました

 

そのせいか、わたしの身体と心は一切の不調に悩まされることもなく過ごしています

  ただこの健康管理について言えば

  基本的にはかかりつけ医である循環器クリニックの先生を主軸に置いて

  全ての診察結果(実質的には血液検査結果)を集めています

それは

  2月と8月に行うHRT血液検査

  5月に受けている人間ドックの結果

  そしてそれらの合間を産めるように11月のかかりつけ医での血液検査

  これでわたしは、三カ月に一度のそれなりの項目を網羅した血液検査をしています

    ※献血をしていた時には

      2週間毎の成分献血時の血液検査項目がプラスされていました

病状は知らないならば進行しない、と言うのであれば

  それもいいかなとは思うのですが

  そんなことはないので

  わたしは何か不調を感じればすぐに診察を受けていますし

  定期的に検診を受けています

 

でもこの先がんを始めとした大病が見つかったら

  緩和ケアはしてもらうにしても

  場合によっては無治療という選択肢もありかな、と思っています

    ※人間ドックではオプションの婦人科検診で、二方向マンモと胸部エコー

      秋のHRT血液検査では、PSA値の検査もしてもらっています

 

そろそろいろいろな場面での

  幕を下ろす準備もしていかないといけないのかな、と思っている

  今日この頃です(^O^;)

 

 

 

 

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