NEW GAME!!　第11話　「心になにか抱えてるのか」　感想　ぐう聖ねねっち降臨

第11話　「心になにか抱えてるのか」　

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/　||￣￣||　∧＿∧　　コウさん・・・
|.....||＿＿|| （　　　）　　もうパンツサービス
|￣￣＼三⊂/￣￣￣/　なくなってしまうん
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走り書き・ちょいメモ

・なるに仕事の早さで後れを取り、ねねっちのほっぺが焼いてる餅みたいになったｗ

・なるっち手書きで警告するねねっち

・にゃんこと遊ぶ紅葉きゃわわ

・なるっちに課せられたプレッシャーが判明

・前回に引き続きコウに何かのフラグが継続してたっている

・なるっちやらかし発生　紅葉から事情を聞いていたねねっちは全力でヘルプ

・なるっちとねねっち和解

・プログラム班の疲労具合がやばい　レッドブル飲み過ぎｗ

・なるっちうみこから入社合格通知

・コウのフラグ回収　イーグルジャンプ退社の危機　どうなるのこれ

・ペコのゲームが完成しそう

・コウ、紅葉攻略完了

・りんさんの心の動揺が危険域。倒れそう

感想

　コウに立っていたフラグの内容が判明したことで、思った以上に重い雰囲気で視聴を終えるorz

前半のねねっちとなるっちの和解パートで和んだ気分が吹っ飛んでしまうような展開で、最終回に向けてストーリーはちょっぴり不穏な方向へと舵を切った。　コウの退社フラグはこの作品にとっては未曽有の事態。次回どうなるんや・°・(ノД｀)・°・

ねねっちとなるっちの和解

　前回、なるとねねっちの二人の関係は整理がついたのか、少し曖昧になっている印象を受けたが、こじれた関係は依然と続いていた。

今回はすっきりと分かりやすい形で、こじれた二人の関係は解消して無事和解する。以前よりも良好な関係になった。なるっちの事情が掘り下げられたことで、旅館の娘仕込みで抜群のコミュ力を持っているなるっちが、なぜ普段の様子からかけ離れた態度を見せたのかようやく判明した。

　後の無いプレッシャーに何年も曝され、追い詰められていたという状況が明らかとなった。紅葉と一緒に仕事をしたいという夢のために、なるは親の意向に逆らう形で家を出ており、仕送りなしで生活と勉強を両立させている。これだけでもまだ若いなるにとっては、同世代の者と比較しても相当な努力をしているのが分かる。

そして、その集大成がこのイーグルジャンプの入社のためのインターンであり、まさに一発勝負の背水の陣である。この状況でなるが負っているプレッシャーは相当重いというのは容易に想像ができる。

そのような状況の中で、緩い雰囲気でふわふわしているねねっちが、なるの目にどのように映ったかは理解できる。なるは自分の抱えたストレスを自身の心の中だけで抱え切れず、発作的にねねっちに向けてしまったのが今回のいざこざに発展した大きな原因といえる。

　とはいえ、それはあくまでなる視点に立ったひとつの物の見方に過ぎず、自身が負っているプレッシャーを理由に、人を傷つけるような態度を取って良いという理由には成りえない。どのような人であれ、それぞれ事情や問題、そしてストレスを抱えており、それとどうにか抑え折り合いをつけながら生きている。

それは出来ればなるが自分でもっと早く気づいて欲しい事ではあったが、自身の事で頭が一杯になってしまっていたのだろう。まだ若いなるがこのような長年に渡る過酷なストレス環境下におかれ、そしてまさに背水の陣の一発勝負という最終試験中のことなどを踏まえると、土壇場になるまで見えなくなっていても仕方ないのかなと思える。

今回の件でしっかりねねっちに謝罪し反省したこと、そしてそれをねねっちが許したことでこの件は一件落着といえる。

ねねっちの柔軟な姿勢と思いやり

　急に態度を変えられ、距離を置かれ、その上厭味をいわれたりと、ねねっちにも今回の一件は精神的に効いていた。見た目の幼さもあり、あまりそうした様子に見えないが、紅葉からなるの事情を聞く前までは正直に嫌いだったと本人にも白状している事からも、ねねっちにとっても辛い期間だったといえよう。

ここで取り繕わず素直に嫌いだったと伝えたねねっちの正直さに少し感動を覚える。あの場面、自分なら素直に嫌いだったと言えないかもしれない。気にしてないよと本心を隠してしまうかもしれない。しかし、それは心のどこかでしこりとして、いつまでも残ってしまうかもしれない。

あそこで正直に一度嫌いだったと伝え、それを打ち消す事情を認めることで初めてお互いの関係はフラットに戻れたのだと思う。ねねっちの育ちの良さというか、そうした屈託のない真っ直ぐな心がなるを救ったといえ、そして今後も二人の関係はピンチで協力しあえる関係を築き始めたのではないだろうか。

また、相手に事情がありその事情を知ったからといって、今まで自分に嫌がらせをしてきた相手を助けてやろうと思うのはなかなか出来るものではなく、切りかえの早さも素晴らしい。普通はなるのように意固地になってしまうほが自然といえる。なると紅葉の関係を自身と青葉との関係に置き換えたとしたら、なんとかしてあげたいと思えるのかもしれないし、あるいはもともとねねっちはそういう性分なのかもしれない。

その他

コウの去就

　前回コウにたっていた不穏なフラグは、コウがイーグルジャンプを退社してよその同業（？）の会社に転職しようとしている事と判明。コウがイーグルジャンプを離れようと決意するまでの過程が突然のように感じかなり驚いている。

コウが退社を考えている理由として考える可能性は何だろうか。以前のように現場の第一線としてではなく自分のやりたい仕事ではなくなった事だろうか。それとも青葉の一件で営業のやりかたに納得がいかず心にしこりが残っているのだろうか。

コウはイーグルジャンプ社の顔ともいえる存在であり、コウがこれらを理由として退社を考えるには浅い気がするし、退社を考えているほど深刻に思いつめているとはまったく分からなかった。一番近くにいるリンでさえ驚いてる様子から、コウの胸のうちは次回明らかになるのだと思うが、なんにせよまさかの展開という感じである。

はからずもねねっちの言葉が後押しするような形になって嫌な予感はしたが、コウの心の揺れはいつから始まったのだろうか気になる。まだ内々の様子だし、リンのストーレトでコウの退社は回避されるのだと思うが、リンはコウをどういう言葉で引きとめるのか。

画像で振り返る

どやるなるっちと悔しそうなねねっち