最終話 「はじめての告白」
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/ _ノ ヽ_\ マジ八女さん可愛すぎんよ
. / (ー) (ー)\ 明日起きたら隣に
l^l^ln ⌒(__人__)⌒ \ 現界してねーかな
ヽ L |r┬-| |
ゝ ノ `ー‐' /
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. / / -一'''''''ー-、.
人__ノ (⌒_(⌒)⌒)⌒))
・ジュンイチ弱いけど頑張った。でも友達置いて行くなw
・御手洗「相手してやんよ」 → 「お前らやっちまえ」 安心のクズテンプレw
・御手洗「ゴミ虫どもが群れやがって」 おまいう(定期)
・寧々の胸おかしいだろ・・・w 結衣、八女さんを名前呼びでちょっと嬉しそう
・蘭子+三人 普通に無双してる 強すぎw
・幼女登場。デブにフラグがw 魔人ぶう+ハルクみたいになった
・御手洗金的で沈む フィニッシュはデブ 悪役らしく最後は痛い目を見てスッキリ
・ゆかなのチュープリトラップ。ひどいけど面白いw
・そんな格好の八女さんを夜中に一人で帰してはいけない 追いかけろジュンイチ
・そして、いつものように登校中に他のヒロインといちゃつくジュンイチ。八女さん見てるぞw
ヒロインと主人公の関係は土下座に始まり土下座に終わる。ひと騒動あって雨降って地固まるからの、二人のファーストキッスで締め。最終話は予想しやすい展開でひねりもなかったが、この作品らしい物語の結びだった。はじめてのギャルというラブコメ作品としては、これで正解だったのかなと思う。
ただ、ひと騒動あったわりには、主人公ジュンイチの安易な解決の仕方が気になった事と、もう少しヒロインゆかなの心の揺れを丁寧に描いて欲しかった。仲直りに至る過程が少し淡白で物足りなさを感じたのと、元鞘に戻るまでの二人の心の移ろいを叙情的に見てみたかった。
絵図ら的にも力尽きてるのが顕著だったため視覚的に誤魔化しがきかない分、余計にそうした心情的な移ろいの物足りなさを感じてしまったかもしれない。
ひとやま終えてようやく元鞘に戻った二人。着替えて二人は夜のデートへ。ゆかなは以前のデートでジュンイチが選んだ童貞を殺す服を装着。こんなん男にしたら絶対嬉しいわw もうそれだけでテンションMAXになるけど、ちょっと下が短かすぎて性的なことから、周囲の男の視線ばかり気になってデートにならんかもw
デートは浜辺でのやりとりで候補にあがった夜の遊園地。二人の世界を満喫という意味ではよいが、周囲にまったく人影がなくて逆に気になるw 作画班に余力がなかったのだろうなと変なとこに気がまわってしまった。
そして最終回で、ようやく二人はファーストキッス。ゆかなからの突然のアプローチによるキスは、男としてはドキっとして嬉しいしゆかなの可愛さも抜群だったが、そこはジュンイチが何とか男としてリードしてほしかった。 キスの後、胸がドキドキしている様子のゆかなは何とも可愛く、精一杯の勇気を振り絞ったのだろうなというのが容易に見てとれて、好感度もさらにアップ。
色々あったけれど、ようやく二人はキスまでいき関係も深まったところでめでたしめでたし。無難な締めくくりではあったが、見たい結末を見ることができて楽しいシリーズだった。
このシリーズの締めくくりのハードルとして登場した御手洗は、ゆかなの心を動揺させるような存在ではなく、視聴者的にはただの悪役。ただ、ジュンイチ視点ではゆかなをかどわかす許せない存在。ゆかなの心が微塵も動いてないため、視聴者視点ではジュンイチが一人で道化を演じているように見えるが、御手洗の目論見が露見したことで、これを糺ししっかりと報いを受けさせたい気分に。
御手洗は典型的な悪役ですっきりと嫌悪感を持たせてくれ、その屑さ加減も含めいい敵役だった。御手洗に最終的にお灸を据えたのは、ジュンイチではなく人任せになったことで少し残念ではあるが、ジュンイチもあの人数を相手に堂々と啖呵をきり、立ち向かったのだからゆかなの彼氏としては及第点。
ただ、あの状況でいくら先にいけと言われても、友人と蘭子を残したまま助けを呼ぶでもなくゆかなの元へ直行したのは主人公としては頂けないかな。そのため、最後の最後でジュンイチを気持ちよく応援できないしこりが残ってしまった。ラブコメとはいえちょっと安易なストーリーの運びだったように思う。
土下座で突破
本作品らしいが、この展開は出来ればみたくはなかった
童貞を殺す服
他の男には見せたくないと、気になって仕方ないやつw
夜の遊園地デート
これが俺の彼女ですよって叫びたいと悶えるジュンイチの気持ちが良く分かる
ジュンイチの妄想 こじらせてる
ハーレム系のラブコメに分類される作品だが、この手の作品にはストーリー性よりもどれだけ愛着がもてるキャラがいるかが勝負だと考えている。ストーリー性は他の作品と比べても特段目立ったものはなく、お世辞にも優れているとは思えない。しかし、メインヒロインのキャラは抜群にたっており、その一点だけでこのシリーズを通して楽しめる良い作品だった。
主人公は微妙にキャラが弱いが、演じている役者さんの力量により、作中のセリフがより際立って面白くなっていた。もし、これを文字で見ていたら、主人公ジュンイチをそこまで応援できるかは微妙な気分になっていたと思う。役者さんの語り口や言い回しが面白く、コメディとして十分に昇華されていたことで、二人の関係を素直に楽しめるようになった側面が強い。
コメディ部分では序盤に多く散見されたDT男の妄想部分は冗長でくどく、テンポを悪くしていたが、中盤以降は抑え目になったことで随分と見やすくなったように感じる。
ストーリー性は弱いが、主たるヒロインと主人公のキャラはよくたっていたので、そうした点では楽しんでシリーズを完走することができた。早々に主人公とヒロインの関係が安定して、他のサブヒロインは登場するものの二人の関係を脅かすほどの存在ではないことから、ドキドキ感はないが二人のイチャイチャする様子を安心して楽しめるシリーズだった。
男の妄想を全て盛って具現化したヒロイン
作品のタイトルにもなっているギャルだが、ギャルかといえばギャルとは思えないので、ある意味タイトル詐欺かもしれない。ただ、こういうギャルがいたらいいなという、男の妄想を具現化したギャルとしては理想的なヒロインだった。
主人公とヒロインが付き合うことになる発端からして大胆なフィクションで、主人公の動機もひどいもので、その上それが成立してカップルになるというあり得ない展開から物語が始まる。
だが、それがいい(*´σー`)えへへへ
結局ヒロインが何故主人公と交際することにOKを出したのかは、シリーズを通して明らかになることはなかった。最終回で実はもともと~(略)という具合で思わせぶりな描写はあったが、きっかけは何であれ付き合ううちに、ヒロインのほうも主人公にメロメロになったのだと軽い感じで受け止めている。
住めば都ではないが、付き合って見えてくる良さもある!という男視点からすれば何とも都合が良く夢のような彼女であるw これぞフィクションの為せる御業といえる。 やっぱ二次元は最高だぜ!と思わせるような、どこまでもハーレム系作品好きには優しい世界である。
八女ゆかなの魅力
そんな夢のようなシチュエーションだけでも楽しいのだが、この作品の最大の魅力はやはりヒロインの八女ゆかなが非常に可愛いという点に尽きる。ゆかなはギャルという設定だが、それは見た目だけで中身は完全に普通の少女。しかも純情な乙女であるから、そのギャップ萌えの威力たるや最大限の威力である。
このギャップ萌えに加え、ルックスが抜群に可愛く、主人公に対してはノーガードで一途。加えて、抜群のスタイルでスキンシップをとってくる。男が完全に骨抜きにされる要素をとことん集約しているヒロインといえる。
人によってはこんなギャルいないだろと冷静にしてしまいかねない盛りぶりだが、すっと楽しめる軌道に乗ることができれば、毎回ブヒブヒいってしまうし、可愛いヒロインと付き合ってるような夢心地のような気分になれる(*´σー`)やっぱ二次元は最高だぜ
そして、ゆかなの演技も非常によかった。序盤からすぐに声を聞いてるだけで幸せな気分になってしまうような甘い魅力を持った声色と演技。すっかりメロメロになてしまった。
その他
男三人
脇役を固めたジュンイチの友人三人。ジュンイチを出汁に色々と美味しい思いをしようと頑張る様子は可愛いかった。ただ、三人の中ではデブの存在感がひときわたっていたように思う。幼女趣味が一切ブレないまま、加速度的に危険な領域へと足を踏み入れていく様子が面白く、次第に今回はどんなやばい言動をするのか楽しみになっていった。
金髪君はわりとイケメンで普通に彼女いそうなルックスだが、彼女もいなければ作品内でのキャラも立たず終始空気だったように思うw
眼鏡君は高校生らしい性的欲求に支配され、それをストレートに追求するなど面白いキャラだった。王様ゲームに海旅行、そして覗きなどイベント発生装置としても機能しており、妄想がなくなった中盤以降は結構面白いキャラとして楽しめた。
サブヒロイン
結衣については、当初は他人を自分を引きたてる装飾品程度の認識しかもたない、心に欠陥を持ったヒロインとして登場した。ジュンイチをペットとして認識しており、自分の所有物を取り戻すという動機を契機に物語に深く関わってくる。
そんな結衣もジュンイチとゆかなの関係を見て、そしてゆかなの人柄に触れたことで心に抱えている問題が改善されていく。特にゆかなから受けた影響が大きく彼女を変えるに至るが、そうした心の変化が態度の端々に垣間見えるようになってくると、一段と可愛いヒロインとして見えるようになった。
メインヒロインゆかなが無双状態で、ヒロインとして登場した時には既に勝ち目のない手遅れ状態だったのは惜しいが、そのぶんメインヒロインを最大限に引きたてる役割をしっかり果たしていた。
寧々については体型がおかしいの一点に尽きる。胸を過度に盛り過ぎてもはやヒロインの体を為していないw 全裸での夜這いや幼馴染み設定、そして積極的なアプローチなどヒロインとしての武器はかなり強いものを持っているに関わらず、全てがネタにしか思えなかったのは残念。原作の寧々のおっぱい具合は知らないが、アニオリだとすれば作品の足を引っ張っていると思う。
蘭子は、ガチ百合としてヒロインながらジュンイチのライバルとなったが、中盤以降は少し影を潜める。蘭子が夜の海で見せた、ジュンイチとゆかなを見る寂しげな視線は、ジュンイチとゆかなの二人の関係を決定的なものとして視聴者に印象づけるのに大きな役割を果たした。
見た目セクシーなお色気や、男勝りな喧嘩の強さなど姐御肌の一面など面白い魅力はあったが、一番の印象はジュンイチとゆかなの関係を決定づけた前述のシーンだった。男勝りの蘭子ゆえ、そうした女性らしい寂しげな表情が良く目に焼きついた。
ゆかながギャル化したファッションをしているのは蘭子に関係してるのかなと思うのだが、掘り下げはなかったので不明。 ゆかな自身の過去の掘り下げや心情の掘り下げはあまりなかったのは惜しいが、それがなくてもこれだけキャラがたつのだからたいした作品だと感心する。
作画
あまり専門的知識もないし、アニメを見るうえで平素そこまで気にすることはないけれど、この作品に限っては結構気になるシーンが多かった。というのも、それがこの作品の一番の見所であるメインヒロインゆかなの微妙な作画だっただけに、かなり残念に感じながら見ていた。
せめてメインヒロインだけでも毎回可愛く描けなかったのだろうか(´・ω・`) メインヒロインの作画が微妙だと円盤買おうとしてる人でさえ・・・。終盤のゆかなの顔とか能面みたいで、ちょっと気持ち悪くさえ思えてしまう場面もちらほらと( ̄ー ̄;
制作会社ひなこのーとを作ったところみたいだけど、とても同じ会社が作ったアニメとは思えないw
OPテーマ:「はじめてのSEASON」 ※公式PVなし
アーティスト:純情のアフィリア
作詞:桃井はるこ 作曲:中山英二 編曲:岡本辰平 / 早川博隆 / 中山英二
EDテーマ:「GAL的LOVE」 ※公式PVなし
アーティスト:エラバレシ
作詞:尾藤琉星 作曲:志倉千代丸 編曲:悠木真一
OPもEDもわりと好き。OPアニメーションは本編より動いていて作画も安定している。EDアニメーションは印象的で、口紅でハートマークを描くゆかな。そして目もとが見えない暗い表情が続く中、ジュンイチを目にした途端キラキラとした恋する乙女のような表情でパっとゆかなの目もとがうかんでくる。短いシーンながらゆかなの心の移ろいが描かれていて面白いなぁと思って毎度飛ばすことなく見ていた。
EDの作曲者 志倉千代丸氏は最近よく見かけるなと気付き調べてみたところ、大好きな楽曲をたくさん提供してる方で作品リスト見て思わず大興奮してしまった。あまりに好きな楽曲が多すぎて天才じゃないかと秘かに思ってる(*´σー`)
はじめてのギャル 第1話「はじめての土下座」 感想 二次元の為せる御業
はじめてのギャル 第2話 感想 男の妄想を凝縮したようなギャル像
はじめてのギャル 第5話 「はじめてのパギャル」 感想 わざとだよ?破壊力すげえええ
はじめてのギャル 第6話 「はじめての八女さん家」 感想 八女さんやっべ、マジやっべ
はじめてのギャル 第9話 「はじめてのケンカ」 感想 ホモオチと思ってた時期が私にもry