ニュースで見た方もいらっしゃるでしょうが、
平成25年4月契約分の売電価格を
引き下げる方向で調整していることが決まりました。
現時点で売電価格が下がるのは
ほぼ確定とみてよいと思います。
売電価格は経済産業省の中にある
調達価格等算定委員会が決めます。
この委員会が、つい先日、
平成25年度調達価格検討用基礎資料を公表しました。
どうやらこの内容が価格の引き下げについて
言及していることを根拠にしているようです。
というわけでさっそく内容を読んでみました。
内容を簡略化すると下記の通りです。
※一部抜粋しておりますが、文体等は変更しています。
正しくは資料を参考願います。
*********************************************:
1.住宅用(10kw未満)太陽光のデータ
システム単価(H24/ 1~ 3月 46.6万円/kW
システム単価(H24/10~12月 42.7万円/kW
(差額 △3.9万円/kW)
この価格下落については、
来年度の調達価格の算定に反映すべき。
2.非住宅用(2,000kwの設備を想定)太陽光のデータ
システム単価(H24/ 7~ 9月 32.5万円/kW
システム単価(H24/10~12月 28.0万円/kW
当初調達価格は32.5万円/kW を想定しており、
この価格下落については、来年度の調達価格の
算定に反映すべき。
*********************************************
とまあこんなところです。
つまり、
安価で太陽光パネルを設置できるようになった。
安価になった分は売電価格を引き下げる。
ということですね。
ちなみに、具体的な売電価格については記載されいません。
インターネットで「平成25年度の売電価格は30円台後半に引き下げる」
という記事を見つけることが出来ますが、
これは経済産業大臣の発言を根拠にしているものです。
中には37円前後など具体的な数値を出しているサイトもあります。
何で読んだのか覚えていないですが、
固定買取制度では「3年間は売電価格を高留まりさせる」という趣旨の
文章を読んだことがあるので、今回の発表には少しビックリしました。
なんとなくですが、売電価格42円で設置するのが一番お得感がありそうです。
私も何とかギリギリ間に合いそうで少し安心しております。
なお、売電価格の引き下げにより、
年間の収支計画にどれくらいの影響を与えるかについては、
後日時間があったらやるつもりです。
(多分他の誰かが詳しくやってくれそうな気がするけど・・・・)
※参考
経済産業省
調達価格等算定委員会配布資料
http://www.meti.go.jp/committee/chotatsu_kakaku/008_haifu.html
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