住宅に纏わるリスク1 | 工学部修士卒の銀行員が建てる一条工務店 i-Smart平屋と住宅に纏わるノウハウ集

工学部修士卒の銀行員が建てる一条工務店 i-Smart平屋と住宅に纏わるノウハウ集

子供が生まれるにあたって自宅を建てることに。
家を建てるにあたってのノウハウ集として綴っていきます。
i-Smartの平屋を建てる予定です。

住宅を新築または購入することによって
様々なリスクを負うことになります。
リスクはヘッジ(回避)できるものはヘッジして、
どうにもならないリスクとは付き合っていくものです。
何をどうしようとリスクの無いライフプランはありえません。
(出来なくはないのでしょうけど、現実味がない)


というわけでこれから数回に分けて

住宅に纏わるリスクとどのように付き合っていくべきかを取り上げていきます。



人生で最大のリスクはズバリ

  離  婚  

です。


少し話がズレますが、
今の日本では3組に1組が離婚すると言われています。
ところでこの数字はどうやって算出されているか知っていますか?

答えはこうです↓

離婚率=離婚件数/婚姻件数


つまり、500組が結婚して1,000組が離婚したとすると、
離婚率200%
というよくわからない状況になります。
どうしてこんな計算方法を用いるのか
わかりませんが、一般的に離婚率というと
婚姻件数と離婚件数の比率のこと指すようです。
私はこの計算方法が嫌いなので、
このブログでは離婚率を下記のように定義します。

離婚率=一年間の離婚件数/夫婦関係のある世帯数
※婚姻関係のない単身世帯や片親世帯を除くため


離婚件数は厚生労働省、世帯数は統計局が公表しています。

そこから離婚率を計算すると

離婚率=251,136/29,993,000=0.00836=0.836%

となります。
更に31歳で結婚して80歳で死ぬと仮定すると

生涯で離婚する確率を算出することができます。


生涯で離婚する確率=0.836%×50年=41.8%
※男性の平均初婚年齢30.5歳を根拠とする
※30歳男性の平均余命50.37年を根拠とする


これは、5組に2組が離婚することを表しています。
つまり3組に1組より離婚する確率(33%)より実際は高いと言えます。

住宅ローンの受付をする際に、

時々連帯債務者扱いで借入をされる方がいらっしゃいますが、

銀行員はあまりこれを進めていません。

連帯債務者扱いにすると、不動産の持分も相応に

分割しなければなりませんが、

離婚となるとこれが原因で更に揉めます。

そういうことを経験的に知っているため、

お客様に提案することもほとんどありません。

節税対策に連帯債務にする前に、

もう一度銀行の担当者に相談して頂けたらと思います。



さて、離婚というのは、地震による倒壊リスクや金利上昇リスクよりも

リスク度合いは高いものだと思っています。
ですからそうならないための家作りが必要です。
家事を減らす仕組みだったり、家族全員が一緒に生活する

仕組みであったり、色々なアイディアがあるはずです。


家族団らんを軽んずべからず。。。



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