小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。
よろしければ自己紹介もご覧ください。
メールによるホームモンテッソーリのお手伝いを始めてから、幼児期に行ったおしごとを娘と一緒に振り返ってみることも増えています。
お返事を書かせていただくに辺り、
「果たしてそのおしごとのどこが面白く、どこを子どもに伝えたいか。」
興味点と言われるポイントを再確認するための時間。
そんな時間を持つことで、改めてモンテッソーリ教育の素晴らしさに触れることが出来ていると感じます。
この日行ったのは、教具の中の王様と呼ばれる『Golden Beads(金ビーズ)のおしごと』。
今まで出会ったどのモンテッソーリアンに聞いても、モンテッソーリ教具の中のNo.1。
だから金色の金ビーズ。
娘が行うおしごとの姿を観察していた母。
まずは1のビーズを10個並べ、10の棒ビーズと同じことを確認。
10の棒ビーズを10本並べると、今度は100のビーズと同じ!!
「見て、重ねてみてもピッタリだよ!」と娘。
そして100のビーズを10枚重ねると、1000の立体のビーズと同じ!!
もうこのピッタリ感が、たまらないようです(笑)。
下記によると、「位」「単位」「図形」を小学生がつまずく3つのポイントなのだとか。
金ビーズを使うと、幼児でも感覚的に「位」が理解できてしまう。
これが、モンテッソーリマジックなのでしょう。
そしてお次…。
目の前にあったのは、1363個のビーズ。
それに相当する「1000」、「300」、「60」、「3」と4枚の数字カードを手に取り。
4枚のカードを左側に合わせて載せた後、カードを右側にスライドすると…。
あら、不思議!4枚のそれぞれのカードから「1363」という数字が生まれました!!
1363の数量と数字が一致!!
娘が大好きだったという金ビーズのおしごとポイントは…
形の違うビーズが10個揃うと別の形のビーズ1個に「ピッタリ」と合う感覚。
どこかマジックかのように数字が出現するこの数字カードのトリック。
提示を行う際、母が最も苦労したのは「強弱をつける」という部分でした。
まだ集中力もない幼児に、しっかりと提示を見てもらうためには、絶対的に必要だったハイライト。
けれども、いつもどこか単調になってしまい、子どもはどこを見ればいいのか、何を見ればいいのか分からない状態。
どこか一つでも盛り上がるポイントがあれば、ちょっと集中力を切らしていても、子どもの心は戻ってくると知ったのは、モンテッソーリ教育を学び始めてかなり時間が経った後でした。
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小4の今になって、我が家にあるこういったオレンジタイプのビーズではなく…
金に光っているこのタイプの金ビーズが欲しいと言い出した娘。
お値段63,800円也ですが…(笑)。
※これじゃ、サンタさんも持ってこないよ^^;
画像は学研の保育用品様よりお借りしています。
我が家はこれからも廉価版ビーズを大事にしていきたいと思います(笑)。