小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。
よろしければ自己紹介もご覧ください。
気付いたら記事も1600を超えていました。
誤字脱字も多く、無駄に長いのが特徴のこのブログ(笑)。
一度記事を上げてしまうと、読み返すことはほぼありません^^;
ただ、幼児期のお子さんをお持ちのお母さん方からメッセージをいただく中で、少しずつ過去の自分の記事を読み返すことがでてきました。
母親10年目となった今、感じることは、当時気付けなかったことがいかに多いか。
本日のタイトル「幼児期に気付けなかったこと」です。
モンテッソーリ教育を取り入れてきた我が家では、娘が2歳半を過ぎた頃から「おしごと」と呼ばれるモンテッソーリの活動を繰り返してきました。このブログで記録に残しているのは多分全体の2~3割ほど。そう思うと、かなりのおしごと量になります。
当時はおしごとは多ければ多い方がいいと信じて疑わなかった母。
逆におしごとをしない日は、罪悪感すら感じたものでした。
娘が集中していないと、「ほら、よく見ててね」と声がけ。
細部を見落としていると、「ほら、ここも見て」と声がけ。
自分からメッセージを発信するばかりで、子どもからのメッセージは受け取ることをしなかった当時。
けれども、今考えると、この集中力と注意力の欠如は
「このおしごとは自分の成長には貢献していないよ」
という娘からのメッセージだったのだと読み取れます。
モンテッソーリの活動は、「子どもの発達に見合った活動か」ということがまず最初に問われます。
見合っていないのなら、活動していないのと同じ。
もしくは、害にしかならなない場合もあるからです。
逆に、子どもからプラスのメッセージが送られ続けている場合もあります。
3歳の頃に何度も楽しんだ「ビーズ落とし」のおしごと。
この記事を読み返すと、
●落とすために用意してあったホワイトビーズはあっという間に終了。
●もっと落としたくて自分でピンクビーズを用意。
●ビーズの混ざり合う音に大喜び。
まさにおしごとへの情熱がひしひしと感じられて、娘自身がプラスのメッセージを送ってくれていることに気付きます。小学生となった今でも、このプラスのメッセージは、時には質問の形であったり、新たなおしごとの追加で合ったり、様々な形で現れる日々。
当時はこのプラスのメッセージもマイナスのメッセージも上手く受け取ることが出来ずに、ただただ受け流してきた母。母親10年目となり、子どもから発信される貴重なメッセージにこそ、大きな鍵があったのだと、やっと気付いた気がします。
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まだまだお喋りも発展途上だった幼児期。
自分の心の内を上手く表現することが出来なかったあの頃。
モンテッソーリのおしごとに限らず、受け取るべきメッセージがいかに多かったか。
気付けなかったことが悔やまれます。
もし、お子さんとのおしごと時間、上手くいかないと感じているなら…。
ぜひ、自分の想いを伝えることよりも、まずはお子さんからのメッセージは何だろうと立ち止まってみてください。
そうすると、また違った景色が見えてくるかもしれません。
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