小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。
よろしければ自己紹介もご覧ください。
早期教育と捉えられがちなモンテッソーリ教育。
もしかすると、こんな側面もあるのかもしれません。
こちらは娘が5歳の時に楽しんだ算数教育のおしごと金ビーズを使った計算。
最初、その事実を知った時は「究極の早期教育」にしか感じられませんでした。
実は、その頃はその事実がモンテッソーリ教育を母から遠ざけたのでした。
「早いうちからそんなことを強いられてかわいそう。」
確かにこの一場面だけを切り取ると、そのように見えてしまうのかもしれません。
けれども、いざこの教育法について学び始めると、モンテッソーリ教育は「早期教育」とは真逆に位置する教育だということに気付き始めます。
発達段階よりも先のことをやらせることが早期教育だとしたら、発達段階に見合った活動を行うのがモンテッソーリ教育。
発達段階を無視して親のやりたいことばかりをさせてしまったら、その時点でモンテッソーリ教育ではなくなってしまいます。
幼児でも4桁の計算!?
「じゃあ、なぜ4桁なの?」
そんな疑問が湧いてきた当時。
実際、幼児期の娘がこの4桁の計算と関わる様子を見て、初めてその理由が分かりました。
五感を使って数を体験していくこの時期。
金ビーズを使った4桁の計算は、視覚的にも触覚的にも、とにかくインパクトのある体験ができるからです。
3歳の頃、週1でお世話になっていた子どもの家で初めて紹介された「1000」の金ビーズ。
その重さに驚きを隠せなかった様子の娘。
「1000」の価値を身体で体感
あの日以来、娘にとって「1000」はとてつもなく大きく、重い数字で、スーパーに買い物に出かけても、1000円の物が売っている時には、「ひぇぇ~~~~!!そんなにお金がたくさん要るの?」と、金ビーズを体験していたからこそ、この数字の価値を身体で知っていました。
幼児期、周りのお友達がワーク類で10問以上問題を解いている中、娘がやっているモンテッソーリの金ビーズのおしごとは多くて3問。よくよく考えると、4桁の足し算って小さな足し算を複数回やってること。「量より質」を意識してきたものの、案外練習量もそれなりにあったのかもしれません。
こんな重い金ビーズを、よいしょ、よいしょと運ぶことだけで、どこか自分が力持ちになったかのような感覚を覚えた幼児期。
そんなことも、自己肯定感に上手く繋がっていたのでしょう。
◇◇
初めてモンテッソーリ教育を知った時、早期教育色が強い気がして、一度はそのまま素通りした母。
でも、娘のイヤイヤ期に再び出会うことに。
腰を据えて学んでみると、いかに自分が誤った解釈をしていたかということに気付かされます。
「あまりにも多くの人がモンテッソーリ教育を誤解していることは本当に悲しいこと。でも、人は自らが集めた知識で自己選択を繰り返していくもの。本当にモンテッソーリ教育に出会うべくして出会った人は、きっとこの教育法を知ろうと努力した人。」
モンテッソーリガイドの恩師の言葉。
あの時、誤った知識のままだったら、きっと選択肢にはなかったであろうこの教育法。
モンテッソーリ教育を我が家に運んできてくれた、我の強かったLittle Yuzyに感謝感謝です♡
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