1000は重い!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

仕事から帰宅すると、娘がこんなものを持ってきました。

photo:01


「ママ、きょうは、こんなおしごとやったんだよ。」

実母は「何これ?」とまったく分からない様子でしたが、母にはよく分かりました(笑)。

正解はこちら。
「金ビーズ」と呼ばれる、算数の教具です。
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金のビーズが10個集まった、10の棒。

Montessori Golden Bead Ten Bars Set of 45
Montessori Golden Bead Ten Bars Set of 45

10の棒が10本集まった100の平面。

Montessori Golden Bead Hundred Squares Set of 10
Montessori Golden Bead Hundred Squares Set of 10

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この日の子どもの家では、金ビーズを使って数を体験したようです。

「ママ、1はね、かるいでしょ。」

Montessori Golden Bead Units Set of 100
Montessori Golden Bead Units Set of 100

「でも、1000はね、とてもおもいんだよ。」

100の平面が10個合わさると、1000の立方体。

Montessori Golden Bead Thousand Cube
Montessori Golden Bead Thousand Cube

「1」も「1000」も子どもにとってはただの記号。
「1」が小さくて、「1000」が大きいなんて、数字を見ても、子どもは分かりません。
もちろん口頭で数詞を告げても、分からないまま。

けれども、具体物を使うと、しっかりと分かります。
モンテッソーリの算数教育では、金ビーズを目の前で子どもに見せることにより、数を体感させていきます。

「1000が重い」なんて、実際体感してみないと、そういった感覚すら持たないですよね。

そして面白いのは、具体物は形も変わるという点。
10は棒、100は平面、1000は立方体。

なかなか、こんな切り口で「数」を捉えたことのなかった母にとって、モンテッソーリ教育の算数が非常に面白いと感じるのはこういうところなのかもしれません。

まだお金の価値は分からない娘。
でも、「1000はおもいんだよ~」が口癖になっているのを見ると、1,000円がどれほど高価であるかを感じ取れる日が来るのは、そう遠くないかもしれません^^;

魅力的すぎるモンテッソーリの算数教育。
じっくり、ゆっくり、着実に学んでいきたいと思います。

姉妹ブログ「Yuzyな日々~今日も楽しく親子英語~」細々と更新中^^;

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