モンテッソーリ・算数教育「両替あそび」 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

数ヶ月前の写真になりますが、記録をしていなかったので、記事にしておきたいと思います。最近我が家でよく見られるのはこんな光景(笑)。大量の金ビーズやら数字カードやらをところ狭しと並べています。モンテッソーリ園のような開放感溢れるスペースではなくても、子どもは案外スルッと自分の動線を確保してしまうのが素晴らしい^^;こうして教具と真剣に関わり合う瞬間は、いつ見ても美しいと感じてしまいます。
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娘が行なっているのは、こちら。「両替あそび」と呼ばれる算数教育のおしごとです。トレーに載っているのは、1の金ビーズ、10の棒状の金ビーズ、100の金ビーズ、1000の立体の金ビーズの数々。
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ここにある1の金ビーズは14個。1つずつ並べ、10になったらストップです。なぜなら、ここで銀行に両替に行かなければならないから(笑)。
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本来はグループ提示で行なうものですが、我が家では母娘の2人のため、ここは一人何役もこなします(笑)。そして、自分で両替にいき、自分で銀行のお姉さんに扮する娘^^;きちんと、1の金ビーズが10個あることを確認して、10の棒状の金ビーズ1本と交換します。
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1の金ビーズ10個を両替したので、残りの1の金ビーズは4つ。並べた4つの金ビーズに対応する数字カードを選びます。
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お次は10の金ビーズが登場。1の金ビーズ同様、10本になったらストップ!10の金ビーズ10本と100の金ビーズ1枚の交換へとまた銀行に出向きます。
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ここで、残った10の金ビーズは5本。なので、50の数字カードもセットします。
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徐々に扱う金ビーズの数も増え、5歳児の顔つきも真剣になってきました^^;100の金ビーズ10枚と1000の金ビーズ1つを交換しています。
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ついにすべての交換が終わり、いくつの金ビーズが手元にあったのか判明!!
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ここは娘の大好きな部分。モンテッソーリ用語で言うところの興味の中心点は、こうして数字を重ね合わせていくところ。最初に「2000・400・50.4」という量を具体物と数字の両方で確認しているため、「2454」という読み方も間違えることがありません。
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今まで十進法のところで親しんだ金ビーズが、こんな職業体験となって活動できてしまうこのおしごとは、モンテッソーリ園でも大の人気のおしごとだといいます。数字が10集まると大きな変化が起きることを、視角で捉え、触覚で捉え、そして体を動かし銀行まで行き(笑)・・・と、体全体で体感できた時間でした。加減乗除の準備段階として位置づけされている今回の活動。もちろん、子どもにはそんな目的があることは知る由もありませんが、環境にあるものを頭と手と体、そして心を一体化させながらビーズと向かう姿は、どこか神聖で、我が子が我が子ではないような感覚を覚えます^^

けれども、紙と鉛筆を使った計算にも大きな憧れを抱いている娘♡
そんな抽象の段階へと辿り着くまでは、壮大でちょっぴり贅沢な算数教育をゆっくりと楽しみたいと思います。.:*・゚

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