Driving a car is fun.

To drive a car is fun.

 

どちらも、車を運転することは楽しい、の意味になるが、どう違うのだろう。

それほどニュアンスには大きな違いはないけど、動名詞のほうがより名詞にちかい。名詞になりかけている、って感じだ。だから、車の運転は、みたいなより名詞に近いニュアンスになる。それに対して、To driveの方は、車を運転すること、みたいにまだ動詞の色彩が色濃く残っているものを、強引に、~すること、と名詞に直している感じだ。動名詞句も名詞の働きなので主語に来ることができる。動名詞句の範囲をきちんと見分けることが必要だ。もともとは動詞だったわけだから場合によっては目的語がついていたり、様々な副詞や同等の働きをする前置詞句がぶら下がっている場合が多い。

 

Driving in the country on a fine spring day is more plesant than anything.

 

動名詞句がどこまでなのか。

Driving [in the country 田舎の中で][on a fine spring day 晴れた春の日に]

までが動名詞句でその次に is という動詞が来ているので動名詞句が主語になっていることがわかる。 A is B だから[~すること]はイコール more plesantだといっている。より楽しい。[than anything] だから副詞の働きでplesantにかかっている。何ものよりもより楽しい。

 

田舎を晴れた春の日にドライブするのは何事にもまして楽しい。

 

実際の英文により近い形の例文で、動名詞句の範囲がちゃんと見えるか試してみよう。

 

Running errands, helping with the dishes and beds, cleaning the yard, cutting the grass, helping neighbors are all ways of performing useful services.

 

 

~ingの句がカンマで区切られていくつも並んでいる。辿っていくとやっとareという動詞が見つかる。

 

Running errands 使い走りすること

helping with the dishes and beds 皿洗いやベッドの支度を手伝うこと help with の手伝いをする

cleaning the yard 庭を掃除すること

cutting the grass  草を刈ること

helping neighbors  隣人の手助けをすること

までが主語でそれらがイコール すべての方法だ、といっている。svcだ。

ways にof performing useful servicesという前置詞句が修飾でついている。ただしA of B は同格を表す場合もある。Aと同じ内容をより詳しくBで言ってる場合が同格と言われるものだ。ways 方法、すなわち、役立つ奉仕を行うという、という意味を述べている。ざっくりと日本語に直せば、役立つ奉仕を行う方法、でよい。

 

使い走りをしたり、皿洗いやベッドの支度を手伝ったり、庭の掃除をしたり、草を刈ったり、隣人を手助けすることは、全て役立つ奉仕を行う方法である。

 

さて、いきなり ~ing で始まる文がすべて動名詞とは限らない。~ingで始まるものにはもう一つある。分詞構文だ。見分け方は[V-ing ~]の次がどうなっているかだ。

[V-ing ~] 動詞~、動詞が来ていたら動名詞で主語になっているということになるし、

[V-ing ~], 主語+動詞~ という形だったらこれは分詞構文で[V-ing ~]は名詞ではなく原因や理由その他を表す副詞句として意味を取る、ということになる。まだはっきりわからない人は前にやった分詞構文のところを何回も読んで理解しておこう。

 

Feeling the house shake, I jumped out of bed.

 

これは[Feeling the house shake]の次にカンマが付いていてIという主語が出てくるので[]は主語にはならず、分詞構文の副詞句なので、意味を考えると、なので as、とか、時 whenという意味になる。

 

= As I felt the house shake, I jumped out of bed.

 

家が揺れるのを感じたので、私はベッドから飛び出した。

 

次にやや特殊なものを上げておこう。itという形式主語をおいて後ろの方にitの内容を示す本当の主語が来ている場合でそれが動名詞になっているものだ。

 

It is no use trying to persuade him.

 

no use=of  no use 役に立たない、無駄だ persuade 説得する

 

It=no use  itの内容がtrying to persuade him、つまり彼を説得しようとすること。

 

彼を説得しようとしたって無駄である。

 

また動名詞の前に動作の主体となる名詞が付く場合がある。

 

It is no use your trying to deny the fact.

 

tryingの動作の主体がyourという所有格の代名詞がついている。try to V ~はvしようと試みる、だから、

あなたがその事実を拒否しようとしても無駄である。

 

もう一つ。

It is no good politicians talking like that.

 

politicians 政治家

It is no goodはno useとほぼ同じ意味だ。

 

It is no use

It is no good

これらは後ろに動名詞を取る。to不定詞ではなくて動名詞をとる特別な構文として知っておく。そして動名詞の前に動作の主体の名詞が付く場合がある。代名詞なら所有格がよく使われるが、普通の名詞の場合はそのまま前につける。

 

talking like that.そのように言うこと、の動作の主体がpoliticiansだということなので、

政治家がそのようなことをいうのはむだなことだ。

もう少し日本語らしくいえば

政治家がそんなことを言っても何にもならない。

 

よく出てくる英語のことわざに

 

It's no use crying over spilt milk.

 

というのがあるので覚えておこう。

spilt milkはこぼれたミルクという意味。

だからこぼれたミルクを泣き叫んでもむだだ。

という意味になるが、日本語のことわざでは、なんていう?

 

覆水盆に返らず

ってことわざだ。

 

一度起きことは元に戻すことができないことを意味する諺です。

 

 

to不定詞句の名詞用法が主語に来ることがある。同じように動名詞句も来る。to不定詞句と動名詞句とでは何が違うのか、というとおそらく教えてもらったことがない人がほとんどだろう。動名詞のほうがより名詞に近い感じがする。to不定詞の場合はまだ動作のイメージが強く残っていて~すること、というふうにちょっと動詞の方に角張っている、って感じだ。では例文をみていこう。

 

To work for his existence was all he could do in twenty-four hours of each day.

 

existence 生存 for one's existence  生きるために

 

生きるために働くことは が主語になっている。次のall he could doだがしっかり訳すことが必要だ。he could doのdoの目的語がない。どこにあるかというとallだ。つまりall that he could doの関係代名詞thatが省略された形になっている。関係代名詞節は形容詞の働きで前のallという名詞を修飾している。すべてのこと、どんな? 彼ができる、だから彼ができるすべてのこと、という意味になる。

 

生きるために働くことは毎日の24時間で彼ができる精一杯のことだった。

 

To be a little deaf and be the only one who knows how deaf you are has its advantage.

 

deaf 耳が遠い advantage 利点

 

andがあるので並んでいるということに注意する。

つまり To be a little deafであり

            To be the only one であること

更にthe only oneにはwhoが続いているので関係代名詞節が修飾している、knowの次は目的語が来ているがhow いかに~であるかということ という疑問詞の名詞節が目的語としてきている。the only one つまりhow以下のことを知っている how 以下はあなたがどんなに耳が遠いかということ

まとめると

 

少し耳が遠くて自分の耳がどんなに遠いかということを知っている唯一の人間はそれなりに利点を持っている。

 

To blame without pointing the way to improvement helps nobody.

 

blame 責める point 指摘する improvement 改善

責めること withoutだから、~なしに 道、方法を指摘することなしに to improvementだから改善への 改善ヘの道を指摘することなしに

改善の道を指摘しないで責めることは誰をも助けない。

より日本語らしく整えると

改善の道を示さずにただ責めても誰の役にも立たない。

 

to不定詞句が先頭に来ていてもその次がどうなっているかを見ないと主語かどうか確定しない。[to不定詞句] SVXXというふうに別に名詞が来ていてその次に動詞が来ていたら[to不定詞句]は主語ではないということだ。

 

To show radium to the doubtful, they labored for three years.

 

radium ラジウム doubtful 疑わしい the + 形容詞で疑っている人々 labor 労働する 疑っている人たちにラジウムを見せること、と見ていったらtheyという主語があったので疑っている人たちにラジウムを見せるは名詞ではない。副詞節でためにという意味になる。よって

 

疑っている人たちにラジウムを見せるために彼等は3年間働いた。

 

[to不定詞句]が主語であるためには[to不定詞句]の次に動詞が来ていないとならない。

どこからどこまでが[to不定詞句]なのかきちんと見分けないとならない。

to 動詞 なので動詞は目的語を取ったり副詞を取ったりするのでどこまでがTo不定詞の範囲なのか見極めてその次に動詞があるか、別の主語があるか、をみて判断することが必要だ。

 

To get the bottom of the things, to find out what makes the machine go, are ambitions whothy  not only of the child but of the man.

 

bottom 底 get the bottom of  の真理を極める find out 理解する ambition 野心 machine 機械 whothy of  にふさわしい  not only A but B AのみならずBもまた

what makes the machine go  何が機械を動かしているか

to不定詞句がカンマで2つ並んでいて、areという動詞があるので主語の働きをする。

whothy of A  Aにふさわしい、にnot only A but Bが割り込んでいて

whothy not only of A but of B  AにふさわしいのみならずBにとってもふさわしい

 

物事の真理を極めることと機械がどう動いているのかを理解することは、子供のみならず大人にとってもふさわしい野望である。

 

 

 

The rich  と言うと金持ちの人々、という意味になる。普通The + 形容詞で~な人々という意味になる。もう一つあって抽象概念を表すこともできる。例えばThe beautifulと言うと美女たちという意味の他に「美」という抽象概念を表す場合もある。どちらの意味でいっているのかは文脈で判断するしかない。

 

それからもう一つ、形容詞ということは形容詞だけではなく同等の働きをするものが来ることができる。具体的に言うと現在分詞とか過去分詞だ。The woundedというとwounded peopleの意味で負傷者ということになる。The dyingなら死にかけている人たちという意味になる。

 

まとめるとThe + 形容詞、The + V-ing、The + P.P. と言う形が来ていたらThe + 形容詞だなと思って、形容詞な人々、と意味をとればいいということだ。特にThe + V-ing、The + P.P.はなれてないと、ぎょっとするかもしれない。

 

The timid and hesitating find everything impossible, chiefly because it seems so.

 

timid 臆病な、形容詞 hesitating  hisitate ためらう、の現在分詞形

 

臆病でためらいがちな人々は、主に不可能に思えるというだけで、すべての物事が不可能だと思ってしまう。

 

主語になるものは名詞である。名詞の働きをするものすべてが主語になることができる。じぁあ、どんなものがあるのか、みていこう。

まず普通の名詞、代名詞、the+形容詞、to V ~(to不定詞)、Ving (動名詞)、名詞節、名詞句とざっとこのぐらいある。

 

S=名詞(Noun)

 

Endurance enable him to win the race.    endurance 忍耐 endure 耐える enable O to V ~ OがVすることを可能にする。

 

彼とレースに勝つの関係はsv関係がある。勝つ、の動作の主体は彼だからだ。

ということは文型はSVOCである。 Cにto不定詞句が来ている。

直訳すれば 忍耐が彼がレースに勝つことを可能にした。ということになる。

しかし、これは日本語としておかしい言い方である。普通この内容を日本語ではどういうかを考えてみてほしい。日本人ならわかるはずだ。要するに彼は勝つことが出来たんだ、ということを言っている。なんでか、というと忍耐のお陰で、ということだ。これを普通にいえば、忍耐したおかげで彼はレースに勝てた。ぐらいの言い方になるだろう。このことをもう少し詳しく英語と日本語の特性として考えてみよう。英語の文では主語が人ではなく忍耐という抽象的な名詞になっている。それを日本語に訳したらどうなったか。忍耐のお陰で、という風にいわば原因や理由を表す副詞のように訳している。これは英語ではものや抽象概念が主語になることがあって、よく物主構文とか言ったりするが、要するにそういう場合はその主語を副詞句のように訳せば自然な日本語になることが多いのだ。これは覚えておいた方がいい。前に一度だしたstopの文例があったけどそれも同じだ。主語を副詞的に訳して人を中心にして訳すと割りと日本語らしい訳ができるということだ。

 

もう一つどう訳すか考えてみよう。

 

A visit to an art gallery will enable you to see a lot of wonderful pictures.

 

そのまま直訳すれば、

美術館への訪問があなたをたくさんの素晴らしい絵を見ることを可能にするだろう。

さて、これを普通の日本語に訳すには、なんて言ったらいいのか。

主語の部分を副詞的に訳す、原因とか理由とか、色々あるけど、何を言っているのかをかんがえると、要するに美術館に行ったらいい絵をたくさん見れるよ、ということを言っているわけだから、

 

美術館に行けば、素晴らしい絵画がたくさん見れるだろう。

 

ぐらいの訳になる。ここで注意してよく観察してもらいたいのだが、visit訪問という名詞を、訪問すれば、と動詞のように動作を表すように訳していることだ。これも長い名詞句を訳す時の訳し方として覚えておいてもらいたい。名詞というのは動作が圧縮されて名詞になっている。それを日本語で理解したり訳すには、一度名詞になっている動作を動詞のように動作がわかるように頭の中でイメージしてみるということなのだ。

 

ちょっとくどいかもしれないけど、とても大切なところだ。もっとこういう考え方に慣れておこう。

 

The sight of her happiness gives me pleasure.

 

彼女の幸せの光景が  私に 喜びを 与える。

 

彼女の幸せの光景が、をどう訳すか、だ。 光景と名詞に凝縮されているところを動作としてほぐしてみる。光景の動作とは、見ること、である。彼女の幸せ、と見ることの関係はどうなっているのか、というと、目的語の関係になっている。つまり、彼女の幸せを見ること、という関係になっている。それらをまとめるとどう訳したらいい?

彼女の幸せそうな様子を見ると私はうれしくなる。

 

ぐらいの日本語が妥当だろう。

 

The news of his failure drove him mad.    drive 駆り立てる failure 失敗

 

彼の失敗の知らせが 彼を 気が狂う状態に 駆り立てた。

 

知らせ、は聞くという動作が隠れている。知らせって聞くものだからだ。

すると、知らせを聞いて、という感じになる。失敗という名詞も失敗する、という動作が名詞に圧縮されたもの。それらをほぐして訳すと

 

失敗したという知らせを聞いて、彼は発狂した。

 

The sight of those pictures only made him miserable.

 

それらの絵の光景は 彼を みじめに させただけだった。

 

これも同じように、光景だから見ることと動作をイメージして副詞的に訳す、onlyがついていることから、その意味を加味するように訳せば、

 

それらの絵を見ても、彼は惨めになるだけだった。

 

長い名詞句の中には動作や動作の主体、動作の目的語が圧縮されているようなものがある。それを理解するには名詞として圧縮されているものを一度動作にほぐしてイメージしてみるということが必要になる。とりあえず今日はここまで。もう一度名詞句のほぐし方については後で取り上げてみよう。

 

 

急がば回れということもある。SVXXのXXの扱い方を丁寧にやっておいたほうがいい。英語の考え方がわかるようになるからだ。

Xは名詞だとするとSVX1X2とするとX1=X2ならSVOCだしX1がX2とイコールでないならSVOOと言うことだ。なおCになるのは名詞ばかりではない。形容詞の働きをするもの全部取りうる。Oになるものは名詞と名詞の働きをするものすべてだ。

とりあえずX1がX2とイコールでないならSVOOからみていく。しっかり頭の中でイコールじゃないなとおもってほしい。

Please get me some bread.

He found me a good job.

His father left him a large fortune.  大きな財産

I envy you your intelligence. 知能

they denied us our rights. 私達に対して私達の権利を拒絶する

We forgave him his negligence. 彼に対して彼の怠慢を許した→彼の怠慢を許した

That will save me a hundred yen. 私に100円を節約→私は100円助かる

It may cost you your life  あなたに命を犠牲にする→あなたの命を奪いかねないす

 

 

 X1=X2でSVOCになっている例文

Each girl kept her love a secret.  (her love = a secret)

Don't leave the door open. (the door=open, openは形容詞)

She found him dead. (him=dead, deadは形容詞)

The medicine made me very sleepy. (me=very sleepy)

Everyone considers Shakespeare a great poet. (Shakespeare=a great poet)

They elected him president. (him=president)

What do you call this flower? (what=this flower )

We named the dog Snoopy. (the dof=Snoopy)

We think it better not to try. (it=better, itの内容はnot to try を指してる)

私はそれをより良いと考える。それって何かというと試みないこと

→私はやらないほうがいいと思う。

we belive him innocent. (him=innocent,無罪)

I feel it my duty to tell the truth. (it=my duty,私の義務、itの内容はto tell the truth,真実を話すこと)私は真実を話すことが私の義務だと感じている。

Most people supposed him guilty. (suppose 思う him=guilty,有罪)

Ken painted his house pink. (his house=pink)

Mother cut my hair too short. (my hair=too short)

I like my egg raw. (my egg=raw,生)

He shouted himself hoarse. (himself=hoarse,声を枯らす)

 

頭の中でしっかり=が浮かぶように何回か丁寧に読んでもらいたい、これが基本なのだ。実際の英文では、OやCがそんなに短くなくてずいぶん長くなっていたり、途中に修飾語がバンバンついて、SVOCの形がなかなかつかめなくなっている。

 

実際の英文を上げてみる。

Before I had a television set I found the broadcasts of news,through sound only, quite satisfactory. I don't ,today, find the announcer's face, whether that of a pretty young woman or that of a well-known sportsman, a help to better understanding.

 

まず単語の意味が取れないとなかなか意味がとれない。 broadcasts放送、quite satisfactory全く満足のいく

 

find foundが出てきたらSVOCになっているかもと思ってCを探さないといけない。文の骨格が見えないといい加減な訳になってしまうが、いい加減では力はつかない。100%英文が見えなくてはだめなのだ。修飾語句もいっぱいついているのでなかなか文の骨格が見えづらくなっている。修飾語句を全部[  ]にいれて見ると

 

[Before I had a television set] I found the broadcasts of news,[through sound only,] quite satisfactory. I don't ,today, find the announcer's face, [whether that of a pretty young woman or that of a well-known sportsman,] a help [to better understanding].

 

つまりthe broadcasts of news=quite satisfactory

とthe announcer's face=a help

であると私は思っている、ってことが理解できればあとは修飾語をちょっとつければいいわけだ。なれてないと難しいと感じるかもしれない。なれてきたら簡単な思えてくるはずだ。

一応日本語訳を上げておく。

 

「私はテレビを持つ前は、音を通してだけではあるが、全く満足の行くものだと思っていた。今日でさえ、私はアナウンサーの顔が、美しい若い婦人の顔であろうが、有名なスポーツマンの顔であろうが、よりよい理解の助けになるとはおもっていない。」

 

難しさの原因はまず単語がわからないこと、修飾語句がいっぱいついていて文の構造が見えないこと、にある。文の主要素がやたら長ったらしくなっているものをちゃんとOはこれ、Cはこれと識別しないといけない。これは練習を積まないとなかなか出来ない、実際の英文にぶつかって練習をたくさんすることが必要だが、その前にちゃんと文型の考え方の基本を頭に入れておくことが肝心だ。それなくしていくら練習を積んでも漠然と意味を取っている限りは上達しないということだ。100%英文が見えるようにしないといけませんよということなのだ。モヤモヤよりはクリアのほうがスッキリするはずだ。そうするにはとりあえず英文法の知識を一揃え持ってないと歯が立ちません。英文法の知識とは何も文法問題で出される細かい知識ではありません。読解を進めていく原動力になるものです。主語には何が来るのか、目的語には、補語には、特徴のある文型ってどんなものがあるか、とかですね。それをこれから一つ一つ展開していきましょう。一通り読解のための英文法をやりおえたあとで実際の英文問題にあたってみるといいでしょう。読解が行き詰まったら戻ってもう一度知識を確認してみるといったことができるようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ英語がわからなくなるのか、覚えることが多すぎて面倒くさいということもあってもう見るのも嫌だとタダをこねてる人もいるかもしれないけど、大学にいきたいなら英語は必須科目でほとんど英語の出来で合否は決まってるようなものなのだ。とにかくやるしかないだろう。そのうえでわからなくなる根本は文型を識別するセンサーがしっかり出来ていないということだと思う。簡単にいえば補語に敏感に反応しているかどうかだ。

He saw the teacher.

He became a teacher.

もうここでセンサーが働いてないとあかん、ってことだ。センサーって何かというと=であるかどうかを判定する感覚と言うことだ。=の関係が成り立つならばSVCの文であり、=でないならSVOになっているということだ。はっきりと頭の中に=を思い浮かべるように日頃から訓練しておくことが大事だ。彼はその先生をみた、は彼はイコール先生ではない。下の文は彼イコール先生だ。イコールが頭の中にしっかり浮かぶかどうか、だ。漠然と文を見ているだけではだめだということだ。ちゃんとセンサーが動いてないとだめよ、ってことだ。そのセンサーはとSVXXのXXの判別の際にも大いに使われる。めちゃくちゃ働いているのだ。XXの関係はどうなっているのか、と言うことだ。XXの間に文の関係(s=cまたはsv)が含まれていたら、それはOCだし全然含まれていないとするとそれはOOになっているということだ。

 

このセンサーがしっかり内蔵できているかどうかが本当は一番大事で英語の全ての根本にあるものだと思う。これさえしっかりしていれば英語ははっきりと見えるようになるのだ。あとは細かい知識を積み重ねていけばいいだけだ。はっきりと英文が見えるようになると細かい知識も加速度的に覚えられるようになる。

 

人間の能力は無限の力を秘めている。脳細胞は3%しか使っていないんだから、無限に覚えられるんだと自分に暗示をかけていけばいい。実際そうでもしないと途中で嫌になってしまう。なんとか自分に暗示をかけてやらせるしかない。自分をコントロールすること、しかもいい方向に上手に向かわせることだ。

 

そのためにはどうしたらいいか。

まずしきい値を下げることだ。とっつきやすい環境を整える。

しつこく繰り返してねばること。

例えば単語集一つ覚えるにしたって10個ずつ完璧に覚えていくのではなく一ヶ月で一冊全てに目を通すペースでやっていく。覚えても覚えなくても気にしない。

一ヶ月で全部目を通す。それを12ヶ月やるということだ。

大雑把に全体像を捉えて徐々に精度を上げていく方法が正しいし、これが効果的な勉強方法なのだ。

 

問題集6冊分、一冊でも一年かけても終わらせられないのに6冊だなんてとても無理と普通の人は思ってしまうが、僕は逆に思っている。1冊だからろくに終わらせられないのだと。6冊ならばかえって終わらせられるのだと。これは問題集の扱い方捉え方の違いだと思う。問題集とは実力を試すためのものではないという考え方が根底にあるのだ。じゃ、何なのか。それはどこが出るのか、情報を集めるためのもの、という考え方なのだ。何が問われているのか、それは問題集で情報を集めるのが一番手っ取り早いということだ。情報を集めるのが目的なので何が問われているのか、整理していけばいい。後日問題を見て問われているポイントが分かるかどうかちょっと考えてみる。思い出せなかったら整理したポイントをみて、ああそうだったと思えばいい。思い出せなかったところは印をつけておいてまた後日試してみるといい。そうやって徹底的に潰していくということだ。

 

 

 

 

 

 

受験で気張っているときは覚えていますが、終わったら秒速で忘れてしまう、自動詞と他動詞の区別。よく中堅クラスの入試に文法問題でよく出題されます。なぜ覚えておかないといけないかというと他動詞は目的語を取りますが、自動詞は直生目的語は取らず前置詞がつくんですね。go to schoolみたいに。中学のときになぜtoがつくのかわからなかったけど、そういうもんだと覚えなさいと言われてました。goは自動詞だから目的語はいらないんです。ただ補語を取ることはあります。go badとかいうやつ出る。ものが腐るなんてときによく使います。このbadは形容詞で補語の働きをしていますね。

 

前回やった自動詞のlieと他動詞のlayですが、目的語を取っていたら他動詞なんです。

 

ちょっと考えてみてください。

I've often [      ] on the grass.

My hens have [     ] ten eggs per  week all this winter.

 

こういうのはすぐ出てくるようでないといけません。

下の文はten eggsという目的語がありますね。ですから他動詞のlayでhaveがありますから過去分詞形になります。lay-laid-laid-layingですからlaidが入ります。上は目的語がありませんので自動詞、lie-lay-lain-lyingですからlainが入ります。

これだけでももうしっかり覚えましょう。そうすると自信がついて他のも覚えやすくなりますよ。

 

よく似た自動詞・他動詞の区別があるものに

rise/raise    上がる/~を上げる

sit/seat       座る/座らせる

があります。これも自動詞のほうが強い響きですね。他動詞は弱い響きです。

他動詞は目的語を取ります。座わりなさいというときは

Sit down,please.

Be seated,please.

Seat yourself,please.

などといいます。他動詞は受動態にすると目的語消えますからbe seatedでいけます。目的語を取るときは自分自身を座らせるということでyourselfを目的語に取れば可能です。

 

以下日本語につられてつい前置詞をつけがちだけど実は他動詞で前置詞がいらない動詞類

 

attend Oxford University(オックスフォード大学に通う)

mention his failure(彼の失敗について話す)

enter her room(彼女の部屋に入る)

leave New York (NYから出発する)

reach Boston (ボストンに到着する)

resemble his mother (彼の母ににている)

marry Tom (トムと結婚する)

discuss this problem (この問題について議論する)

話し合うという意味でtalkだと自動詞なので前置詞がつき、talk about this problem

になります。

何回か発音して読んで覚えたらいいと思います。

これらの動詞は他動詞で目的語をちょくで取るってことですね。日本語につられて前置詞をつけてはいけない動詞として記憶しておきましょう。

 

他動詞が出たので次は自動詞、自動詞+前置詞で言わないとだめな動詞です。

とりあえずこのぐらいは記憶しておかないとだめなやつです。

apologize to A for B (BのことでAに謝罪する)

add to ~ (~を増す)(=increase)

add A to B (AをBに加える)

search for (を探し求める) 

search A for B  (Bを求めてAを探す)

reply to (に答える)(= answer~)

wait for (を待つ)

wait on (に使える)

insist on (を主張する)

explain A to B (AをBに説明する)

account for (の理由を説明する)

take after (とにている)(=resemble~)

 

前置詞ではないが副詞を取って意味を持つ動詞がある

set out  (出発する 自動詞)=start

go up  (上がる 自動詞)= rise

look up to ~  (~を尊敬する 他動詞) =respect ~ 

look down on  ~(~を軽蔑する 他動詞)=despise ~

put up with ~ (~を我慢する 他動詞)=tolerate ~

 

どうやって覚えるか。

発音して語調で覚える。あとは問題集にあたって実際問題を解きながら覚えていけば割りと記憶に残るはずだ。僕は調布で高校生の英語を教えていたことがあったので問題集は6冊ぐらい徹底的に生徒たちにやらせた。B4版の西洋紙に動名詞なら動名詞の問題を6冊分ぐらい印刷して何が問われているのかをそのポイントを書き出していかせた。だいたいポイントは50から60ぐらいあるので問題集から整理させた。これが一番いい方法だ。問題から何が問われているのかポイントを見抜く、ということだ。それが記憶に一番残る。そのプリントを英文法集中講義といっていた。実際の問題に当たらせる。単語もその中で覚えていけばいい。高3の夏期講習に女の子が出ていて単語弱いなと思ったら高2だった。その子のちに理三に受かったらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

.

 

 

SVCになる動詞の代表格はbe動詞だけど、同じイコールだけどちょっと意味を添える動詞が意外にいっぱいある。今日はそれらをつらつらと上げていこう。例文で確かめながら=を頭に思い浮かべつつ意味をとってみよう。

 

SはイコールCになる系 Cになるという意味

 

The tree grew bigger.     (木=より大きい) その木はより大きくなった。

He became poor.

It was getting dark.

She grew faint. (faint ほのか 形容詞)

The milk turned sour. (sour=酸っぱい)

Their attempt proved successful. (prove=判明する)

The news of her marriage turned out false.  (彼女の結婚の知らせは嘘だとわかった prove=turn out)

He has gone blind.

Things will come right.

She fell unconscious. (fallの過去fell 落ちる unconcious 意識のない)

She has run short of money. (runはなるという意味 short 不足)

This book will make a nice present. (この本=a nice presentなのでmakeはなるという意味になる)

 

Cのまま残る、Cのままで系

 

She remained unmarried all her life. (彼女は一生独身のままだった)

The baby kept awake.  (ずっと目を開けていた)

The weather will stay fine for a few days. (好天が続く)

Food prices stood higher than ever.  (前よりも高いところに止まっている→高くなった。)

All of them remained speechless. (彼等はみんな黙ったままだった。)

 

~に見える、思える、聞こえる、味がする、匂いがする系

 

Those peaches look ripe. (それらの桃は熟しているようだ。)

You look pale.  (you=pale  paleは青白い  あなたは顔色が悪くみえる)

She looks a lot like you.  (彼女=like you    彼女はずいぶんあなたに似て見える)

It seems warm outside.  (外は暖かそうだ。)

The house appeared deserted.  (deserted 寂れた その家は空き家らしかった)

The story sounds absurd to me.  (absurd 馬鹿げた その話は私には馬鹿げてるように思える)

This cloth feels rough.  (rough あらっぽい この布は手触りがザラザラする)

I feel sorry for her.  (彼女が気の毒に思える)

This cake tastes very nice.  (このケーキはとてもいい味がする)

The flower smells sweet.  (この花はいい香りがする)

 

どうだろうか。意外に沢山あるし多分英文の中によく出てくるはずだ。

これらの文をしっかりS=Cというイメージを浮かべられるだろうか。runという動詞が走るだけではなく場合によっては「~になる」というsvcの文になったりする。

 

 

一応最後にSVCになる動詞をまとめておこう。

 

「~になる」

become,get,grow,turn,prove,go,fall,run, make

 

「~のままである」

keep,remain,stand,stay

 

「~に見える、思える、聞こえる」

look,appear,seem,sound

 

「~の感じ(味、匂い)がする、」

feel,taste,smell

 

 

こういう動詞を覚えておくとかなり視野が広くなるはずだ。

一応分かっているものとして言わなかったけど。Cになるものは名詞か形容詞だ。副詞はCにはなれない。4択問題とかでよく出る問題だ。形容詞か副詞かを選ばせる問題。

文型を考えてSVCだったら形容詞を選ばなければならない。

 

最後にこの文を訳してみて今日のお話は終わりだ。訳せるようになったかな。

 

He was born poor, lived poor, and poor he died.

 

まるで僕のことを言ってるみたいだな。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

今までの上げた英文の中にlayという動詞が2回ほど出ていたけど、意味がわかってたかな。過去形のlayだったけど、おわかりでしたか。ほとんどの人がしっかりと覚えていない動詞の活用形、おそらくナンバーワンでしょうね、今日はこれをしっかり覚えようということです。

 

なぜ混乱するかというと

lie  横たわる 自動詞

lay  ~を横たえる 他動詞

lie  嘘をつく 自動詞

 

と似たようなのが3つもあるからです。

普通は覚えられません。頑張って覚えたとしても明日になると忘れています。

どうしたら記憶できるのか、それが問題です。

 

まず自動詞lie  ライ と他動詞のlay  レイ

ですが音的にどう感じますか。

ライはちょっと強い響きに感じますね。それに対してレイはちょっと弱い響きです。

こういう感覚は記憶に残るんです。

自動詞は幾分強い感じがする発音なんです。他動詞はなんか弱い感じの発音になります。ライとレイ、強い感じがするほうが自動詞、勝手に横たわるって感じなのでやっぱり強い感じがする発音なんです。こういう五感を大切にして記憶の取っ掛かりにすることが大切です。

 

ライ 横たわる、の活用は lie - lay - lain - lying【lái – léi – léin – láiiŋ】

 

レイ を横たえる、の活用は lay - laid - laid - laying 【léi – léid – léid – léɪɪŋ】

 

どうやって記憶したらいいんですかね。とりあえず自動詞のほうがライ-レイ-レイン-ライイングとやや強い感じの発音、僕はどうやって記憶したかというと、「来学期玲子はレインコートを買ってライン(g)する」という文章を作ってそういうイメージを思い浮かべて何度も発音して口馴しをして記憶しました。とりあえず受験の間は記憶できていたと思います。それをまず記憶してあとは弱い発音は他動詞でれい-れいど-れいど-れいいん(ぐ)と何回も発音して口慣らししてなんとか記憶しました。

 

その後でもう一つのlie、嘘をつくという動詞です。

 

これはlie - leid - leid -lying 【lái – láid – láid – láiiŋ】です。

 

これもほとんど規則変化ですから発音して記憶にとどめて置きましょう。

 

いやはや、なんてややこしいんだよ、嫌になっちゃうな。

しかもlieもlayも横たえる横たわるだけじゃなくていっぱい意味がある。

全く受験生泣かせの動詞ですよね。僕の場合はなんとか記憶したものの本番では出てきませんでしたのでああ良かったとほっとしました。

でもこれだけでもしっかり覚えておくとその後なんか自信がちょっとついてきますよ。まぁ、しつこく何回も見て読んで記憶にとどめて見てください。今日はこれだけでいいですから。だめだったら明日があるさ。

 

 

付帯状況の分詞構文はwith + O + Cと同じ意味になることが多いのでこれで書き換えられる。分詞構文ではないがwith + O + Cという形についてちょっと解説しておこう。Oは目的語で名詞がくることはわかるが、Cにはどんなものが来ることができるのか。Cになることができるものはすべて可能だが、Cになるものと言ったら何か。

名詞と形容詞だが前置詞+名詞も来るし名詞節もありうる。

 

基本的には 

with + O + 形容詞

with + O + 現在分詞

with + O + 過去分詞

with + O + 前置詞句

with + O + 名詞節

などがある。

 

 

He was standing there with his hands in his pocket  両手をポケットに入れたままで彼はそこに立っていた。

 

これはwith + O + CのCのところに前置詞句が来ている例だ。

前置詞+名詞は副詞句から形容詞句にまたがるゾーンにある。補語になるものは名詞と形容詞だから、形容詞句と言ってもいいわけだが別に副詞句といってもかまわない。

 

 with both his eyes open   彼の両目を開いたままで

 

both his eyesは名詞でO、openは形容詞。

 

I can't work with you standing there.

 

あなたがそこに立っている状態で私は仕事ができない。もう少し意味を考えると

→あなたがそこに立っていると私は仕事ができない。

standing thereは現在分詞句 

 

She lay still, with her eyes closed.

closedは過去分詞。

her eyesとclosedの関係は受動態の関係がある。

直訳すると

彼女は、彼女の目が閉じられた状態で、静かに横たわっていた。

普通の日本語に直すと

彼女は目を閉じて静かに横たわっていた。となる。

 

I wno't marry you with your wages what they are.

 

what they are は名詞節。theyはyour wagesを指している。

あなたの給料が現在あるところのもの、という意味になる。

だから

あなたの給料が現在あるところのものの状態のままでは

→私はあなたの給料が現在のままでは結婚しません。

となる。

 

まとめになるがwith+O+C、OがCの状態で

のCに来ることができるものは色々あるということを知っておかないと現実に英文を読んでいるときに、なんじゃこれ、と迷うことになる。Cに何が来るか言えるようにしておこう。その際に暗記ではなくどう考えるか、Cには補語になりうるものがすべて来ることが可能だということだ。名詞、形容詞はもちろんOKだし形容詞の働きをするものも名詞節の働きをするものも可だ。形容詞の働きをするものには現在分詞、過去分詞、前置詞句などがあるということだ。