クラシックコンサート鑑賞日記

クラシックコンサート鑑賞日記

コンサートの余韻を楽しむブログ

2026年1月24日 (土) NHKホール

ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲
デュティユー/チェロ協奏曲 「遥かなる遠い国へ」
リムスキー・コルサコフ/組曲「サルタン皇帝の物語」 作品57
ストラヴィンスキー/バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)

【アンコール】

アレクサンドル・チェレプニン/チェロ組曲 作品76 から 第2曲

指揮:トゥガン・ソヒエフ
チェロ:上野通明

コンマス:藤江扶紀(トゥールーズキャピトル国立管弦楽団)

 

 

 

なんとコンマスがトゥールーズのコンマス。

ソヒエフが呼んだのか?なんかウルっとしてしまった。

牧神はさすが。

ソヒエフの牧神は過去にも聞いてると思うが極上だと思う。

 

チェロ協奏曲は上野さんには申し訳ないが爆睡。

自宅で予習している時点でこれは寝るだろうなぁと思っていた(笑)

 

後半はリムスキー・コルサコフも火の鳥もとても楽しめた。

菊本さんのトランペットが美しすぎる。。

やっぱロシア音楽は盛り上がりますよね。

フランスものはどうも苦手。

 

火の鳥も過去にソヒエフで聞いたと思うが、毎度期待を裏切らずに美しくて大満足。

昨日も完売らしい。火の鳥以外はマニアックな演目なのにすごいな。

 

 

 

2026年1月18日(月)NHKホール

マーラー/交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」


指揮:トゥガン・ソヒエフ
NHK交響楽団



金管が少しアレな部分はあったが全体的によい演奏だったと思う。
迫力に欠けたのはNHKホールだからだろう。
ハンマーは2回(竹島さん)。これも控えめなソヒエフらしくていいと思う。

演奏もうまくよかったが、やはりホールのせいなのか少し迫力に欠けるような気もした。
第1楽章冒頭はもっとザンッザンッと大胆に切っていくようなものでもよかったかも。

第2楽章がとても美しかった。5番の第4楽章を彷彿とさせる美しさだった。

長い曲だがまったく飽きずに正味45分くらいの感覚で聴けた。
サントリーで聴きたかったな〜
このホールの場合、テレビの方が音がいいんだもんな。

ソヒエフといえばロシアもの、フランスものだが、よくよく考えたらドイツのオケも振っていたんだった。
オールマイティだな。

そういや来年のウィーン・フィルのニューイヤー指揮者はソヒエフ!めっちゃ楽しみ!
中谷美紀も初登場では「こんなところにお呼びいただき、、」と号泣していたのに、近年ではすっかり板について老舗の女将っぽくなってきたw 彼女の勉強の努力も相当なものだろう。

今月のN響はABCを堪能。
来週の火の鳥が楽しみだな。

 

 

2026年1月16日(金)サントリーホール

 

サイ:チェロ協奏曲《Never give up》
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番

【アンコール】

J. S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV 1007より 前奏曲(チェロ・アンコール)
A.ピアッティ:無伴奏チェロのためのカプリース Op.25より 第7番(チェロ・アンコール)


指揮:広上淳一[フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)]
チェロ:カミーユ・トマ
日本フィルハーモニー交響楽団

 

 

壮絶な2曲。

きらいな広上さんだが、この演目なら聞きに行かないわけに行かない。

しかもケチってP席を取ってしまい、指揮者がずっと目線に入ってくるという。。大失敗。

 

さらにチェロのコンチェルトでP席は失敗したなと思ったが、力強い演奏はP席にも十分に届き、凄まじさがわかる。

打楽器が面白かったので、そこはPで無念。

さざなみの音やら鳥の声、木の実でできている楽器などが登場し、とてもユニークだった。南国の海辺にいるような、森の中にいるような音だった。鳥の声は管楽器でなくヴァイオリンだった。

打楽器はオケの中央で演奏し、銃の音の時だけ後方へ移動。

 

さて、カミーユ・トマさん、明るく健康的なかわいらしい女性。

テロに遭われたこの方のためにサイが作った曲とのことで、さすがに彼女以外この曲を誰が演奏するんだという、、、むちゃくちゃ素晴らしく圧倒的な演奏だった。

 

 

後半のショスタコもかなりよかった。

きらいな広上さんだが、昨日の演奏は素晴らしいと言わざるを得ないだろう。

 

コントラバスが10台チェロが12、ヴィオラ12、ということでなかなかの迫力。

日本フィルは前からロシアものに長けていると思っていたが、昨日改めてそう感じた。

第2楽章のトチェロとロンボーンのソロも哀愁に満ちてよかった。

 

謎のこの冬、15番の演奏が多いが、昨日が1番よかったかもしれないな。。

どうにもあのふざけた感じと見た目が好きになれないが、昨日は良かった。

 

 

 

2026年1月15日(木)サントリーホール

 

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲op.34
レスピーギ:交響詩《ローマの祭》

【アンコール】

パガニーニ:24のカプリース より 第13番「悪魔の微笑み」(ヴァイオリン・アンコール)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ No. 2 ニ短調 BWV 1004 より サラバンド(ヴァイオリン・アンコール)

指揮:ダニエーレ・ルスティオーニ
ヴァイオリン:フランチェスカ・デゴ
東京都交響楽団

 

 

 

1ヶ月ぶりのコンサート。

昨年の11月12月は朝日ホールとオペラシティとNHKばかりでサントリーがなんと3ヶ月ぶりだった!

びっくりw

 

さて、前半のブラームスは、特に第1楽章・第3楽章がクセ強めでちょっと好き嫌い分かれるのでは。第2楽章は普通に楽しめたが、他の楽章も普通に聞きたかったなぁ。

ソリストは長身で彫刻のようなギリシャ神話に出てくるような美女。

アンコールがよかった。音色は極上。

都響は指揮者のやりたいことを忠実に再現していたと思う。クセ強にきちんと仕上がった。

 

後半はルスティオーニが両手を挙げて賑やかに入場し演奏前から随分テンション高いなと思ったが、これがそのまま演奏に生かされて最高に楽しいスペイン奇想曲となった!

 

ローマの祭も最高潮に楽しく、落涙ものだった。

10名いる打楽器といいバンダといい、ステージ狭しとオケで埋め尽くされ、大音量で文字通り祭りだった。

 

前半後半ともに都響が素晴らしい音だった。

めちゃくちゃ美しかった。

今年初コンサートでこんなにいい演奏きかせてもらって、いい1年となりそうだ。

 

新日本フィルの神農さん(オーボエ)がまたいた。

 

 


 

2025年12月18日(木)東京文化会館

【ショスタコーヴィチ没後50年記念】
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 ホ短調 op.93

 

指揮/小泉和裕
ヴァイオリン/三浦文彰

 

 

前半は大爆睡。

午前中は会社を半休とって病院に行っていたりで忙しかったこともあると思う。

いつもはタクシーなんて瞬殺でつかまるのだが、今朝は全然捕まらず20分経ってしまった。

もう間に合わないのでループで向かった。

 

三浦さんの演奏はのっぺりとして何の感動もなかったが、グァルネリの音色は極上すぎた。

素晴らしい音色だなぁ、、

都響の演奏もよかった。

 

タコ10も頗るよかったが、もうちょっと爆発してもよかったかも。

小泉さんは暗譜。すご。

満足いく演奏だったが、もう一捻りあってもよかったやもしれず。

結構フツーだったかな。

 

本日をもって今年の演奏会は終わり。

来年、またよろしくお願いいたします。

 

N響メンバーによる 奏楽堂コンサートシリーズ№72
ブランデンブルク協奏曲全曲演奏会

日時    2025年12月14日(日)
開演    午後2時開演(午後1時開場) 
台東区立旧東京音楽学校奏楽堂(東京都台東区上野公園8-43)

曲目    J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲 全6曲
 
ゲスト出演:ヴィルフィート・シュトレーレ
(元ベルリンフィル首席ヴィオラ奏者)
ヴァイオリン:永峰高志
チェロ:藤村俊介
フルート:甲斐雅之
チェンバロ:梅村祐子  ほか
 

 

 

思わず昨年のブログを読み返した。

まず、この演奏会にはもう2度といかないだろうし、奏楽堂の会員もやめる。

 

現役N響メンバーは当たり前にうまい。

が、おじいさん二人が全然だめ。そりゃそうだ、おじいさんなのだから。

そして、このおじいさん(ヴィオリンとヴィオラ)をメインとしてしまっているのがダメ。

もう本人に言わないと。この演奏会からは引退せよと。

特にドイツから来たヴィオラ(80歳)がもう考えられないほどひどい(飛行機代、宿泊費を自腹で来ており、この演奏会を楽しみにしているようで断りたくても断れないのかもしれない)。

ヴァイオリンもストラドがかわいそう。若い子に譲ってやってほしい。

 

昨年のブログにもこの二人のおじいさんについて文句を書いていた。

おじいさんらはもちろん輝かしい経歴の持ち主だが、あの演奏でお金をとっちゃダメ。

1000円くらいならいいかもしれない。チャリティとかで。

でも6000円はダメ。さすがに怒ります。金を返せと言いたい。ひどい。おじいさんの趣味のひどい演奏を聞かされて金までむしり取られたという印象だ。

 

あと、奏楽堂で予約していたチケットを引き換えるときに現金のみと言われた。

おいおい、地方の個人経営のうどん屋じゃあるまいし、このご時世2025年で現金のみなんてことあるのか?これにはさすがにびっくり。

 

そして最後に。

終演後にトイレに行ったら、どの個室もトイレットペーパーがなかった。

つまり本番中にスタッフが補充をしていないということ。

ありえない。

何も確認せずにトイレに入ったおばさん、どうしたんだろうと想像するといたたまれなくなる。

 

あとこれは運営は関係ないが、演奏中に急に脇腹に異変を感じ不安になって手でさすったら、なんと隣のおばはんの肘が私の脇腹に刺さっていたのだった。こいつ開演前から肘掛けを自宅の椅子のように使っていた。たまにこういう人いるが、この年齢としても親の顔が見たいし、どんな躾をされたのか知りたい。

 

今日のできごとすべてで、このホールが大嫌いになってしまった。

大好きなブランデンブルク協奏曲を聴いて、非常に不愉快な思いをした。

口直しに素晴らしいブランデンブルクをよい環境で聴きたい。

今日は最悪だった。

 

 

2025年12月13日(土)NHKホール

 

ショパン/ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21
ニルセン/交響曲 第4番 作品29 「不滅」

【アンコール】

ショパン/ワルツ 嬰ハ短調 作品64-2

指揮:ファビオ・ルイージ
ピアノ:エリック・ルー
第19回ショパン国際ピアノコンクール優勝者

 

 

 

先日ショパコン4位の桑原さんをオペラシティで聴き、

本日は1位のエリック・ルーである。リサイタルはとっていない。

コンチェルトではよくわからないが、アンコールでその人の世界観を知れる。

桑原さんの時に気になっていた情緒が1位ともなるとさすがに素晴らしく、まさに胸を締め付けられる演奏。

でも自分の好みでない部分があり。

とはいえ音は粒立ち、感情を揺さぶられる演奏となった。でもやっぱ癖ツヨで好きか嫌いかと言われたら好きではないかもw

 

後半のニールセンが素晴らしかった。

この曲、ティンパニが二人だっけ。しかも二人とも知らない若い人だった。

Xを見ると、1stは東フィルの岡部さん、2ndは古川さんという方だった。息ぴったりですごい迫力だった。

 

なんだかN響は、長原さんの時が1番いいような気がする。

 

 

 

 

2025年12月10日(水)オペラシティ

 

ショパン:
ワルツ第2番 変イ長調 「華麗なるワルツ」Op.34-1
スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39
幻想曲 ヘ短調 Op.49
前奏曲 第15番「雨だれ」 変ニ長調 Op.28-15
バラード第4番 ヘ短調 Op.52
* * *
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
ソナタ第3番 ロ短調 Op.58 Op.58

【アンコール】

英雄ポロネーズ

 

 

 

超満員御礼。

ご本人も「チケットがすぐ売り切れたと聞いた。ショパンコンクールの威力を知った」と話されていた。

著名ピアニストのアンスネス、ガジェヴが1/3くらい空席だったことを考えると、強烈な集客力だ。

 

ショパコン1位のエリック・ルーの音は結構クセツヨで苦手だったためチケットすらとっていない。

ルーより桑原さんのほうがネットで聴いている分にはよいと感じた。

 

本日実演を聴き、技術は申し分なく素晴らしいと思った。

ただ4位の理由がわかった。それは情緒。弱音。

帰宅して真央くんのチャイコン時のソナタ3番をYouTubeで聞き返した。

悶えるような、胸が締め付けられるような、感情が揺さぶられる音色。粒立ったコロコロとした音、これぞ極上だと改めて思った。これで2位。

そしてカントロフはさらにその上をいく。

 

桑原さんは技術はもう言うことないのであとは情緒だ。でも技術よりそっちのほうが難しいだろうな。正解がないから。

 

ショパコン時にきていたレオナールのドレスを着ていた。

若いのに珍しい。うちの親がよく着ている。

 

 

 




 

2025年12月8日(月) ルーテル市ヶ谷ホール
 

ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第1番 ハ長調 op.49    
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第9番 変ホ長調 op.117    
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第10番 変イ長調 op. 118

【アンコール】

第2曲 ポルカ

Quartet 1906
ヴァイオリン/塩田 脩、蔭井清夏
ヴィオラ/デイヴィッド・メイソン
チェロ/森山涼介

 

 

 

また地震か。。東京でもかなり揺れた。

東北は本当に大変だ。しかもこんな夜に。津波もあるらしい。海が近い地域の方は眠れないだろう、いつになったら東北が落ち着くのか、、なんとも言えない気持ちになる。

 

さて、今日は市ヶ谷へ。

教会のようなところでの演奏会だった。トイレが考えられないほど狭かったので結構古い建物なのだろう。

ホールの音はとてもよかった。日曜は讃美歌など歌ってそうなホールだ。

 

都響メンバーによるクァルテットである。

塩田さん、蔭井さんがショスタコの弦楽四重奏曲の中では9番が1番好きということで意見が合い、じゃあクァルテットをやろうよ、となったらしい。

新日本もショスタコのクァルテットをつくっているが(DSCH弦楽四重奏団)、都響も作ったわけだ。こちらも新日本同様、時間をかけてショスタコの全曲をやっていくのだろう。次回は7月とのこと。

 

演奏は、大変すばらしかった!

音色がめちゃくちゃ素晴らしい。楽器がいいのかホールがいいのかわからんが、強烈に美しい響きだった。

さらに、さすが都響。めちゃくちゃうまい。ぐうの音も出ない演奏だった。非常に満足。

 

各人の演奏、音色がとにかく素晴らしく、今後も楽しみのクァルテットだ。

日曜の都響ファン感謝デーは、所用により行けず悔しい思いをしたが、本日の演奏会で元が取れた気がする。

 

7月も同会場とのこと。楽しみだ。

 

 

 

 

 

2025年12月1日(月)東京オペラシティ コンサートホール

チャイコフスキー:四季
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
【アンコール】

チャイコフスキー:
 ロマンス ヘ短調 Op.5
 6つの小品Op.51-4 ナタ・ワルツ
シチェドリン:ユモレスク

 

松田華音

 

 

 

前半は苦手な四季。

演奏はいいのだろうが、個人的にあまり面白味のない曲だなぁと思っているのでなんとも言えない。

 

後半はリスト。

若干技術が足りないのか?もしくは指の長さが足りないのか?完璧ではなかった箇所がいくつかあった。

しかし華音ちゃんらしいダイナミックで迫力のある演奏だった。

今日も指がよく見える席だったが、恐ろしい指捌き。

完璧に弾けるほうがどうかしているのかもしれない。

 

アンコールはラストのシチェドリンのユモレスクという曲が面白かった。

YouTubeで探したら、マツーエフも弾いている。

華音ちゃん、センスいいな。