クラシックコンサート鑑賞日記

クラシックコンサート鑑賞日記

コンサートの余韻を楽しむブログ

2026年7月26日(日)Bunkamuraオーチャードホール

 

ビゼー/歌劇『カルメン』

 

第1035回オーチャード定期演奏会 
指揮:チョン・ミョンフン(名誉音楽監督)
カルメン:ステファニー・ドゥストラック
ドン・ホセ:マシュー・ポレンザーニ
エスカミーリョ:アンドリー・キマチ(※)
ミカエラ:スラーフカ・ザーメチニーコヴァー
スニガ:木村善明
モラレス:小林啓倫
ダンカイロ:北川辰彦
レメンダード:村上公太
フラスキータ:砂田愛梨
メルセデス:藤井麻美
合唱:新国立劇場合唱団(合唱指揮:冨平恭平)
児童合唱:世田谷ジュニア合唱団(児童合唱指揮:掛江みどり)
フラメンコ:南風野香スペイン舞踊団(出演:南風野香(振付)、井上圭子、谷 淑江、奥濵春彦)
※当初の予定から変更となりました。

 

全3幕・日本語字幕付き原語(フランス語)上演
公演時間:約3時間(休憩含む)

 

 

 

オーチャードホールは近いが好きでなく4年ぶり。

オーチャードだったらオペラシティへ行く。たとえ電車になるとしても。
久々のオーチャードだったがやっぱり嫌い。トイレも少ないし、客もよくない。休憩でトイレに並んでいた客、間に合ってないのではないだろうか。相当並んでいた。

昨日の席はよかった。東文かと思うほど狭くて嫌だったが、視覚&音的にはよかった。

 

6年前にサントリーで聴いたカルメンの艶っぽさはすごかった。

 

また、5年前に新国で聴いたオペラもよかった。

そして!なんと同じ歌手だった!

双眼鏡で見ると、カルメンが思いのほか歳がいってるなと思ったが、あの時と同じ歌手だったと思うとびっくり。

あの時は、生着替えブラ姿などもあり、すげぇな、、、と思ったが、当時で47歳だったので昨日は52歳ということか。

声に衰えは感じないが、さすがに見た目に衰えを感じた。

 

しかし、5年間のステファニー・ドゥストラックは強烈によかった。昨日もかなり声が出ており、相変わらずのアバズレ演技もリアルでよかった。

あとはホセ役のポレンザーニはメトロポリタン歌劇場でも400回以上出演するなどの経歴でいうことなし。

エスカミーリョのキマチの低音もよく、また砂田さんの歌声も素晴らしかった。

 

チョ・ミョンフンはなんと暗譜。

かなり早いテンポで始まった。演奏会形式で場面も変わらずだし、躍動感が出ていいと思う。

ミョンフンのカルメンは鉄板だなぁ。

 

本当は当然サントリーで聞きたかったが、瞬殺でチケットがなくなっており、オペラシティも全滅。仕方なくオーチャードだった。

はやいオーチャードは不人気なんだな。

 

 

 

 

 

2026年07月22日 (水) サントリーホール

ドビュッシー: ヴァイオリン・ソナタ ト短調
プロコフィエフ: ヴァイオリン・ソナタ第1番 へ短調 作品80
フランク: ヴァイオリン・ソナタ イ長調
【アンコール】

ラヴェル:ツィガーヌ


ワディム・レーピン(ヴァイオリン)
ワディム・ルデンコ(ピアノ)

 

 

 

レーピンを最後に聞いたのが2019年なので7年ぶりか。それまで毎年聞いていたのにな。

2019年最後に聞いた演奏がイマイチよくなかった記憶。スランプかとすら思ったほど。

 

今回はプロコ以外は結構よかった。

プロコはいまいち。いつの間にか寝てしまった。

最近よく寝てしまう。息子の吹奏楽部が大変すぎて常に疲れている感じ。

 

フランクはのびがよく美しかった。とてもよかった。

アンコールはお得意のツィガーヌ。これも毎度弾いている。ご本人も大好きなようで水を得た魚のような表情に感じた。

 

演奏が終わっても客はなかなか帰らずでファンも相変わらず多い。

2026年7月17日(金)サントリーホール

指揮/スザンナ・マルッキ
バス/ジョン・レリエ*
メゾソプラノ/シルヴィア・ヴェレシュ*

デュカス:歌劇『アリアーヌと青ひげ』第3幕への前奏曲
ドビュッシー:《夜想曲》より「雲」「祭」
バルトーク:歌劇『青ひげ公の城』 Sz.48(演奏会形式)*

 

 

 

定期会員じゃなければ絶対行っていないだろう演奏会。

しかし青ひげ公はゲルギエフもCDを出しており、1回生で拝みたかったので楽しみにしていた。

こういう機会がないと一生自分から聞きに行くこともないかなと思い。

 

前半のデュカスが終わった後に拍手がないのは、次の夜想曲とセットということを事前に客がわかっていたのか?

よくわからんが似たような雰囲気の音楽なので違和感はない。

でもまあ都響の客が知らずに拍手しなかったなんてことはありえないので、事前にそういう告知があったのだろう。

 

後半のバルトークは、内容も知らずに出向き、会場でストーリーもはじめて読んだのだが、ホラー味があり面白い。

原作は、複数の前妻が全員死体で見つかったとのことだが、昨日の歌詞だと3名の前妻が生きて幽閉されていた。

いやそれも怖いっちゃ怖いがw

そして、ユディットはその後どうなったのかよくわからん。

原作とバルトークのオペラでストーリーが違うようだ。

 

そして、演奏は派手にバンダもいたり、オルガンも鳴るが、解説にもある通りシーン展開もほぼなく登場人物も二人で事足り、わざわざオペラホールを必要としない。

なかなか興味深いスタイル。音もスリリングで結構夢中になってしまった。

 

女性指揮者のマルッキの指揮は美しく明快。都響は矢部さん水谷さんとトップが並び、音色も極上。

 

まったく自分の好みの演目ではないのに新たな楽しさを発見できた。

歌手は二人とも非常によかった。

なんとなくすぐ帰りたい気分にならず指揮者のソロカテまで居座った。

好きな演目以外では最近珍しいかな。

いい演奏だったと思う。

青ひげ公自体もミステリアスで面白い。

 

 

 

 

 

2026年7月16日(木)東京オペラシティ コンサートホール

 

【ショスタコーヴィチ生誕120年、武満徹没後30年】
ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲第2番
武満徹/ア・ウェイ・ア・ローンⅡ
ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲第1番

指揮:高関 健(常任指揮者)
ヴァイオリン:荒井英治(特別客演コンサートマスター)

 

「タココン1日で全部弾く」という正気の沙汰とは思えぬ演目。

以前、井上道義の引退コンサートで服部百音がやりとげ終演後に号泣していたが、泣いちゃう気持ちはよくわかる。地獄の特訓だったのだろう。

 

とはいえ、本日は4時間しか寝ておらず、前半は寝てしまった。

ただ、前半はそうでもなかった。だから寝てしまったのだと思う。

木管がイマイチだった記憶。

 

休憩後、苦手な武満はやはり苦手だった。プログラムには13分とあるが35分くらいに感じた。

苦手なものは時間が過ぎるのが遅い。

 

後半メインの1番は、もうとんでもなかった。

 

はじめは前半とそんなに変わらないかなぁ〜と思って聞いていたが、第1楽章の途中で弦がパツンと切れた。

すぐにリレー方式で楽器が代えられ、直ちに演奏へ戻る。(前にチェロでも弦が切れたことがあったな)

その後は、急に他人の楽器で演奏しているわけで、不具合も若干あったが、自分の楽器が戻ってきてからが真骨頂。

 

第2楽章の冒頭の音だけ非常によい音色だったが、自分を取り戻している感あり。

録音もしていたようなので、弦が切れたのはかなりの痛手?

 

第3楽章のカデンツァは、私が完全に「無」になった。

凄まじい演奏。見事としかいいようがない。

 

実は今日の隣の席のおじさんが気持ち悪かった。

でもそれすら完全に忘れるほどの圧巻の演奏だった。

1音の狂いもなく見事だった。

 

ここから最終章へパーフェクトに駆け抜けた。

いやぁ〜気持ちいい。

前半のハプニングをもろともしない自信に溢れた演奏。

終演後は当然ながら止まらぬブラボー。

 

満足。

トラブルがあってなお満足というのはなかなかでは。

 

 

 

 

 

 

 

2026年7月14日(火) サントリーホール


ジークフリート・マトゥス:怒り狂う女(Furien-Furioso)
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 作品107
ルディ・シュテファン:交響的楽章(1910年)(日本初演)
R.シュトラウス:交響詩「死と変容」 作品24

【アンコール】

J. S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 より ジーグ(チェロ・アンコール)

指揮=セバスティアン・ヴァイグレ
チェロ=ダニエル・ミュラー=ショット
読売日本交響楽団 

 

 

 

まったく知らない曲が2曲。

マトゥスは解説を読んでもよくわからん。

コンマス林さんの音色と技巧が素晴らしかった。

フルクサトーンという楽器との掛け合いも面白かった。

 

ショスタコは第1楽章がオケと全然あっていないと感じた。

自席がコンチェルトに適していない席だったからかも。

全体を通してあまり感動はない。

 

シュテファンは日本初演でもはやもう覚えていない。

最後のほうでオルガンが鳴って驚いた。

 

死と変容は当然ながらこの日1番よかった。演目が良すぎるのもあるだろう。

しかしながら、最近はダントツ都響の音が好きかな。

長原さん時代の読響は神だった。

 

 

2026年7月11日(土)横浜みなとみらいホール

ブルックナー/交響曲第7番ホ長調WAB107(ノヴァーク版)

 

指揮:沼尻竜典(音楽監督)
コンサートマスター:松浦奈々
神奈川フィルハーモニー管弦楽団

 

 

公私共に非常に忙しく、チケット取りを忘れていたようで慌てて取った神奈フィル。

沼尻さんだし間違いないかなぁ〜と思ったが、まぁ普通で。

特に感動もなく、第2楽章もサラっと。何も感じないままシンバルが鳴り、「あ、終わった」。

ここで何の感動もなければこの先何もないのはわかっている。

 

7番は毎回思うが40分近くに感じる。

本当に60分以上あるのか、、、。音楽が良すぎて毎回あっという間だ。

 

今回は、自分が忙しすぎて感動を味わっている場合ではなかったのか?

あまりに何も感じない演奏だった。

 

この前聞いたうちの息子の吹部の演奏は感動して泣いたけどなw

我が子だからか。

 

2026年6月19日(金)サントリーホール

【アーティスト・イン・レジデンス就任記念】
シベリウス:組曲《恋人》op.14*
アンデシュ・ヒルボリ:バッハ・マテリア(2017)*[日本初演]
アンドレア・タッローディ:きりん座(2011)[日本初演]
シベリウス:交響曲第5番 変ホ長調 op.82

 

指揮&ヴァイオリン*/ペッカ・クーシスト

 

 

 

はじめに、コントラバス奏者の柴田乙雄さんが逝去されたとのことで、追悼としていわゆるバッハのG線上のアリアを演奏。その後黙祷した。

 

一旦はけて、2026年に都響アーティストインレジデンスに就任、2028年4月に首席指揮者に就任予定のペッカ・クーシストが登場。

この日、社内行事がありヘトヘトだった私は即寝。「恋人」は鳴った音の記憶がないほどw

次の曲の「バッハ・マテリア」は予習もせず挑んだがなかなか面白かった。これはもう一度聴いてみたいな。場内も拍手喝采でブラボーが飛び交う。

 

後半のきりん座もあまり記憶がなく。。

お待ちかねのシベ5は全然よくなかった。ただ、都響の弦の音色は抜群に美しかった。

管楽器が金も木もイマイチ。というかシベ5ってこんな曲だったっけ?と。なんか残念だったな。

 

まあ、とにかくずっと眠かったので、眠くなければもっと演奏を楽しめたのかもしれない。

「このあと演奏会行くの!!!?」と会社の人も驚くほど全員疲弊していたので。

 

2026年6月15日(月)サントリーホール
 

【演奏曲目】9曲
サティ:グノシエンヌ第1番
D.スカルラッティ:ソナタ へ短調 K.466 L.118
グラス:エチュード第6番
ショパン:12の練習曲 op.25より 第2番 ヘ短調
     ノクターン ハ短調 op.48-1
グバイドゥーリナ:シャコンヌ
ラフマニノフ:前奏曲集 op.23から 第5番 ト短調
       12のロマンスから なんという苦しみ op.21-12
メンデルスゾーン(ラフマニノフ編):劇付随音楽「夏の夜の夢」 op.61より スケルツォ
アデス:オペラ《パウダー・ハー・フェイス》による演奏会用パラフレーズ
ラヴェル:ラ・ヴァルス

【アンコール】15曲
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 op.27-2 「月光」から 第1楽章
サンカン:トッカータ
レクオーナ:スペイン組曲「アンダルシア」から 第6曲「マラゲーニャ」
ショパン:ノクターン 嬰ハ短調 (遺作)
メラルティン:バルカローレ op.59-1
シベリウス:13の小品 op.76から 第2番「エチュード」
マルケス:ダンソン 第2番
ブルーベック:トルコ風ブルー・ロンド
コズマ(ガーナ―編):枯葉
アロム:ディスプレイスド・エチュード
ブラームス:インテルメッツォ 嬰ハ短調 op.117-3
チャイコフスキー(S.フェインベルク編):交響曲第6番 ロ短調 op.74「悲愴」から 第3楽章スケルツォ
ショスタコーヴィチ(ユジャ・ワン編):弦楽四重奏曲第8番 ハ短調 op.110 から 第2楽章 アレグロ・モルト
シューベルト=リスト:糸を紡ぐグレートヒェン S.558-8
モーツァルト(ヴォロドス、サイ、ユジャ・ワン編):トルコ行進曲

 

 

 

ぶっちゃけ疲れた。

リサイタルは10年ぶり!コンチェルトだと6回聴いているので合わせて8回目のユジャか。意外と聴いてるなぁ。

やはり何の演目をやるのかわからない、いつが終わりなのかわからないというのは疲れるもんだ。会社帰りだったし、おとといのショスタコマラソン11時間レースの方が疲労度は少ないかな。

 

そういえば休憩もなかったので、途中リタイアする人がちらほら。トイレが我慢できなかったのだろう。また、会場が暑い。。クーラーガン冷えだとトイレが近くなるからなのか、ユジャが薄着だからなのか?

 

本チャンで弾いたのは9曲。現代曲も入り、相変わらず技巧は凄まじい。

強烈な曲だなと思ったのはグバイドゥーリナだった。めっちゃかっこいい。惚れぼれ。

ラストのラ・ヴァルスはとんでもなく美しく、とんでもなく難しそうだった。

 

事前情報でアンコールの方が長いと聞いていたし10年前も確か5曲くらいアンコールをやったような気がするので、心の準備はできている。

やるか、一旦下がるか、、、みたいな感じの迷いも何度かあり、その時の気分でipadから選んで演奏していた模様。

 

ユジャとかマツーエフはもちろん聴かせもするが、エンタメ受けするなと思う。映える超絶技巧を軽々と弾きこなし会場は拍手喝采。もうとんでもなく盛り上がる。見た目もインパクト大だから言うことなしなのだ。

 

アンコールではしっぽりと超絶技巧を織り交ぜて。

弱音はこの上なく美しく。コロコロと粒だった音色も一流だ。

アンコールに現代曲が多かったかな。

プロコの7番かトッカータが聴きたかったがなし。

その代わりショスタコのSQ8番ユジャ編!!これで私はショスタコの弦楽四重奏曲を3日連続で聴くこととなったw 

 

ラストは鉄板の子犬のワルツ。

 

とにかく強烈な演奏。こんな女性ピアニストは他にいない。まったくいない。唯一無二。そしてチャーミング。

本当はユジャのラフマ楽興の時とか聴きたいけれど。。。ショパンの3番とか聴いてみたいけどね。

 

彼女はブランディングが非常にうまくいったと思う。もちろん、ピアノの技術が大変に優れているという条件のもと。

星の数ほど演奏家がいるなか、いかに個性を出すかはとても大切な課題である。

何でも弾ける、すごくうまい、たくさん受賞している、ヴィルトゥオーソだけじゃ売れない。

技術+個性。

 

今日の行き当たりばったりのアンコール寄せ集め演奏会で色々考えたなぁ。「何を弾くかまだ決めてない」それも一瞬でSOLDOUTするわけだから。本人のブランディングでしかない。

 

何度でも足を運びたいピアニストである。

 

 

2026年6月13日(土)武蔵野市民文化会館 小ホール

ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲《全曲》

11:00 開演
弦楽四重奏曲第1番 ハ長調 作品49 14分
弦楽四重奏曲第2番 イ長調 作品68 35分
 <35分間休憩>
12:30
弦楽四重奏曲第3番 ヘ長調 作品73 33分
 <55分間休憩>
14:00
弦楽四重奏曲第4番 ニ長調 作品83 22分
弦楽四重奏曲第5番 変ロ長調 作品92 32分
 <30分間休憩>
15:30
弦楽四重奏曲第6番 ト長調 作品101 25分
弦楽四重奏曲第7番 嬰ヘ短調 作品108 12分
弦楽四重奏曲第8番 ハ短調 作品110 20分
 <25分間休憩>
17:00
弦楽四重奏曲第9番 変ホ長調 作品117 25分
弦楽四重奏曲第10番 変イ長調 作品118 23分
 <35分間休憩>
18:30
弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 作品122 15分
弦楽四重奏曲第12番 変ニ長調 作品133 26分
 <40分間休憩>
20:00
弦楽四重奏曲第13番 変ロ短調 作品138 18分
弦楽四重奏曲第14番 嬰ヘ長調 作品142 25分
 <35分間休憩>
21:30
弦楽四重奏曲第15番 変ホ短調 作品144 35分

【アンコール】
弦楽四重奏曲第1番より第一楽章


22:15 終演


マルク・ダネル(ヴァイオリン)、ジル・ミレ(ヴァイオリン)、ヴラッド・ボグダナス(ヴィオラ)、ヨヴァン・マルコヴィッチ(チェロ)

 

 

 

体力がもつか不安だったショスタコマラソン。休憩もオペラばりに長く、どこでどう過ごせと?と思っていたが、会場には休憩室設置やランチマップなどの準備があり、意外に快適に過ごすことができた。

また、この長い休憩が功を奏したのかは知らないが、あまり疲れなかったし集中力が途切れることもなかった。

よくよく考えたら、9時に出社して18時退勤後に三鷹へ行って21時まで演奏会の方がよほど辛いだろう。

まあ大好きなショスタコだしな。演奏者は大変だろうが。

 

さて、ダネルSQの演奏会は過去2回行っており、1度目はブルーローズでプロコの2番、ヴァインベルクの6番、ショスタコのピアノ五重奏。2度目はサルビアホールでプロコの1番、シューベルト13と12、プロコの2番。二日連続で行った。

この時から演奏がとてもよく、1stのダネルさんの落ち着かない足については過去ブログにも書いている。

 

今回の演奏も大変に素晴らしく!!!まったく飽きずにかなり集中して聴けた。終演後はほぼ全員がスタオベ。会場が一つになった瞬間だった(笑)。

しかも11時間やった後にまさかのアンコールが。。。彼らもタフである。

 

1曲1曲の感想など書いていられないので総合的な話になるが、後半にかけて疲れが見えるわけでもなく最後まで全力だったし、ダネル氏の足の動きも最後まで変わらずだった。

とにかく魂がこもっている演奏だった。

本日のレミドシSQのブログでも書いたが、外国人の演奏というのはこうも違うかと見せつけられた。

日本人は美しく、うまくやろうとする。外国人は感情をむき出しにする。これがとてつもない迫力に繋がり、胸が締め付けられるような感動を生む。外国人の演奏は音も大きくキレがあり聞き応えがある。

 

自分の好きな演奏どころでいうと3番の第2楽章、5番の第1楽章、6番の第1楽章、10番の第2楽章などはかなりゾクゾクした。かっこよすぎる。いや、全曲が甲乙つけがたいほど演奏がよかった。

ショスタコの演目の中でも最も「静」を感じるラスト15番は文字通り神がかっていた。

 

家で聴いていると家族に「気が狂いそうだからやめてくれ」と言われてしまうショスタコだが、この武蔵野での11時間は存分に、しかも目の前で最高の演奏を堪能できて至福の時となった。これで4000円とは頭が下がる。12000円くらいとってもいいのではないか?

 

今回、改めてショスタコの素晴らしさを感じたし、ダネルSQの技術力と曲に対する理解力・表現力・真摯に向き合う誠実さを感じた。

 

「ショスタコ1日で全部聞く」企画は、今後あればまた必ず行こうと思う。

 

 

 

 

2026年6月14日(日)すみだトリフォニーホール 小ホール

ショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲 全曲演奏プロジェクト 第4回

ショスタコーヴィチ:
弦楽四重奏曲第10番 変イ長調 op. 118
弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 op. 122
弦楽四重奏曲第12番 変ニ長調 op. 133

【アンコール】

組曲「馬あぶ」よりロマンス

弦楽四重奏曲第8番より第5楽章

■出演者
DSCH(レミドシ)弦楽四重奏団
(ヴァイオリン:崔文洙、ビルマン聡平 ヴィオラ:安達真理 チェロ:植木昭雄)

 

 

 

昨日、ダネルSQの11時間ショスタコマラソンを聞いたものだから、比較にちょうどいい。

二日連チャンのショスタコ。ダネルのブログはまだ書いていない。まずは記憶に新しいレミドシから。

 

昨日が強烈だったので、今日の演奏は少し物足りない。

とはいえ今日の方が疲れた。昨日はあまり疲れなかった。11時間なのにw

おそらく通路側だったからだろう。今日はど真ん中で両隣がいたので、それだけで疲れた。

 

本日の演奏を聴いて思ったのが、やはり日本人の演奏は迫力に欠けるということ。

とはいえ崔さんはだいぶ良い。他の3人はもっと鬼気迫る凄まじさが欲しいところ。

 

さらに12番の第2楽章は15番ばりに「静」で強さを出す難解な曲だと個人的に思っているが、静かであるがやさしい静けさとはまた違うので、ここもちょっと理想と違った。抽象的な表現で語彙力がなさすぎるがw

ラストは強い意志を感じる音色を見せつけ、終わりよければ全てよしといった感じかな。

 

海外の演奏はやはりいい。全然違う。

 

話は変わるが、一つ前のマツーエフブログでも書いた通り、2回目のマツーエフは時間を間違えて、結局拝めなかった。昼だったのに夜に行ってしまった。死ぬ。。。次はいつ来てくれることやら。