2026年06月02日(火)浜離宮朝日ホール
J.S.バッハ=ブゾーニ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調より 「シャコンヌ」
ベートーヴェン:ピアノソナタ 第23番 へ短調 「熱情」 作品57
チャイコフスキー:瞑想曲 ニ長調 作品72-5
プロコフィエフ:ピアノソナタ 第8番 変ロ長調 作品84
【アンコール】
リャードフ:音楽の玉手箱
バッハ:パルティータ第2番BWV826よりカプリッチョ
ショパン:ワルツ7番 嬰ハ短調op.64-2
マツーエフによるインプロビゼーション(即興)〜グリーグ曲「ペールギュント」よりソルヴェイグの歌:山の魔王の宮殿にて
デニス・マツーエフ(ピアノ)
2020年ウィーンフィル以来、実に6年ぶりのマツーエフ。
ピアノリサイタルは9年ぶり。何気にリサイタルは2017年の武蔵野のみだった。
いやぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、
好きです
好きだなーーーーーー
マツーエフってもはやショーだなと思った。
全部個性的。全部マツーエフの音色だった。
客も久々の巨星を待ち望んでいたようで1曲1曲にブラボー。
はじめのバッハもマツーエフ節がすごかった。こんな大音量の爆シャコンヌ初めて聴いたわ。
熱情も力強くピアノがマツーエフ特性の大きな音が出るピアノ?と思うほど。
いやしかし、この迫力はたまらん。技巧もいつもながら素晴らしく、前半だけでもお腹いっぱいだ。
てか全然衰えないなぁ。彼ももう50だと思うが、あんなに指が動くものかね。
チャイコは非常に美しくしっとりだった。
間髪入れずにすぐにプロコ。
ラストのプロコ8番、第3楽章は完全に壊れ原型がない状態w
久々のマツーエフで感極まるどころかちょっと笑ってしまう。第3楽章はもうほぼめちゃくちゃで、最後は終演とともに鍵盤をこれでもかと強打し椅子から立ち上がるいつものスタイル。
今日の演奏でYouTubeにあがっているハッピーバースデーを思い出した。はじめは洒落たジャズ風にやるがそのうち狂ってきてもうめちゃくちゃになってほぼ破壊。今回もそんな感じだったかな。
アンコールのラストがちょうどそんな感じ。
山の魔王の宮殿は過去にも2回聴いているが、これはマツーエフ以外不可能な演奏。あの迫力はマツーエフだからこそ。
山の魔王後は会場からどよめきが。「すごかった〜」とあちこちで。
今回意外だったのがショパン。
昔ショパンなんか弾かねえよみたいな感じだったがやるんだなと。
美しかった。
あ〜〜久々にアドレナリンが全開になった。
好き嫌いはもちろん別れると思う。
毎回これだともちろん疲れるだろう。
だけど、ここまで人が笑顔になる演奏家っているだろうか。
猛烈に突進してくる闘牛のようだ。そして技巧は強烈。音も強烈。破壊力も強烈w
あの超絶技巧をあの音量でよく弾きこなすもんだ。
悩みもすべてぶっ飛ばしてくれるマツーエフ。
192センチの巨体の爆演は唯一無二。
明後日も行く。
そういえば、朝日ホール手前で服部百音とすれ違った。
魔女のようなするどい表情でガリガリ。足が小枝のようだった。色々なものと闘っているんだなと思った。
6/4追記
先ほど仕事帰りに朝日ホールに行ったら閉まっていた。はて?とチケットを見ると今日の公演は14時からだった。
前から2列目を取っていたのに!!!!!!!!!!!!!!!!!
死ぬぅううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!