新日本フィル ヤデル・ビニャミーニ オールアメリカ | クラシックコンサート鑑賞日記

クラシックコンサート鑑賞日記

コンサートの余韻を楽しむブログ

2024年06月22日(土) すみだトリフォニーホール

ガーシュウィン(ベネット編):交響的絵画『ポーギーとベス』より
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
マルケス:ダンソン・ヌメロ・ドス(Danzón No. 2)
ガーシュウィン:子守歌
ガーシュウィン:パリのアメリカ人

【アンコール】

小曽根真:「MO’s NAP」(小曽根真 ソリストアンコール)

ポンキエッリ:歌劇『ラ・ジョコンダ』より「時の踊り」(抜粋)

指揮:ヤデル・ビニャミーニ
ピアノ:小曽根真

 

 

 

たまに聴きたくなるアメリカもの。

 

いつだったか以前、N響が芸劇でパリのアメリカ人をやった。

その演奏が爆発的に良く忘れられず、それから好きでも嫌いでもないこの曲を定期的に聴きたくなる。

 

昨日ははじめて3階のだいぶ上の方の席をとった。

ど真ん中だったので、景色がかなりよかった。

すみトリの酔いそうな謎のホールデザインもこの席からなら「美しい」と感じた。

 

ポーギーとベスはとてもよくて、トップバッターにふさわしい演奏。

オケのうまさを感じた。

ただしメンバー表を見ると今日は新日ではない演奏者が多い。

 

ガーシュインのラプソディ〜、

クラリネットの冒頭のグリッサンドがお見事。めっちゃかっこいい。

 

ただし!

小曽根さんのピアノが。。。

最初の方は普通に譜面通りに聴きたかった。

冒頭から小曽根節を飛ばしているのはガッカリ。

 

もう昨日はそこからあまり楽しめなかった。

ソロ部分も冗長に感じるし。

そういう文句を言うなら、小曽根さんの回に聞きに来るなということだと思うが。。

 

ちょっと記憶が曖昧になってきたが、全体を通してオケにばらつきがあったように思った。

しかし、それぞれのソロはめちゃうまかった。

特にクラリネット、トランペット。

ピッコロが暴走気味だった。

 

目当てのパリのアメリカ人も、あまり感激できなかった。

芸劇で聞いたN響の演奏は本当にすごかったなぁ〜。

見返すとステファヌ・ドゥネーヴだった。

 

今日のプログラムから想像できないアンコール・ポンキエッリが何気に1番よかった気がする。

 

昨日は満員だったようだ。

あんなにガラガラのオケだったのに、最近の新日本フィルはかなりがんばってると思う。