N響 ルイージ ニールセン2 | クラシックコンサート鑑賞日記

クラシックコンサート鑑賞日記

コンサートの余韻を楽しむブログ

2024年5月23日(木)サントリーホール
 
ブラームス/ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15
ニルセン/交響曲 第2番 ロ短調 作品16「4つの気質」

指揮/ファビオ・ルイージ
ピアノ/ルドルフ・ブフビンダー

 

 

 

さて、ニールセンがめちゃくちゃよかった!

もう一生ルイージとやってほしいくらいよかった。

日本人離れしたキレッキレな音。

それでいてドイツオケのような重厚な音色。

 

N響ってうまいんだなぁとまた思った。

NHKホールじゃわからんもんだw

 

いい意味でN響らしくない演奏だった。

いつもお品よくやってるような気がするが、今日はかなり激しかった。

 

第3楽章の終わり方が非常に美しかった。

あんなふうに自然と少しずつ音を終止できるもんかね。

 

第4楽章はただただ楽しく。

ここの勢いは特に外国オケのようだった。

 

N響、ルイージでショスタコの11番をサントリーでやったらものすごく良さそうだなと思った。

N響のお上品な感じをぶっ壊すルイージ。

聞いていてとても面白い。

 

本日の演奏は国内オケとしても1万円の価値大いにありと感じた。

NHKホールだったらどうだかわからんが。

 

これはソロカテありそうだと思ったら、まんまと。

 

そういや前半も素晴らしかった。

やはりコンチェルトとシンフォニーではまったく音量が違うと改めて感じる。

交響曲だと1.5倍くらいの音量に感じる。

 

ブッフビンダー、かなりおじいさんだと思うが、なんとも美しい音色。

ただただ心地よかった。

曲の特性もあり、第3楽章は特に楽しめた。

しっかしこの曲長いなぁ。

 

 

今回、B定期の1回券なのに、めちゃめちゃいい席(安くて音がいい席)がとれた。

会員先行だと取れるもんだな。

一般販売だといつもひどい席しかないもんで。