ダネル弦楽四重奏団 サントリー | クラシックコンサート鑑賞日記

クラシックコンサート鑑賞日記

コンサートの余韻を楽しむブログ

2024年6月10日(月)ブルーローズ

 

サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン

プロコフィエフ:弦楽四重奏曲第2番 ヘ長調 作品92
ヴァインベルク:弦楽四重奏曲第6番 ホ短調 作品35
ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲 ト短調 作品57

【アンコール】

ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲 ト短調 Op. 57 より第3楽章

弦楽四重奏:ダネル弦楽四重奏団
 ヴァイオリン:マルク・ダネル/ジル・ミレ
 ヴィオラ:ヴラッド・ボグダナス
 チェロ:ヨヴァン・マルコヴィッチ
ピアノ:外山啓介

 

うん、よかった!

おじさんたち4人からものすごい熱量を感じた。

 

特にクァルテット名にもなっている第1ヴァイオリンのダネルの演奏が強烈。

音楽に入りすぎてイッちゃってる。

とにかく動く。足が宙を浮いている。しかも両足だ。

両足浮かせてるというのはすごい腹筋力だw

 

そして、動きすぎた結果なのか、ズボンの内側が少し破れていた。

本人は気に留めず。気づいていないのか。

 

プロコの2番が初っ端なのはびっくり。

こんな激しい曲をはじめにやるのか。

しかし高速テンポといい精緻な技術といい文句なしにめちゃくちゃかっこいい。

絶頂を迎えたのかダネル氏の目がイっちゃってるw

もう椅子から立ち上がりそうな勢いで演奏していた。

 

いやはや、しかし素晴らしかった。めちゃめちゃ好みのスリリングな演奏が聞けた。

 

ヴァインベルクはプロコと真逆のシリアスな演奏で痺れた。

私があまりこの曲を自分のものにできていないので感想は書けない。

しかし間違いなく素晴らしい演奏だったと思う。

 

ショスタコもめちゃめちゃよかった。

外山さんのピアノは9年ぶり。9年前にちょっと、、と思ってから一度も聞いてない。

イケメンですね。9年ってすごい月日。いま調べると40歳。びっくり!!!!!!!!!!!!全然見えない。まだ20代かと思った。てことは9年前は31か。。。

ピアノは悪くはないが良くもない。

 

メインの第3楽章はバリバリのテンポでめちゃくちゃかっこいい。

どこの楽章か忘れたが、ダネル氏の超高音が美しすぎて思わず目を閉じた。

 

いやはや非常にアグレッシブな演奏で楽しめた。

 

ツイッターでキタラのツイートを見るとヴィオラの人が山頭火のTシャツを着ていたのがめっちゃ笑ったw

なんでそんなの持ってんのw そんなユーモアあふれる人には見えなかったが。。笑

チェロがキュッヒル似。

 

明日もダネル聞きます。

楽しみ。