都響 井上 タコ6 | クラシックコンサート鑑賞日記

クラシックコンサート鑑賞日記

コンサートの余韻を楽しむブログ

2024年5月30日(木)東京文化会館

【定期演奏会1000回記念シリーズ④】
ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 op.68《田園》
ショスタコーヴィチ:交響曲第6番 ロ短調 op.54

 

指揮/井上道義

 

 

 

 

井上さんのラスト公演、コンマスは水谷さん。

なんか水谷さんが出てきただけで感動するな。

 

前半の田園は美しすぎた。。。

第1楽章、魔法のようにオケを自由自在に操る。

音は井上さんの意のまま。

田園は以前シティフィルと飯守泰次郎で聞いたものが人生でベスト。

2位くらいには君臨しそう。

トランペットとトロンボーン、ピッコロが第4楽章から参入。ここまで出番ないっていうのは第9の合唱みたいw

 

メインのタコ6。

 

ラストにショスタコは大いにわかるが、なぜ6番?

井上さんといえばショスタコだが、4番とか壮大な曲で最後を飾って欲しかった気もするが、それは他のオケとやってるのかな?ラストが6番てかなり意外。

 

まぁいいとして演奏は超極上。

うまい!!!うますぎる!都響さすが。

オケはすごく揃ってた。言うなればホルンのぷわ〜んくらいだが、管楽器は多めにみてる。

水谷さんのソロもめっちゃうまかった!

 

第3楽章の最後の方のコンバス・チェロの低音がむちゃくちゃかっこよかった。

シロフォンとピッコロの追い込みもゾクゾク。

物凄い完成度。

 

毎度思うが、引退の意味がわからない。

実は結構身体的にきついとか?

なんにせよ、復帰しても誰も文句は言わないだろう。