私の防災・その294 30年以上捨てられないテキスト
2月も残り一週間を切って来月には東日本大震災からちょうど12年、十二支一回りの節目を迎えます。
トルコ・シリア大地震も有りましたし、この時期は店頭でもネットでもテレビでも防災特集が組まれることも多いですから、ご家庭の備えを見直すチャンスですね。
家具の転倒防止、水や食料、非常用トイレ、日用品等のストック、非常持ち出しリュック(防災リュック)、ハザードマップで自宅の災害リスク確認、避難場所&避難経路の確認、今出来ること、やるべき事は色々あります。
何か一つでも備えを進めてみませんか。
上でも書いたように備えとは単純に防災備蓄することだけではなく、ハザードマップで自宅の災害リスクを知るといったような、非常時にはどの様な問題が起きるのか、それに対応するにはどの様に行動するのが良いのかを知っておく、身に付けておくことが一番大切なのではないかと思います。
私には30年捨てられない一冊のテキストが有ります。
日本赤十字社の赤十字救急法教本です。
発行は平成飛び越して昭和。
私が通っていた高校で希望する生徒対象に行われた課外授業のテキストです。
救急法も年々変わっていっていますので今では通用しない古い知識となっている所も有るとは思います。
この頃はAED なんて一般人には使えませんでしたしね。
でも、考え方の基本は変わっていないと思うので、いざと言う時のお守りの様な感覚で持ち続けています。
テキストには災害時の救護についても載っています。
ちょうどこの救急法の課外授業の期間に少し大きな地震が起きて急遽その日の講習が中止になったり校舎の水飲み場が破損したりしたこともあって、実際に災害時の救護を自分達がすることになるかもしれないと感じたことも手離せない理由かもしれません。
災害時に要救護者を運搬する方法もとても参考になりました。
自宅に帰ってから父に協力してもらって一人で背負って運搬する方法を実践した時に、当事体重50キロ有るかどうかの私が80キロを大きく超える大柄な父を背負って歩けたことに正しい知識と言うものはこれ程の違いを生むのだと衝撃を受けました。
あの時の様な本格的な講習を受けることはなかなか難しいですが、今までも折に触れて救急法の講習には積極的に参加してAED の使い方も何度も練習してきました。
大きな災害が起きたら救急車を呼んでもすぐに来てくれないし、医療機関に行くのも難しくなると覚悟しておかなければならないでしょう。
その時に目の前で苦しむ人がいたら私は何も出来ずに立ち尽くす第三者にはなりたくない。
微力ながら自分に出来る精一杯の知識で行動できる当事者でありたい。
このテキストはその心を支えてくれる大切な一冊です。
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非常時の備えしてくださいね
特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。
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