私の防災・その238 その時その場にいたら~救急蘇生法 | もえもえ育児ほぼ終了日記と障害児家族の防災ブログ

私の防災・その238 その時その場にいたら~救急蘇生法

昨日のハロウィン、渋谷も大きな混乱なく終わったようで何よりでした。

皆さんも楽しいハロウィンを過ごされましたか?
我が家は今年ももえもえが以前通っていた放課後等デイサービスで作ったハロウィン壁飾りを飾ってもえもえの大好物のカボチャメニューでささやかに楽しみましたハロウィン

韓国の群衆雪崩の報道で多くの人が心肺蘇生法(胸骨圧迫/心臓マッサージ)を行っているのを目にした方も多かったのではないでしょうか。

あの様な大規模な事故や災害時にはその時その場にいる人が一人でも多く即座に対処しなければ助かる命も助けることができません。

皆さんは心肺蘇生法やAED を使った蘇生法、外傷の応急手当等はご存じでしょうか。
また、とっさの場合に即座に救命処置を行うことはできるでしょうか。

私は通っていた高校で希望者のみですが課外活動として日本赤十字社の救急救命講習を受講し、修了証をいただいたことがあります。

この時の講習は数日かけて外傷の手当てや負傷者の運搬方法等も実践含めて幅広く学べる講習でした。
非常時に身近な有り合わせのものを使用した対処法なども学びました。

ちなみに講習は何日かに渡って行われたのですが講習がある日に少し大きな地震が起きてその日の講習が延期になり、次の講習日に改めてその地震を踏まえて災害時の一般人による救命処置の大切さを教えていただけたことは今でも忘れていません。

細かな技術等はさすがに30年も前のことですので忘れていることも多いですし、その後の見直しで手順が変更された点も多いです。

更に当時はAED の一般使用が認められていませんでしたので、その後改めてもえもえの通っていた未就学障害児通園施設で保護者向けの救命講習(心肺蘇生法とAED )が開催された時に受講しました。

この時は成人だけでなく乳幼児含む小児の救命処置について教えていただけました。

この時に学んだことがその後もえもえが誤嚥してチアノーゼを起こした時に咄嗟に正しい処置をとることが出来てとても役立ちました。

その後も、いざと言う時に備えてもえもえの通っていた支援学校のPTA 主催の講習会や防災訓練などのイベントで体験できる機会があれば積極的に参加しています。

ちなみに旦那もかつての職場で何度も講習を受けています。

救急救命の参考になりそうなサイトのリンクを載せておきます。


こちらは手順をPDF でスマホにダウンロードしておくことが出来ます。
いざと言う時にスマホを見ながら対処できるのでお勧めです下矢印

講習は日本赤十字だけでなく各地の消防署等でも行われています。
自治体の広報等で参加者募集していたりしますので、機会があれば是非!

講習会ほど本格的ではありませんが、AED や胸骨圧迫等を短時間で体験出来るものなら防災訓練などの様々なイベントでも行われています。
お子さんと一緒に参加されるのもお勧めです。

命を助けるためには何と言っても心肺蘇生法(胸骨圧迫/心臓マッサージ)です。
脳に血液が回らなくなれば命を繋ぐことは出来ません。

外傷があって出血していても優先すべきは胸骨圧迫。

胸骨圧迫は1分間に100~120回のペースで胸を強く押し続ける必要があります。
そのペースの目安として良くお勧めされているのが「アンパンマンのマーチ」です。
この歌のリズムにあわせてテンポ良く押し続けることで助かる可能性が上がります。

他にも「ドラえもん」「世界に一つだけの花」等も。

人工呼吸は現在はあまり推奨されていません。

COVID-19(新型コロナ)をはじめとする感染症の危険があるためですが、現実問題として家族以外の人とは幾ら緊急時でもマウストゥマウスで人工呼吸を行うのはハードルが高いですよね。

私は感染予防のマウスガード(キューマスク)を持ち歩いていますが、少なくともCOVID-19(新型コロナ)の流行がおさまるまではこれを使用したとしても人工呼吸は避けた方が良いと思います。

私の持ち歩いているマウスガード(キューマスク)はこちら下矢印

キーホルダータイプなのでいつも持ち歩く普段使いのバッグに下げてます。

要救助者の呼吸確認や救命処置中にも飛沫感染に注意が必要です。
ハンカチやタオル、衣服等で直接呼気を浴びないようにしてくださいね。

いざと言う時は救助のプロが現場に到着するのを待っている余裕はありません。

その時その場にいるあなた自身が行動しなければならないのです。
目の前で助けを必要とする人を手をこまねいてただ見ているだけで良いと思いますか?
それとも、少しでも助かる可能性が高くなるように行動しますか?
助けを必要とする人があなたにとって失いたく無い人だったらどうしますか?

是非、その時命のために動ける知識を手に入れていただきたいと思います。

ついでながら、今日は災害用伝言ダイヤルのお試しが出来る日です。
過去記事リンクしときます下矢印

災害用伝言ダイヤルと公衆電話は家族と離れた外出先でトラブルにあってスマホも使えない状況でも大切な家族に連絡できる大切な手段です。
こちらも是非、ご家族で確認、練習してみてくださいね。

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非常時の備えしてくださいね!

特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。

防災記事まとめ・その1はこちら➡
防災記事まとめ・その2はこちら➡
自宅療養・感染対策まとめはこちら➡

夏の防災(暑さ対策)まとめはこちら➡
水害対策まとめはこちら

先天性難病による障害児もえもえのことまとめてます。
もえもえの誕生から通園までのまとめ➡
もえもえの通園&通学のまとめ➡
もえもえの摂食のまとめ➡
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