私の防災・その97 今日は防災の日~知識のアップデート | もえもえ育児ほぼ終了日記と障害児家族の防災ブログ

私の防災・その97 今日は防災の日~知識のアップデート

長年の防災オタクですので、様々に。

大事なのは最新の防災グッズではなく、常に最新の知識にアップデートする事と家族にとって必要充分と言えるものをどんな形で揃えるかだと思います。


家に防災グッズ備えてる?

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非常時の備えしてくださいね!

特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。

防災記事まとめ・その1はこちら➡
防災記事まとめ・その2はこちら➡
自宅療養・感染対策まとめはこちら➡

先天性難病による障害児もえもえのことまとめてます。
もえもえの誕生から通園までのまとめ➡
もえもえの通園&通学のまとめ➡
もえもえの摂食のまとめ➡
もえもえのトイレトレーニングまとめ➡

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防災週間ですので防災関連記事を書いてます。

今までに私のブログをお読みくださっている方は既にご存知のことでしょうけれど、私は父が阪神淡路大震災で被災したことがきっかけで防災を意識するようになりました。

特にもえもえが生まれてからは、自宅を耐震性能の高いメーカーで建て、家具の固定など特にもえもえの遊び場スペースや寝室は出来るだけ安全に過ごせるように対策をしました。

先天性の難病で障害児のもえもえは摂食に課題があり普通食が食べられません。
医療的ケアはないものの、少しの負担ですぐに体調を崩してしまいます。
そんなもえもえの為に、非常時にも困らない食の備え、出来るだけもえもえに負担なく日常生活に近い生活を送れるように備えをしていました。

そして2011年3月11日、まだ幼かったもえもえと一緒に揺れに耐えた東日本大震災。

私達家族が住むのは首都圏住まいでいわゆる「被災地」ではありません。

ですが、
それまで経験したことがない大きくて長く続いた揺れ、
福島の原発事故による水道水汚染、
流通の混乱による物不足、
市原のコンビナート火災に纏わるデマ、
計画停電等、
影響は私が想像していたより遥かに大きく、思いもよらない様々な形で、被災地ではない筈の地域まで巻き込み広範囲で長く続きました。

当時、病み上がりのもえもえは学校を休んでいて自宅で私のそばに居ましたが、いつもなら下校のスクールバスに乗っていたはずの時間です。

災害発生時に家族の誰が何処にいるのかは選べないのだと実感しました。

自宅の備えだけでは足りない。

それまでに私が自宅で備えてきたことは、確かに私達家族や周囲の人を助けることになりましたが、まだまだ不十分だったと言うことも思い知らされました。

自宅を安全な場所に出来たとしても、どれだけ備蓄していても、外出中や学校にいる時に被災するかもしれない。

自宅の備蓄非常持ち出しリュックは準備していましたが、それに加えて外出中でも最低限の備え(0次防災)を意識するようになりました。
車の中にも水、非常食、非常用トイレ、ブランケットや膝掛けを常備するようになりました。

もえもえが通う学校の防災の見直しにもPTA として関わりました。

障害児(者)の家族会で防災について学び、いざと言う時に助け合える地域社会との繋がりについても模索し、福祉避難所の立ち上げ訓練にも参加するなど災害弱者の自助&共助を進めてきました。

離れた実家との連絡方法の災害用伝言ダイヤル171も確認、練習するようになりました。

こうして私達家族や実家の地震対策はある程度出来たと思っていた2019年9月に台風15号で実家が被災、猛暑の中で丸二日間の停電を経験しました。

私達の自宅は大きな河川のそばにあり、ハザードマップでも浸水想定地域に入っていることは建築当初からわかっていました。

鬼怒川が決壊した関東・東北豪雨や西日本豪雨で、水害の怖さを見聞きし、改めて事前避難や水害対策の必要性を感じていた時に実家が台風に襲われたのです。
実家は水害に強い立地なので直接水の被害を受けたわけではなく、強風による停電被害で済みましたが、温暖化による台風の強大化や豪雨の増加を考えれば、私達の自宅はもっと水害に対して備えなければならないと思い知らされました。

水害から身を守るには、事前に安全な場所に避難するしかありません。

改めて事前避難のタイミングや避難方法、避難先について旦那と話し合い、非常持ち出しリュックも水害からの避難を想定したものに作り替えました。

実家の被災体験から、夏に被災すると一番大変なのが暑さだと学び、出来るだけ電気に頼らない暑さ対策と、モバイルバッテリーやポータブル電源、ソーラーパネル等、停電した時の電気の備蓄を強化しました。

そして2020年からは災害級と言われる新型コロナウイルス感染症の世界的なパンデミックが続いています。

自分と家族の身を守る備えと言う意味では感染対策も防災と言えるでしょう。

実際、防災備蓄していたお陰でマスクや消毒薬が品薄になった時にも困ること無く過ごすことが出来ました。
新型コロナの対策は状況の変化が大きく、常に新しく正しい情報を手に入れることの重要性をつくづく感じます。

どんなに想定して備えをしてみても万全と言えることは無く、予想を超える、または予想すらしていない新たな災害が起きる度に見直しを繰り返してきました。

防災グッズもどんどん新しい物が発売されています。
ポータブル電源やソーラーパネルも普及しましたね。

ただ、新しい防災グッズが全て自分達にとって使いやすくて必要かと考えると決してそうではなく、結局は自分達に見あった備えが大事なのだと思います。
感染対策では結局密を避けることと手洗い、マスクを正しく着けることの3つの基本が一番大事だったりするように、日頃から今何をするのが大事なのかを意識することこそが防災の要なのではないかと思います。

大事なのは災害に関する知識をアップデートする事。

現状を正しく把握して対策をたてること。

防災の日をきっかけに今一度何をすべきか見直しをしていただきたいと思います。

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昨日の献血についての記事献血の依頼~かなり切羽詰まっている!?続報です。

予定通り献血に行ってきた旦那が話を聞いてみたら、本当に切羽詰まっていて9月までは何とかなる見込みだけど、10月以降足りなくなる可能性が高い状況だそうです。
新型コロナの影響で職場での集団献血が出来なかったり、実施してもそもそも出社人数を減らしているのでいつもよりも献血量が少なくなったり、大規模イベントが無くなってしまってイベント来場者目当てに献血会場を設けて行うある意味便乗作戦が出来なくなったりしているのでターゲットの若者の「ついで献血」がして貰えなくなって苦戦しているそうです。
旦那は以前アンケートに献血に協力すると記入していたので、今回直接電話での依頼となったようです。
協力いただける方は是非献血をお願いいたします。
非常時の備えは平常時にしか出来ません。
どうぞよろしくお願いいたします。