昨日、ロルフィングという筋膜リリース
について書かせていただきました。
今日は、筋膜リリースの手法を用いた、身体を柔らかくする方法の一つを
ご紹介させていただきます。
身体のことを勉強すればするほど、グランディング（地に足をつけること）の調整の
大切さを実感します。
ただ立つだけでなく、かかとをゆがめずに身体に素直に左右均等に立たせ
足の裏にはアーチをすくり、その上に骨盤をやはり左右均等に置いていき
反り腰にならないよう腰を配置する・・・・・
これがグランディングです。
1月に四国に身体全体のバランスを見てくれる美容サロンをしている友人 のところに
行きましたが、そこで教えてもらったことを今しみじみと実感することが多いこの頃です。
皆さんはストレッチはお好きですか？得意ですか？
得意な方は大好きでしょうし、苦手な方は苦痛かもしれません。
もともと柔らかい方もいらっしゃるでしょうが、だいたいの方は固さを感じていたり
固かった身体を努力して柔らかくされたりしていると思います。
自分も生まれつき柔らかかったわけではありません。
ある程度にするまでは、結構長い時間をかけました。数年くらいです。だいぶ前ですが。
毎日少しずつ開脚で身体を床に近づけているときに
これからご紹介することを知っていたら、もう少し効率的ではなかったかと思います。
身体を柔らかくするポイントでは
ハムストリングス
腰（仙骨のあたり）
この二か所を柔らかくすればかなり全体の柔軟性が付いてくると思います。
ハムストリングスとは足の裏の筋肉で、正確には
大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋
という3つの筋肉が構成しているその総称です。
股関節とひざの２関節をまたぐ大きな筋肉で二関節筋ともいわれます。
ですが実はロルフィング的に、そしてヨガ的にも、身体のほかの部分で
柔軟性を高める重要なところがあると言われます。それは
◆足首や足の裏
◆お腹
です。
もちろん他のところでも重要なポイントがありますが
ここではこの二か所をご紹介します。
身体を柔らかくするために、けがをしにくくするために、血行を促進するために
足首や足の裏をよく動かしていくことはとても大切です。
よくヨガクラスの最初に足の指から動かすことから始めることがありますが
これは同様の理由からです。
足の裏と足首には多くの筋肉や腱が始まり、ひざ、腰そしてその上へとつながっていきます。
基盤を柔らかくするとその上の部分が柔らかくなりやすくなります。
もう一つはお腹。
昨日肋骨の下の際のみぞおちとその左右をほぐしていくことをご紹介しましたが
呼吸が楽に深くなるだけでなく、身体全体の柔軟性が高まります。
お腹を温めることも大切です。温めると体は緩み、冷やすと収縮します。
長くなりましたので、「体を効率的に柔らかくする方法」をあと一回、明日も書かせていただきますね。
先に答えをいいますと、足の部分の
距骨（きょこつ）
立方骨（りっぽうこつ）
中足骨（ちゅうそくこつ）
です。ここを気持ち良く刺激することで、身体がぐっと柔らかくなります。
明日もう少し詳しく写真と一緒にご説明しますね。
それではみなさんにとって素敵な一週間になりますように
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