昨日のツボのお話の続きです。今回は手のツボです。
手首、手のひらから指先まで、足の裏と同じくらいほどツボが集中しています。
手のつぼに関しては、自分の日常の身体のケアのレベルでは、身体のこの部分がここに当たる、
と覚えるよりも、面積が比較的小さいですから、全体をマッサージ・押してあげると、
複数のツボに当たりますので、それで十分ではないかと思います。
押すポイントは、
◆合谷（ゴウコク） ： 親指と人差し指の間の奥の方。谷が合う所ですので、文字のごとくです。
◆労宮（ロウキュウ） ： 中指の先をおったときに当たる手のひらの中央部分よりやや左。合谷の少し上。
◆指先
◆指と指の間のマタ（水かき）
などでしょうか。
合谷（ゴウコク）も労宮（ロウキュウ）も、胃腸、自律神経、視神経、精神状態、自律神経、免疫・・・
身体の全てに関係してくると言われます。
ここを押しますと、だいたいの人は、痛いと思います。イタ気持ち良い人やすごく痛い人など、
体調によりまた、同じ人でも日により違います。
ここを、気が付いたときにでも毎日ちょっとずつでも押してあげると、とても良いのです。
眠れない時は、特に合谷を押していると、柔らかい眠気が来ると言います。
逆に、労宮は、眠気を払う、と説明している方やサイトもあるようです。
眠気を払う、というよりも、自律神経の調整を図り、身体を活性していくように思いますので、
必ずしも眠気を払うかどうか、個人的には疑問ですが、人それぞれだと思います。
たしかにイタイですから、眠気吹き飛ぶ人は吹き飛ぶかもしれません（笑）
労宮は、気功や太極拳では、気を集め（自分の意識を集中して底に集めるような気持ち）る
大切なポイントとなります。
右手の、薬指の下で、だいたい手相の頭脳線の上のあたりに肝臓のツボがあります。
ここも押すと良いです。
指先（爪）指圧は、代替医療の有名な医師の方も大変推奨しています。
また指のマタの水かき部分は自律神経の調整に関係すると言われています。
足の裏は会社ではそうそう押せませんが、手のひらなら、なにげにケアできると思います。
もうすでに手のひらマッサージをされている方はもちろん、されていない方も、
今年は、こまめに手のセルフ指圧をしてみませんか？
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