夫、私、7歳娘、4歳息子の
4人家族
2022年12月、
36坪の家を建てました
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◆おうちの紹介◆
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事の発端は、会社から帰る夫の一言でした。
「取引先の商社からキャビアもらったから、持って帰るよ」
取引先?
商社?
キャキャキャキャキャビア??
結婚して10年以上。
初めて聞いたバブル期のドラマのようなセリフにびっくりです。
これがね、例えばの話。
「イクラをもらった」だったら、私は歓喜の声をあげると思うんですよ。イクラ大好き、あなたには胸を張って告白できる。
なんなら、そこまで高級でなくてかまわない。海苔でも嬉しい。干し椎茸でも嬉しい。ツナ缶一個でも嬉しい。
「えーー!!!なんで!?やったー!!!」って心の底から言える。
それなのに「キャビア持って帰る」と言われたら、「…へぇ」としか言えない。
そりゃね、未知の食べ物ってわけじゃないよ? 世界三大珍味ってことは知ってるし、チョウザメの卵ってことも知ってるし、なんなら数回は食べたことある。結婚式とか、クリスマスディナーとかね?
しかし私は小市民代表。知らぬ仲ではないとはいえ、キャビアとの壁は厚い。気軽に喜べる関係じゃないの。
そんなキャビア、ようこそおいでませ。
あなたに似つかわしくない住まいですが、ゆっくりしてってくださいね。
蓋をパカっと。
ゴクリ。これがキャビア…
もちろんワインは出すよね。クラッカーに乗せていただきます。
…うん。
クラッカーの味しかしないわ。
バカ舌なのか、キャビアの量が少なすぎるのか、質が悪いのか、どれでしょうか
そこで、そのまま食べる方式に切り替え。純金のスプーンなんて我が家にはないから、百均のスプーンでごめんね。ごめんねキャビア。(この記事で何回キャビアと言うのか)
そっとすくって噛み締めるように食べます。
うん、魚卵が塩漬けにされた味がする。
なんだろうなぁ、決して美味しくないことはないんだけど。イクラの醤油漬けや辛子明太子の方がテンション上がるよね。
世界が誇るキャビア様、我が家なんかに来てもらってほんとごめん。
そんなわけで、ウチの小学一年生も4歳児も無事にキャビアデビューを果たしましたすごい
そして実は、まだあと一缶あるという事実。
取引先の商社なるものから、1ダースくらい部署宛にもらったんですって。しかしその部署の中で「別にいらないかな」って人が結構いたそうで
うーん。
ますます深まるキャビアの謎。
いつか「キャビア、美味しいよね。好きだよ」って言える高貴な女になりたいです。
キャビアとワインを嗜む人になるならこちら(そもそもキャビアっていくらなのか検討もつかない)