こんにちは。
もっと楽に、幸せに。
パートナーシップカウンセラー
真中美和です。
4月の集中講座は、
午前グループは満席、
夜グループは残席2名です。
ちょっと今日の内容は、
読む人によっては、
心がザワザワしたりすることも
あるかもしれないんだけども、
だけど、
必要な人の背中を押せたらいいな
と思うので、書いてみるね。
よかったら、
途中で画面を閉じずに、
最後まで読んでもらえたら嬉しい。
子育ては、大変？
こないだダーリンとニュースを見てて
少子化の話になったんだよ。
皆さんもご存知の通り、
2022年の出生数は79万９,728人で、
統計開始以来はじめて80万人を下回り、
過去最少を更新。
この結果は、国の予測より10年早く、
予想を上回る減少が続いているんよね。
このままいくと、
日本の出生率はどんどん下がって、
日本の人口がどんどん減っていき、
このまま高齢化が進行すると、
2060年ごろには高齢者１人を
現役世代１人で支える「肩車社会」が到来
という事態になるわけだけれども、
いかんせん、
女性しか子供は産めないわけで、
いくら男女平等とか言ったって、
女性が産もう、産みたいと思わない限り
この状況に歯止めはかからない。
じゃあ、なぜ最近は、
女性が子供を産まなくなったのか？
という理由は、
そりゃ一つや二つの理由じゃなくて、
いろいろあると思うんだよ。
子育てはお金がかかるとか、
ワンオペ育児が大変だとか、
子育てでキャリアが分断されるとか、
自分の時間が削られて自由がなくなるとか
上手に育てられる自信がないとか
まぁ、いろいろネガティブな理由は
いっぱいあるよね。
実際、私のところに来られる未婚女性に
結婚の希望があるか？
子供を産みたい希望はあるか？
ということをお聞きすると、
かなりな確率で、
結婚という形にこだわらない、とか
子供はどっちでもいい、とか
実はあんまり欲しくない、とか
言われることがある。
でね、
個別の希望はそれぞれなので、
それはもちろん自由だし、
周りが何と言おうと、
自分が望むことを選択したら良いんだけどもね、
私さ、なんとなく、
みんなネガティブな情報ばかりに
騙されてるんじゃないかな？
っていう気もしてるんだよ。
どういうことか？って言うとさ、
今の日本って、
SNSとかも広まって、
なんかすぐ炎上したりとかするじゃない？
特にXとかは、
不満とか批判とか愚痴とか、
そういうものを書き込むのが普通、
みたいな風潮のある文化になってるし、
（ほんと悲しい・・・
そんなところに
ウッカリ何か幸せ自慢とかすると、
途端にやっかみの批判が入る、
そういう世情になっちゃってる気がするんだよ。
リアルの集まりとかでもさ、
パートナーの愚痴を言うことで、
連帯感を高める、みたいな人たちも
いっぱいいるじゃない？
「謙遜が美徳」みたいなのも
日本には染み付いているから、
「私はこんなに幸せです！」じゃなくて
「いやいや、全然なんです！」って言う方が
正しい日本人な気もするわけだよｗ
だから、
惚気とか幸せ自慢って、
そもそも表に出にくい情報に
なっちゃってるんじゃないかなーって
思うんだよね。
だからという意図もあって、
私はこのブログでは、
結構、惚気もいっぱい書くようにしてるの。
単に自慢したいから、じゃないんだよｗ
（2019年の記事だけど、下にリンク貼っとくね）
幸せなエネルギーを、自分から出そう。
幸せな雰囲気を、周りにふわふわと漂わせよう。
なんだかそこが繋がって、
あぁ、
私はいっぱい幸せそうにしてればいいんよね。
それが周りに広がっていくんやもん。
でもやっぱり、
世間的に見れば、
こういう幸せな体験談よりも、
不幸体験の方がたくさん目につくわけで、
そうすると、
ネガティブな情報ばかりあるように見えて
結婚＝大変なもの
子育て＝大変なもの
みたいな刷り込みがなされていっちゃう。
だけど、実際、
「子育て大変💦」とか言いながら、
実際に産んだ人の本音は何か？
って言えば、
「産まなきゃよかった」ではないわけよ
調査結果を見れば、
子どもが1人という家庭は18.6%、
2人は54.0%、3人は17.9%、4人以上は3.3%
という統計数字が出てるの。
つまり、
子供は育てるの大変だけど、
なんだかんだ言って
幸せで楽しいことがあるから、
また2人目、3人目を産もう、
って選択を選んでるんだよね（笑）
実際、「発生結婚出生数（婚姻数に対してどれくらいの出生があったか）」で見れば、
1990年代以降ずっと1.5人で
変わらず推移しているので、
結婚さえすれば、
平均して1.5人くらい子供を産んでいる
ということになる。
だけど、今は
「産まない」選択をする人も増えてるし
「産みたくても産めない」人もたくさんいて
そういう人たちへの配慮もあるから、
声高に
「子供のいる生活、めっちゃいいよ！」
「子育てって、すごく楽しいよ！」とは
逆に言えない社会になっている。
だから、
余計に産んでない人からすれば、
ネガティブな情報ばかり目にすることになって
余計に産むことを躊躇する、
そんな負の連鎖が起こってるような気が
私はするんだよ。
結婚は、大変？
少子化の理由として
晩婚化みたいなことも言われるけども、
実際には初婚年齢の最頻値は
女性26歳なので、
晩婚化よりも、非婚化の方が原因なんだよね。
じゃあ、
なぜ結婚しなくなったのか？だよね。
2021年の最新調査結果では、
男女ともに「（いつか）結婚したい」
という意志を持つ割合は、
８割を超えていて、
これは、1987年の結果と比べても、
男性は89％水準、女性は91％水準で、
確かに減ってはいるものの、
結婚への意思が激変したというほどじゃない。
一方、
1987年の初婚同士婚姻数は57.2万件で
2021年は37.1万件なので、
こちらは64.8％水準にまで下落している。
（どちらかが再婚というケースも増えてるから、という理由もあると思うが）
つまり、結婚したい意思はあるのに、
実際には結婚できてない（してない）
人たちが増えている、ということだね。
実際、
私のところに相談に来られる女性たちも
結婚したいけど、なかなかできない・・・
というお悩みが、結構な数あるんだよ。
これは、
経済的な問題（特に男性）で、
結婚は「贅沢品」と考える人が増えていたり
「結婚が当たり前」という風潮が減って
結婚しなければという圧力が減った
ということも大きな理由ではあると思う。
だけど、前述のように、
SNSやいろんな情報が、
ネガティブな情報に傾きがちなので、
結婚がそれほどいいものだと思えなくて、
二の足を踏むとか、
そこまで積極的に「したい」と思えない、
という人たちも、
かなりいるんじゃないかなって思うんだよ。
さらに言えば、
パートナーを見つけるときに、
リスクばかりが気になって、
相手の粗探しや、
ちょっと嫌なことがあると
簡単に関係を終わらせてしまう人も
すごく多いなと思います
「不安」が前提にあるせいで、
- リスクを取れない、
- 違いを認められない、
- 不快なことに耐えられない、
つまり、
何かあったときに、
それを二人で乗り越えていくよりも、
不安要素のない人を探し続けて
結局誰とも関係を結べない
そうなると、年齢を重ねてきて、
「今の生活を変えてまで結婚したくない」とか
「理想通りじゃない相手と妥協してまで結婚したくない」とか
そういう理由にもなってきたりする。
だから、
結婚の意思はあるのに、
結婚できない（しないでいる）人が
かなり多い印象を私は持っています。
じゃあ、実際、
結婚した人たちがどう思ってるのか？
って言うと、
株式会社オーネットが、
30歳～59歳の既婚男女計385名を対象に
「既婚男女の結婚に関する意識調査」
をしたところ、
結婚して「良かった」と答えた割合は
男性80.6%、女性79.9%
どう？
意外にみんな満足してるんだよ。
だけど、
たぶん友達や知り合いとの会話では、
その会話のメンバーの中に、
一人でも独身の人がいたり、
今、あまり幸せそうじゃない人がいると、
「結婚生活、めっちゃ楽しい♡」とか、
「うちの旦那さんすごく優しくて♡」
なんて、なかなか言わないで、
「義実家との付き合いが面倒でさ」とか、
「うちの旦那、○○してくれなくて大変なんだよ」とか、
そんな愚痴っぽいことを言って、
その場の人間関係を、
円滑にしようとするよね
だから、余計に、
「結婚したら大変なんだな」みたいな、
偏ったイメージを持ちやすくなって、
「そこまでしてしなくていいかな」って
リスクの方ばかり
強く感じてしまう
あなたが選んだ道が、正解。
確かにね、
損したくない、
リスクを取りたくない、
その気持ちはわかるよ。
誰か（パートナーや、子供）と一緒に生きる
ということは、
損やリスクがいっぱいあるもん。
だけど、一方で、
一人では得られない体験や、
豊かさや幸せを感じられるもの
でもあるし、
発生する損やリスクを
一緒に抱えてくれる相手ができる
ということでもある。
一番安全な生き方は、
今のまま、何も行動しないこと、
挑戦しないこと、
他人と深く関わらないこと
だけど、
本当にそれが、
自分の望みだろうか？ってことを
ぜひ一度、考えてみて欲しいなと思います。
他人と生きるということは、
一人では起こらない悩みも
たくさん生まれるし、
大変なことももちろんあるけども、
他人と生きるって、
きっと思ってるよりずっと幸せだよ。
ちなみに私は、
結婚したせいで、離婚もしたし（笑）
子供を産んだせいで、
自分の時間や生活にいろいろ制限もあるし、
めんどくさいこと、
悩むこと、
そりゃ数え上げれば山ほどあるけども、
結婚しなければよかったとは思わないし、
（離婚しなければよかったとも思わないけどｗ）
子供を産まなければよかったとも
一度も思ったことないよ。
（こんなに子育て苦手なのに）
一生一人で生きていく人生が、
自分の好みだ、ということなら
全然いいけれども、
たぶん私のブログを読んでくれている
読者のあなたならば、
きっとそうじゃないと思うので（笑）
リスクなんか、
どうせどーにかなるものばかりなので
（どーにかならないことなんて、ほんとないから！）
もっと能天気に
他人と生きることを
選んでもいいんじゃないかな
って思います。
結婚（パートナー）も、出産も、
自分が望んだからといって
手に入るわけじゃないけれど、
だけど、
望むことがスタートだから。
思ってるより世界は優しいよ。
もっともっと、
自分の望みを、ちゃんと望んでいいよ。
そしてね、
出産は誰でもしたけりゃできる、
ってものではないので、
年齢的なこと、身体のこと、
いろんな事情によるものなので、
政府が少子化が問題だ！
とか言ったところで、
産まなかった自分を責める必要は
全くないし、
子供を持たなかった人生を
悔やむ必要は全くない。
産まなかったからこそ得られた体験や
違う形での社会への貢献を
必ずしているものだから。
あなたが選んだ道が、正解なの。
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