彼といい関係を築きたいなら、
「正しさ」を持ち出したら
絶対にダメなんだよ。

 

 

 

こんにちは。

 

もっと楽に、幸せに。

パートナーシップカウンセラー 

真中美和です。

 

 真中美和ってどんな人? 

 

 

昨日のブログ、

たくさん読んでいただき、

メッセージをくださった方もいて

嬉しく思っています。

 

 

 

 

連続して悲しいニュースが届いてるね。
 
 
 
その中でも、
素晴らしいプロ意識で人命を救われた方達や
Twitterなどでも、
助け合う優しい人たちの姿がたくさんあって
人間の強さ、優しさに勇気づけられる
そんな年始です。
 
 
 
遠くの人たちに目が向きがちだけど、
まずできることの一番は、
自分の身近な人との関係を大切にすること。
 
 
 

1979年のノーベル平和賞の授賞式で、

マザー・テレサは、

「世界の平和のために私たち一人ひとりにできることはありますか?」

という問いに、こう答えました。

 

 

 

Go home. Love your family.(まず家に帰って、あなたの家族を大切にしてあげてください。)」

 
 
というわけで、
年始にに届いたこちらのご質問に
説明を追加してご紹介したいと思います。
 
 
 
年の初め。
これからの二人のこと、
家族のこと、
いろいろパートナーと話したくなる人も
いると思うんだけども、
 
 
 
話し合いができない。
彼が話から逃げてしまう。
そんな悩みを持つ人も多いよね。
 
 
 
ぜひ参考にしてね。
 
 

夫と話し合いができません

 

 
 美和の回答 

うーん、、、そうだなぁ。

冒頭に「比較的良好な関係」と書かれているけれども、どのあたりが良好なんだろう?

 

 

文面を読む限り、あなたは感情的に責めたりもせず、根気強く彼と冷静に必要な話し合いをするための努力を頑張ってはいると思うんだよ。だけど、彼はそれに応じられず、あなたの言い方やタイミングが悪いと、あなたを責める形で逃げている、ということが続いているわけだよね。

 

 

正直に言うとね、私の元夫もまったく同じようなタイプで、私はそれがあまりに辛すぎて、最終的に離婚という形を選ばざるを得なくなったので、あなたが今悩む気持ち、とってもわかります。

 

 

今、私が当時の自分を思うとき、「これが自分には足りなかったな」と思っていることは、「彼を尊敬し、信頼する」という気持ちが全然持てていなかったし、表現もしていなかったな、ということ。

 

 

そもそもあなたが彼に尊敬や信頼の気持ちを持てないなら、仕方がないかなと思うんだけど、気持ちはあるのに表現が不足しているという可能性があるなら、そこは一つ頑張れるポイントかなと思います。

 

 

おそらく彼は心が弱くて自分に自信がない人なのね。だから、嫌なことや面倒なことからことごとく逃げたくなる。だってそれに適切に対処できる自信がないから。

 

 

これは本来彼の問題なんだけども、あなたの尊敬や信頼の気持ちが伝わることで、彼が自分には対処できる力がある、と自信が高まってくる可能性はあるかな、と思うんだよ。だから、もしまだ彼と踏ん張ってやっていきたいと思われるなら、ここを頑張りどころと思ってやってみて欲しい。

 

 

でね、あなたは「何でも話せる夫婦」が理想ということだけれども、これは、あなただけが目指してもダメなんだよ。二人が同じ方向を向いて「こんな二人でいたいよね」って思えていない限り、ただあなたの理想を彼に押し付けるだけ、になっちゃう。

 

 

だからね、彼はどんな夫婦が理想だと思っているのか?も聞いてみるといいかもしれない。そしてどうすればそんな二人になれると思うか?今たりないのはどんなことなのか?そんな彼の考えにも耳を傾けてみよう。

 

 

それを聞いてみて、やっぱり二人の希望する「夫婦像」が交わらないなということであれば、夫婦という関係を解消する方がお互いの幸せかもしれないね。

 

 

簡単に答えが出ないことだから、もし悩まれたら個人セッションに来てみてね。詳しくお話を伺いながら、お二人がどうしていくのがいいか、一緒に答えを見つけていけると思うからね。応援してる!

 
 
そう、
ここに回答で書いたように、
私の元夫も同じようなタイプだったの。
 
 
 
だから、
このご質問主さんの気持ちが
胸に刺さって痛かった。
 
 
 
でね、
当時の私は、
「こんなに正しいことを言ってるのに
なんでこの人はわからないんだろう?」
ってずっと思ってたのよ。
 
 
 
だけどね、
違ったんだよ。
 
 
 
私が正しいことを言ってるから
彼はわかりたくなかったんだよ。
 
 
 
だって、
「私が正しい」と認める
ということは、
 
 
 
イコール、
「自分が間違っている」
「自分ができていない」
ということを認めざるを得なくなる
ということだから。
 
 
 
そう、だから、
私が正しいことを言えば言うほど、
彼は頑なに認めないし、
私が悪いと言い張るし、
話し合いのテーブルにつかない、
ということをやり続けていたわけだよゲロー
 
 
 
そのことに気づいたのは、
離婚してから随分経ってから。
 
 
あの時の私には
自分が悲劇のヒロインにしか
思えなかったし、
 
 
 
つまりは、
相手が間違っていて、
相手がわからずやで、
相手が私を困らせている、
そうとしか思えなかった。
 
 
 
そしてね、
なぜそんなことになっちゃったか?って
 
 
 
もともと私が、
彼を馬鹿にしていたからだし、
尊敬も信頼もしていなかったからだ
ということ、なんだよね。
 
 
 
私は彼のことが、当時
大好きだったし、
ずっと一緒にいたいと思っていたけど、
 
 
 
心の奥では、
尊敬も信頼もしていなかった。
 
 
 
すごいなと思うところも
いいところだなと思うところも
あったけれども、
 
 
 
常に、
もっと頑張ればいいのにやらない人
大事なことがわかっていない人、
私が助けてあげなきゃダメな人、
私だからこそうまくやっていける人、
 
 
 
そんな風に思って、
「本来の彼」はきっと素敵な人だけど、
「今の彼」はそれを発揮できていないから
私がなんとかしてあげなきゃって
馬鹿にしていたの。
 
 
 
そんな扱いされてたら、
そりゃ言うことも聞きたくないし、
私の言うとおりになんかしたくないし、
イライラもするし、
意地悪もしたくなるよね笑い泣き
 
 
 
結果、
大事なことからはとことん逃げられ、
全ては私が悪いと責められ、
何を話しても頓珍漢な答えしか返ってこず
話し合いはまったくできなかった。
 
 
 
というわけで、
協議離婚なんてできるはずもなく、
離婚調停でもまったくの平行線で、
離婚裁判→さらに彼が不服を申し立てて
高等裁判所まで行って
やっと離婚が成立したチーン
(そこまで粘らざるを得ないくらい、彼は、私の正しさに屈することが嫌だったんだと思う)
 
 

延々とエンドレスで平行線の話。

 

 

『そんなこと一言も言ってないじゃん!』

って何度言ったことかチーンチーンチーン

 

 

私の説明不足かなとか、

私の言い回しがわかりづらいのかなとか

何度も何度も、

子どもにわかるレベルに噛み砕いて

説明するのだけど、

 

 

あまりにもトンチンカンな言葉しか

返ってこなくて、目が点になったんよ。

 

 

なんでこんなにも日本語が通じないんだろう

って、もう、謎でしかなくて。

 

 

アナタハ、ウチュウジンデスカ?

って聞きたくなるくらいに、

全く会話が噛み合わなくて途方に暮れた。

 

 

彼から返ってくる言葉のほとんどが、

私がいかに間違っていて、

私がいかに悪者か?

って攻撃ばかり

 
 
これが、
「敵意帰属バイアス」によるもの
だったんだとわかって、
すごく納得したんだよね。
 
 
 
「敵意帰属バイアス」とは、

人から何か言われた時、そこに勝手に敵意を感じ取って、

「こっちのことを見下している」
「自分の方がよくできる(知っている)と見せつけてきた」
「こっちのことを嫌っている」
「自分のことを排除しようとしている」

などと悪く解釈する認知傾向である。 

 
これは、
その人がもともと持っている傾向
ということも多少はあるだろうけども、
 
 
 
多くは、
普段の関係性で、
あなたが敵に見えてるかどうか?
ってことが
すごく大きな要因だと思うんだよ。
 
 
 
だからね、
話し合いをしたいなら、
まず”大前提”として、
 
 
 
普段からあなたが、
彼のことを尊敬して信頼している、
ということが
彼に伝わっていないとダメなんだ
ってことなの。
 
 
 
「彼女に自分は認められている」
と彼が感じられていないと、
 
 
 
「話し合いをしたい」
というあなたの言葉が、
彼には「あなたができてない(間違ってる)から、改善してよね」
って非難される
戦いのゴングに聞こえちゃうんだもん滝汗
 
 
 
だからね、
その大前提は守った上で、
やって欲しいのが、このステップ。

(下にリンク貼っとくね)

 

 

  1. 彼と仲良くいたい」から、話し合いをしたいんだ、ということを自分の中で明確に自覚しておく。
  2. 彼の機嫌の良さそうなタイミングに、話を切り出す。
  3. 彼に、「困ってるから助けて欲しい(相談に乗って欲しい)」と言う。
  4. 彼に、困っている事象の「事実」を伝える。
  5. その「事実」によって、あなたが具体的に何に困っているのか?を伝える。
  6. 彼にどう助けてもらいたいのか、具体的にして欲しい希望を伝える。
  7. 彼に「どう思うか?」意見を聞く
  8. 彼の意見とあなたの希望に何か違いがあれば、「どうすれば、二人がもっと心地よく仲良くいられるか?」という視点で折衷案を出し合う。
  9. 着地点が見つかれば(場合によっては、その場では決着がつかなくても)自分の相談に耳を傾けてくれたことに感謝を伝える
  10. 彼が、話し合いの結果決まったことをやってくれたら、笑顔+感謝を伝える
 
 
 
特に、
1の「仲良くいたい」という目的を
絶対に忘れないこと!
 
 
 
それと、
大事なのは、3。
 
 
 
「あなたが間違ってるから、改善して」
ではなくて、
「私が困ってるから、助けて欲しい」
ということを伝えるのだ、ということ。
 
 
先ほどお伝えした”大前提”
大事なのはここなんだよ。
 
 
 
つまり、
普段から彼が、
彼女は俺のことを尊敬してくれてる
信頼して頼ってくれている、
という風に思えていたら、
 
 
 
多少のめんどくさいことでも
「困ってるから助けて欲しい」
って言われたら、
「助けてあげよう」っていう気持ちに
なりやすい。
 
 
 
だけど、
普段から馬鹿にされ、
頼りにもされてないのに、
 
 
 
何かあったときだけ、
話し合い=文句言われてめんどくさいことを押し付けられる
と思うと、
 
 
 
そんなの聞きたくないし、
難癖つけて反対したくなるし、
意地でも聞いてやるもんか、
みたいな気持ちにもなるわけだよ。
 
 
 
それが、
どんなに「正しい」要求だったとしても!
 
 
 
人間は
「感情」の生き物だからね。
 
 
 
彼といい関係を築きたいなら、
「正しさ」を持ち出したら
絶対にダメなんだよ。
 
 
 
いつもお伝えするように、
彼らは、いつも
あなたに認められているか?
あなたにいい男だと思われているか?
あなたに評価されているか?
そればかり気にしてるんだよ。
 
 
 
男性はプライドの生き物だ、
みたいな言い方もするけども、
 
 
 
本当は、男性だって、
弱いし、泣きたいこともあるし、
できないこともいっぱいあって、
強くてかっこいい自分ばかりじゃない。
そんな情けない自分がいることを知っている。
 
 
 
だけど、
自分を信頼し、尊敬し、
頼りにしてくれる女性がいるからこそ、
 
 
 
自分を奮い立たせ、
かっこいい男でいようと
痩せ我慢して頑張ってくれてるんだよ。
 
 
 
なのに、
当の彼女が
正義(正しさ)を振り翳してしまうと、
彼は、情けない悪役を与えられてしまうゲロー
 
 
 
違うの。
女性は、正義のヒーローである彼に
守ってもらう姫のポジションで
いて欲しいんだよ。
 
 
 
彼を敵にするんじゃなくて、
あなたの困っていることを
助けてくれるヒーローにしてあげて欲しいんだよ。
 
 
 
だって、本当は、
それがあなたの願いじゃない?
 
 
冒頭のご質問主さんのケースでは、
彼自身がかなり拗らせてる気もするので、
女性側の関わり方だけで
大きく変わるかどうかはわからない。
 
 
 
だけど、
文面からしても、
彼への不満がたっぷりあるようなので、
(不満を感じるのももっともな内容だけどね)
彼を馬鹿にする気持ちが、
毛穴から出ちゃっている可能性は
十分にあるかなと思うんだよ。
 
 
 
彼のことを
心から尊敬・信頼する気持ちには
なれないということなら、
お互いに不幸なので、
離れた方が楽かもしれないかなと思います。
 
 

何でも話せる夫婦になりたいとは、男は思ってない

 
そしてね、もう一つ。
 
 
 
「何でも話せる二人」を
女性は目指しがちだけれども、
 
 
 
残念ながらね、
最初からそんな理想を持っている男性は
かなり少ないと思った方がいい笑い泣き
 
 
 
以前にも書いているけども
(下にリンク貼っとくね)

女性は、男性とお付き合いする時、

「関係を深める」ということ自体に

大きな価値を感じるし、

「わかり合えている安心感」そのものが

手に入れたいものだったりすると

思うんだけども、

 

 

 

男性が女性とお付き合いするとき、

女性に何を求めているか?で言えば、

「〜な関係が欲しい」という概念では

あまり意識を持ってないと思うんだよ。

 

 

(略)

 

 

女性に求めているもので言えば、

 

この女性と一緒にいると、

  • 自信ややる気が湧いてくる
  • もっと頑張ろうって思える
  • 自分の存在が役に立っていると実感できる
  • 自分に価値があると思える
  • 自分が幸せにできていると思える
  • 自分をいい男だと思える

 

そう感じさせてくれる女性こそが

手放せない女なんだろうと思うんだよ。

 

 

 

だから、男性としては、

自分の彼女(妻)が

いつも機嫌良くニコニコ幸せそうで

自分のことを男として見てくれて

一緒にいて楽しければ、

それで基本的には、満足照れ

 

 

「理解し合いたい」

というニーズはあまりなくて、

 

 

 

「彼女にいい男だと思ってもらえていて

彼女を幸せにできていれば満足」

みたいな感じ爆  笑

 

 

 

だから、

彼女が不機嫌で、不満を持っている

という状態で、

「何でも話せる二人になりたい」

と言われると、

 

 

 

「あなたは私に話してないことあるでしょ、言いなさいよ」

って責められてる、

としか感じられないかもしれないチーン

 

 

 

彼女が幸せそうで、

いつも自分を認めてくれている

と感じられる状態で、

同じ言葉を言われたら、

「そうか、そうか、彼女は話をいっぱいしたいんだな」

って理解できるかもしれないけど、

 

 

 

それは、あくまでも、

「彼女がそう言うなら協力してあげよう

っていう気持ちなんだと思うよ。

 

 

 

さて、

あなたが「何でも話し合える二人」

を目指したいのは、なぜなんだろうね?

 

 

 

そんなことも

考えてみてね。

 

 

 

話し合いができないのは、

彼の問題でもあるけども、

あなたとの関係性の話でもある。

 

 

 

せっかく今日も、

彼が隣にいるなら、

お互いを大切にし合える関係を

作ろうよ。

 

 

 

Go home. Love your family.

 

 

 

▼今年こそ幸せな関係を!と思うなら

こっそり学べるこちらをどうぞ。

 

 

 

▼彼との会話、こんな風になってない?

 

 

 

▼このステップを頭に叩き込んで!

 

 

 

▼男と女では望んでることが違うよ。

 

 

今日のプチ幸せLesson
話し合いができないなら、二人の関係を見直すチャンスにしよう♪

 

 

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もっと楽に、幸せに。

悩んでる場合じゃないよ♪

今すぐ、幸せになろーぜ♡


  

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