自分の「好き」という気持ちしか
見えなくなってると、
「愛し合う」という関係には
いつまで経っても進むことができない。
こんにちは。
もっと楽に、幸せに。
パートナーシップカウンセラー
真中美和です。
「好き」って気持ちと、「愛する」っていう心の態度は、まったくの別物だよな、とあらためて思う次第です🙃
— 真中美和＊パートナーシップカウンセラー (@miwanosora) November 22, 2022
好きという気持ちを神聖化するのは気持ちいいだろうけど、相手の気持ちは置き去りで、自分の気持ちしか見えてない人多過ぎる😅
それは「愛する」じゃない。
これは、
クライアントさんの話ではないんだけど
（こう書いておかないと、私のことですか？って言う人が現れるｗ）
ずっと仕事関係の人に
片想いしている女性がいてね、
その人に優しくされて
（もちろん他の人にも優しい）
恋心をめちゃくちゃ高ぶらせて
「大好きーーー♡」ってなっておられたんだけども、
仕事の領域を超えて、
彼に優しくしてほしいとねだったり、
もっと私を特別扱いしてほしいと伝えたり、
彼にはパートナーがいる、
ということがわかっていても、
この好きな気持ちを伝えたい、
と告白をされたんだよね。
もちろんそれで
どうこうなるとも思ってなくて
ただ自分の気持ちをスッキリさせたい
ということで伝えたわけで、
結果、彼からは
「ごめん。何もしてあげられないし、困る。」と言われて
そうだよね、って納得されて
「言えてよかった！」って
スッキリされていたんだけども、、、
私ね、
なんだかとっても胸が痛くなったの。
告白するのが悪いわけじゃないよ？
自分の気持ちを成仏させるために、
自分の気持ちを大切にした、
という意味では、その人にとっては
よかったとも思う。
（私も、気持ちを成仏させるために、
そういうことを勧めることもあるよ！）
だけどね、
これは、やっぱり「愛」ではないよなー
って思ったの。
彼女は彼のことが「大好き」だけども
「愛して」はいないんだなーって思ったの。
私はこれまでにも
「好き」と「愛する」は違うよ
ってことをお伝えしているけども、
（下にリンク貼っとくね）
「好き（恋）」って感情は、
もちろんある意味尊いし、
コントロールもできないほどに強く人を動かすもので、
それはそれで大切な感情なんだけども、
そこには、
自分と相手の関係性を、
好ましいものにしたいというような
そんなある種の欲が
滲んでるような感覚がするのね。
（なんかうまく言えないけど
）
でね、私は、
それは、「愛」とは違うよな
って思うんだよ。
定義なんかないけども、
私は「愛」って、
「その人のことを大切に思う」
っていうことじゃないかなーって思ってる。
大切に思うっていうのは、
究極的に言えば、
自分の感情や欲とは切り離して、
相手を尊重する気持ちっていうのかな。
自分にとっての損得は脇に置いて、
ただその人を大切に思うっていう態度。
そう、
「好き」は感情だけど、
「愛する」は相手を大切に思う、
心の態度や意志のこと
じゃないかなと私は思うのね。
先ほどの彼女の例で言えば、
感情として「大好き」だとは思うけど、
- 相手の事情（他にパートナーがいる）や
- 相手の気持ち（職場仲間として優しくしているだけで、そこに恋愛感情を持ち込まれると、仕事がやりづらくなって困る。）
に対する想像力や思いやりが欠如してる
＝愛する態度ではないんじゃないかな
って感じるんだよ。
もし、相手を大切にしながら、
自分の気持ちを成仏させたい、
（相手に脈があるのか白黒つけたい）
という目的を果たすならば、
どストレートな告白ではなく、
相手にちゃんと逃げ場を与えて、
その後の仕事がやりづらくならないような軽い表現で
男女の関係になりうる可能性を打診する
ということもできたんじゃないかなって。
「愛し合う」関係を手に入れたければ、
付き合う前から、
ちゃんと「愛する」態度でいたいと思うんだよ。
これはね、
片思いだけの話じゃないよ？
お付き合いしてからも、
自分の「好き」しか見えてない人が
いっぱいいる。
「好き」だから、会いたい
「好き」だから、LINEしてほしい
「好き」だから、◯◯してほしい
それで頭がいっぱいになるけども、
- 相手の事情（仕事で忙しくて余裕がない、言葉で愛情表現するのが苦手、など）や
- 相手の気持ち（大切には思っているけども、今できる精一杯をやっているので、それを受け取ってほしい。これ以上を要求されると辛くなる）
こんな彼の事情や気持ちを置き去りにして、
自分の事情や感情を大切にする
（大切にしてもらう）
ことにばかりに目が向いてしまう。
そうやって、
自分の「好き」という気持ちしか
見えなくなって、
相手を「大切にする」という
態度を忘れてしまっていると、
「愛し合う」という関係には
いつまで経っても進むことができないよね。
「愛する」にシフトする方法
これは、
小さな子どもがお母さんに、
「おかーさん、こっち来てよ！」
「おかーさん、抱っこ！！！」
「おかーさん、これ買ってくれなきゃいや！」
「おかーさん、お腹すいた！」
「おかーさん、遊んでよぉ！」
「おかーさん、一緒に寝てくれなきゃ寝ない！」
そうやって、
お母さんの事情なんか無視して、
（ま、子どもだから当たり前ｗ）
自分の「好き」に応えてもらおうとする、
自分の要求を一生懸命訴える、
それと同じことをしてるんだよね。
そう、つまり、
自分の満たされないものを、
自分一人では満たすことができないから、
相手に満たしてもらおうとする、
そういう状態を、
大人になった今もやっている、ということ。
「好き」という気持ちは、とても尊いし、
自分自身の「好き」は、
もちろんちゃんと大切にしたいんだけど、
相手との関係性においては、
「愛する」にシフトしていきたいよね。
そのためにも、
まずは、自分を「愛する」
から始めてほしいんだよ。
「好き」じゃなくても「愛する」はできる。
（下にリンク貼っとくね）
今、もし自分のことが
「好き」じゃなくてもさ、
それはまぁ、しゃーないやんね
たまたま今の自分が、
自分好みじゃなかったんだもん（笑）
ま、めちゃくちゃ残念だけども！
それは、勝手に生まれる感情だからさ、
無理矢理好きになれっていうのは、
ちと横暴かもしれん。
でも、
「愛する」は意思の問題だからさ、
決めればいいだけ、なんよ。
「好き」じゃなくても、
「愛する」はできるんじゃない？
自分が、自分の思い通りでなくても、
自分に、自分には不都合な何かがあっても、
それでも
自分を大事に思い、
自分の幸せを思って、
何か(言葉や行動や気持ち)を与えればいいよね。
「愛し合う」がしたければ、
まずは自分を「愛する」から始めよう。
自分で自分を満たすことができたら、
ちゃんと、彼のことも「愛する」ができるようになるよ。
※（注意）
自分は彼を「愛そう」としてるのに、
彼は私を「愛して」くれてないな
（私の事情や気持ちは考えてくれてないな）
と感じる人もいると思うんだけど・・・（笑）
こういう場合は、以下の2択だよ。
- 愛せない状態になっている彼をも、丸ごと愛すると決める（それすらも彼の事情なのだから、それを含めて愛する、ということ）
- 愛する態度（意思）を持てない彼と一緒にいては、自分を大切にすることができない（幸せになれない）から、お別れを選ぶ
どちらがいいとか悪いとかじゃない。
自分が「選んで」「決める」の。
一番避けたいのは、
そんな彼を責めたり、
彼を（心の中で）非難して、
被害者に成り下がったまま生きること。
彼を変えることは、できない。
そんな彼と、
あなたが、どうしたいか？だよ
いつだって、
自分の幸せは、自分が選べる。
「好き」とか「嫌い」とか、
感情に振り回されずに、
自分も、彼も、「愛する」を選べる自分になろう。
▼愛し合う、にシフトしよう。
▼自分を大切に、ってこういうことだよ。
▼愛は、技術だよ。磨くことができる！
「愛し合う」のための一歩は、自分を「愛する」だよ♪
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