コクトウ君

「ねぇパーパー、昨日学校で「13祝い」があったんだけど、

 

厄年には悪いことが起こるって習ったよ。

 

その1年間は気をつけた方が良いって。」

 

 

みつろう

「そんなことない。本来、厄年はお役目を果たすハレの年なんだよ。

 

その年の「年男・年女」が、1年間ヒーローになれる年だ。

 

今年は亥年だから、一年間はイノシシさんたちがヒーローだ。

 

沖縄では、その年の干支の人を「トゥシビー」と言ってお祝いするだろ?

 

 

 

「その年の地球」を救いにやって来たヒーローたちだから、

 

みんなでお祝いをするんじゃないか。

 

そもそも、ヒーローってなんだと思う?」

 

 

 

コクトウ君

「必要とされてる戦士?

 

いよっ!待ってました!みたいな。」

 

 

 

みつろう

「そう。地球がその年、

 

一番必要としていたから、

 

その人が「その年」の地球に生まれて来た。」

 

 

 

 

コクトウ君

「ただ偶然、「その年」に生まれて来ただけでしょ?」

 

 

 

みつろう

「偶然じゃないよ、熱力学だ。

 

エントロピー増大の法則っていう物理法則があって、

 

この宇宙には、常に「バランスを取ろうとしてしまう」性質があるんだよ。

 

 

バランスを取るためには、自分に一番「足りていない」モノを補えば良い

 

地球もバランスを取ろうとするから、

 

その瞬間の地球に一番足りていない「物質」が補われたんだ。

 

それが、「あなた」だ。

 

 

あなたが生まれた

それは地球が一番

「あなた」を必要としていた日

 

 

だから「あなた」はマジで地球のヒーローなんだ。」

 

 

 

コクトウ君

「でも、ヒーローなのは生まれた「その年」だけでしょ?」

 

 

みつろう

「違う。

 

最小公倍数の関係で、

 

 

12年に1回地球は「同じような状態」になっちゃうんだ。

 

波は繰り返す。

 

だから、みんな12年に1回ヒーローになるんだよ。」

 

 

 

コクトウ君

「12年後には、もう当番を忘れちゃわない?」

 

 

みつろう

「だから、世界中に散らばったヒーローたちに、

 

「今年はお役目だよー」と12年に1回伝えるために「干支」で目印を付けたんだよ。

 

お正月に、その年の干支のマークをカレンダーで見たら、思い出せるだろ?

 

あ!今年は自分がヒーローだって。地球の役に立とう!って。

 

数え歳で1才,13才,25,37,49,61,73,85,97才の人たちだ。

 

コクトウは数え12才だから、来年ヒーローになるんだね。

 

じゃあ、

 

ヒーローが一番気持ち良い瞬間って何だと思う?」

 

 

 

コクトウ君

「一番気持ち良い瞬間??

 

自分がメチャメチャ必要とされている場所に、

 

ジャジャーン!!って登場すること。」

 

 

 

みつろう

「自分がメッチャ必要とされてる場所ってことは、

 

そこは「自分」が一番足りてない場所ということになるね。

 

のヒーローだったら、燃え盛る火事場だ。

 

その場所には一番「水」が足りていない。

 

だからこそ「水」である自分が必要とされている。

 

皮肉にも、

 

自分が一番必要とされている場所は、

 

自分が一番足りていない場所なんだよ。

 

 

 

コクトウ

「うわー!大変じゃん、ヒーローって。

 

地球が燃えている年なら、「水」の性質の人が生まれる。

 

 

だから厄年って言うんだね。」

 

 

 

みつろう

「あれ?コクトウはさっき、

 

ヒーローがメチャクチャ気持ちいい瞬間は、

 

自分がメチャクチャ必要とされている」場所に登場する事って、

 

言ってなかったっけ?

 

ほら、前に一緒にYOUTUBEでブラフマンっていうバンドのコンサート見ただろ。

 

 

そのステージの周りでは、「ブラフマンの歌声」を今か、今かと待っている人だらけだ。

 

「松田聖子の歌声」でもダメだし「小沢一郎の政治トーク」でもダメだ。

 

周囲はみーんな、「ブラフマンの歌声」を待っている。

 

要するに、その場所に一番足りてないのは「ブラフマンの歌声」だ。

 

はい、そこへステージの横からブラフマンが登場しました。

 

この状況は、厄年かい?」

 

 

 

コクトウ

「いや、メチャメチャ気持ち良い瞬間じゃない?

 

あとは、歌うだけだ。」

 

 

みつろう

「だけど、歌えなくなっちゃったんだよ。」

 

 

コクトウ

「え?なんで?」

 

 

 

みつろう

「ステージに立てば、分かるよ。

 

いま、水のヒーローが地球にやって来たとするだろ?

 

 

 

この時、地球はどういう状態?」

 

 

 

コクトウ

「逆の性質だから、

 

灼熱地獄の地球?」

 

 

 

みつろう

「そう。生まれて来てステージに立ってみたら、

 

地球上の人々がみんなこう言うんだ。

 

水が無い、水が足りない、水が欲しい。

 

よく見ると、水を奪い合っている人までいる。

 

「今は、水を大切にしなければイケないのか。」

 

「水を出し惜しむべきだ。」

 

周りの人の話しを信じたヒーローは、水を出すのをやめた。」

 

 

 

コクトウ

「情けないヒーローだなー。

 

救ってくれないなんて、地球が不幸だ。」

 

 

 

みつろう

「いや、不幸なのはヒーローの方さ。

 

この宇宙には、常に「バランスを取ろうとしてしまう性質」があるって言っただろ?

 

宇宙は段差を許せないんだ。

 

 

全てを、「同じ高さ」に合わせようとする。

 

いま地球に「水」が足りていないってことは、

 

ヒーローには「水」が余っている。

 

そしてエネルギーは一方向じゃないから、

 

地球には「火」が余っているという事だし、

 

ヒーローには「火」が足りていないってことだ。

 

水を出し惜しんだせいで、

 

水ぐされしちゃうんだよ。」

 

 

コクトウ

「水ぐされってなに?」

 

 

 

みつろう

「そうか、5年生には難しい言葉か。

 

自分に余っている性質のせいで、自分自身がやられてしまう事なんだけど・・・。

 

じゃあ逆に、火のヒーローを想像してご覧。

 

目の前に凍える地球があるからやって来た。

 

すると、地球の人たちが「火」を大切にしているから、

 

ヒーローは「火」を出し惜しんだ。

 

すると」

 

 

コクトウ

「自分自身の熱さで、焼け死ぬんだ!

 

役に立つって、自分のためなんだ!」

 

 

みつろう

「そう。与えているようで、同時に受け取っているんだよ。

 

それが、宇宙の法則だ(エネルギー保存の法則=熱力学第一法則)

 

水のヒーローは、「水」を奪われてしまうと勘違いした。

 

でも、違ったんだ。

 

水を奪われているようで、実は火を、温かさを受け取っていたはずなんだよ。

 

役に立てば。」

 

 

 

 

コクトウ

「じゃあ、厄年は人の役に立てば良いんだ。

 

自分に余っているモノを与えているようで、

 

同時に、自分にはナイモノが入って来る。」

 

 

 

 

 

みつろう

「この宇宙は「場」の振動で出来ているんだけど、

 

場って難しいから、「ステージ」だと思えばいい。

 

広いフジロック会場には、ステージがいくつもあるけど、

 


 

YAKUというステージがあるとしよう。

 

お前は、ロックスター。

 

今、ステージ「YAKU」に立った。

 

 

そのステージに立ってる人を、

 

何て言う?」

 

 

コクトウ君

YAKUに立つ人

 

役に立つ人!」

 

 

 

みつろう

「そう、YAKUとは相対的なエネルギーの関係性の事なんだ。

 

YAKUという場があって、周囲とは相克の関係に成る。

 

目の前には無いモノだらけだ。

 

この世界は、誰の目の前にも「不足」しかない。

 

そして、世界に無いモノをその人はたくさん持っている。」

 

 

 

コクトウ君

「ねぇ、コクトウはどんな役なの?」

 

 

みつろう

「パーパーが「これが役目だよ」って言ったら、それを信じるのかい?

 

ネズミの人は「物事をスタートさせる人だ」って言ったら、そうするのかい?

 

それだと、周囲の人の話しを信じて水を出し惜しんだヒーローと一緒じゃないか。

 

YAKUは自分にしか分からないよ。

 

あなた自身が、周囲と「YAKU」の関係性に立っているんだから。」

 

 

 

コクトウ君

「でも、役がなんなのか分からない。」

 

 

みつろう

「アニメとかのヒーローは、どうやって世界を救うんだ?」

 

 

コクトウ君

「得意技で。」

 

 

みつろう

「同じじゃん。だれにでも得意なことがある。

 

周囲より、余っているから「得意」になるんだから。」

 

 

 

コクトウ君

「得意な事が無い人は?」

 

 

みつろう

「それは「トクイナコトガナイ」という得意技じゃないか。

 

パーパーみたいに、得意ぶりたい可愛そうな人を救い続けてくれている。

 

「私には得意なことが無いのに、得意な事がたくさんあって凄いですね」って、

 

わずか一言言ってくれるだけで、もうこっちは有頂天よ!

 

得意技が無い事を、得意技にすれば良いんだよ。

 

熱いだけが凄いんじゃない。

 

高いだけが凄いんじゃない。

 

偉いだけが凄いんじゃない。

 

凄いだけが、凄いんじゃないだよ。

 

役に立たない人なんて居ない。

 

生まれながらに全ての人が、YAKUという場に立っているんだから。」

 

 

コクトウ君

「好きな事をすれば良いって事?」

 

 

みつろう

「分かんない。好きじゃ無い事かもよ(笑)。

 

ただ1つ言えることは、あなたに余っていて、周囲に足りていないモノが絶対にある。

 

そして、それを周囲へ流すことは本人にとっても一番気持ちいいはずだよ。

 

与えているようで、受け取っているんだから。

 

 

 

ステージに立ったら、歌うんだ。

 

そこにには、「あなた」が一番足りていない。

 

周囲が何と言おうと、自分の能力を出し惜しんじゃイケないぞ。

 

パーパーは、37歳の時にYAKU年だったけど、めっちゃ良い1ネンだったよ。

 

出し惜しみなく過ごしたから。お陰様で水ぐされは、しなかったよ。」

 

 

コクトウ君

「大きくなって、人の役に立てるかなぁ。」

 

 

 

みつろう

「人の役に立てなくても、

 

人の役に立てないという役立ち方をしているから、心配するな。」

 

 

 

あなたが生まれた

それは地球が一番

「あなた」を必要としていた日

そして、実は。

「あなた」にとっても地球が一番必要だったのです

だから、「あなた」は地球に生まれた

 

 

 

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↓2週間前に。

 

息子に、「お誕生日おめでとう」というブログを書こうとしただけなのに。

 

こんな長いシリーズに。まじYAKUだ。

 

でも、出し惜しみはしなかったから、いっか。

 

誰かのYAKUに立てたなら、良いけど。

 

誰かに対して、相対的な「YAKU」という位置関係に立ててたなら良いけど。

 

 

昨日までのブログで書いた通り、

 

「地球が同じ状態に戻りやすい」というだけです。最小公倍数の関係で。

 

それは「ネン」という周期の13回転目だけじゃなく、

 

「日」という周期の13回転目も。

 

「ツキ」という周期の13回転目も。

 

なたが「YAKU]という場に立つとき。

 

さらに、420日後ならなおさら。

 

月と太陽の最小公倍数と成る6,585日後はもっと(サロス周期)です。

 

 

YAKUに立つ位置に周期が戻るときは、ぜひ役に立ってみて下さい。

 

人は1人では「役」に立てないのだから、役に立つことが最高の喜びかもしれません。

 

 

↓もう一回、ぜーんぶ、読んでみて詳しく理解できるよ↓

 

 

始まり

https://ameblo.jp/mitsulow/entry-12441077857.html

 

どうして13回転目?

https://ameblo.jp/mitsulow/entry-12441225911.html

 

エネルギーとは段差の事

https://ameblo.jp/mitsulow/entry-12441281109.html

 

自分とは一番性質が違うモノ同士が引かれ合う

https://ameblo.jp/mitsulow/entry-12441520961.html

 

コヨミを見抜いた者が文明を制す

https://ameblo.jp/mitsulow/entry-12441789053.html

 

未来に起こる事は、全部「公倍数」で決まっている

https://ameblo.jp/mitsulow/entry-12442638631.html

 

12の倍数で地球がリセットされる理由

https://ameblo.jp/mitsulow/entry-12442712772.html

 

文明の周期は「7」と「2」の倍数

https://ameblo.jp/mitsulow/entry-12443322399.html

 

周期が揃う状態「曜」とは?

https://ameblo.jp/mitsulow/entry-12444067673.html

 

12曜日表を作ってみよう

https://ameblo.jp/mitsulow/entry-12443365061.html

 

後厄前厄は迷信

https://ameblo.jp/mitsulow/entry-12444518332.html

 

占いじゃなく、過去の自分を統計分析する新しい手帳

https://ameblo.jp/mitsulow/entry-12443874934.html

 

 

 

 

 

 

 

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