カレンダーを知らない原始人のウホホイさんは、

 

素敵な惑星「チタマ」で暮らしていた。

 

 

この星では、朝になると「小鳥が鳴く」。

 

次の日の朝にも、「小鳥が鳴く」。

 

とっても良い声なので、「小鳥が鳴く日」は、

 

森に行って声を聴きたいなと考え、

 

洞窟に、目印を付けて調べてみた。

 

 

どうやら「小鳥が鳴く」という現象は、

 

毎日起こっているようだ。

 

 

すると、原始時代なのに米軍基地が建設されちゃった。

 

 

機械で出来ている戦闘機が2日に1回飛んで行く

 

「なんじゃ、これは?うるさい怪獣が空を飛んでる。」

 

怖くなったウホホイさんは、

 

 

「小鳥が鳴く日」には、

↑のマークを、

 

戦闘機が飛ぶ日には、

 

↑のマークの印を洞窟に付けた。

 

 

 

なんだか、定期的な法則があるようだけど気づけない。

 

「小鳥が鳴く日」は森へ、

 

「怪獣が飛ぶ日」は、洞窟の奥へ行きたいのに。

 

 

そこで、しるしを付ける方法を変えて、

 

列を「2列」にしてみた。

 

 

 

これなら、「怪獣が飛ぶ日」が②列目に揃っているから、分かりやすい!!

 

①列の日は森へ行き、

 

②の列の日は、洞窟の奥へ隠れたら良いのだ。

 

ウホホイさんは、シルシを付け続けた。

 

 

すると、怪獣(戦闘機)にも種類がある事が分かった。

 

「メチャうるさい怪獣」と、

 

「うるさい怪獣」と、

 

「静かな怪獣」の、3種類が居る。

 

 

 

実は、米軍基地には3人のパイロットが勤務していた。

 

 

トムは、「原始人」たちに迷惑をかけないために、

 

「静かに」着陸するようにしていた。

 

目立ちたがりのボブは、エンジンをわざとふかしながら、

 

「爆音」で飛んでいた。

 

ジョーは特に何も考えず、

 

普通に飛んでいた。

 

戦闘機は同じだけど、3人の個性に違いがあり、

 

バイトシフトは「順番に飛ぶ」事になっていたので、

 

 

原始人ウホホイさんが、洞窟に付けた「シルシ」は、

 

 

こうなった。

 

きっと今、原始人をバカにしているであろう「あなた」のために、

 

原始人が実際に「毎日」をどのように過ごしているかを体験してもらうために、

 

「1列」の表に戻してみると。

 

 

実は、こういう状態↑

 

トムは、「6日に1回飛んでいる」って、

 

分からなかったでしょ?

 

3日に1回だと思ってたでしょ?

 

「法則、簡単でしょ」とか思ってたでしょ?

 

 

 

いま、原始時代の毎日が、

 

どれくらい複雑な「変化」で並んでいるかと言うと、

 

1小鳥が鳴く日

2小鳥が鳴いて、怪獣が爆音で鳴く日

3小鳥が鳴く日

4小鳥が鳴いて、怪獣がうるさく鳴く日

5小鳥が鳴く日

6小鳥が鳴いて、怪獣が静かに泣く日

7小鳥が鳴く日

8小鳥が鳴いて、怪獣が爆音で泣く日

・・・

 

もう既に、原始人どころか、

 

現代人のあなたですら、チンプンカンプンな状態の毎日だろう。

 

表にしなければ、

 

毎日はただ、「下の文字列」のように変化して行くんだよ?

 

1おとといは、小鳥が鳴いたな

2昨日は小鳥が鳴いて怪獣が爆音だった

3今日は小鳥だけが鳴いているぞ

4明日は小鳥が鳴いて、怪獣がうるさい日?

5あさっては、ただ小鳥が鳴く日??だっけ?

6しあさっては、えーっと、小鳥が鳴いて、怪獣が静かに泣く日?

7その次の日は・・・小鳥が・・・

 

・・・

 

でも、原始人さんが、「2列」の表にしてくれていたから、

 

あなたは、なんとなく「戦闘機」の中にも「規則変化」が見抜けた。

 

 

「毎日」として感じていたら絶対に分からなかった「規則性」が、

 

表にする事で、なんとなーく見える。

 

 

さあ、あなたより確実に頭の良い事が分かった原始人のウホホイさんは、

 

上の表でも満足しなかった。

 

 

「もっと分かりやすく」、記す方法が無いか?

 

 

だって彼は、

 

「爆音の日」は洞窟の一番奥へ、

 

「うるさい日」は、洞窟の真ん中くらい

 

「静かな怪獣の日」は、洞窟の入り口付近

 

「小鳥が鳴く日」は、森へ出るという、

 

【4つの違った行動】を、日々に行わないとイケナイ。

 

死活問題。

 

そこで、表を工夫した。

 

まず、シルシは「怪獣が鳴く日」だけに付けることにした。

 

 

「怪獣が鳴く日」は、2日に一回。

 

その2日に1回だけ、「壁にシルシ」を付けていくと、

 

どうも「定期的」なナニカが見えて来た。

 

 

サンプル量が揃って来たので、

 

「怪獣が鳴く日」だけの並び方を工夫し始めて・・・

 

 

出来た!!

 

やはり「同じ状態」が繰り返している!!

 

「怪獣の声」にも、規則性があった!

 

(そりゃそうだ、勤務は3勤交代)

 

 

 

ただ↑これは、「怪獣が鳴く日」だけを列にした表。

 

毎日には、「小鳥が鳴く日」が挟まっている。

 

よし!発明した「3列」形式で、

 

毎日の状態を記そう!!

 

 

うーん・・・。

 

一気にゲンナリ。

 

ぜんぜん、意味ない・・・。

 

 

 

彼は、考え直した。

 

「1」の周期で変化する「小鳥」と、

 

「2」の周期で変化する「怪獣」を併せると、

 

 

2列にすると、見やすかった。

 

「1」×「2」を横列にする・・・。

 

そうか!

 

「変化する周期」の数を掛けて、

それを、横列にすれば良いんだ!!

 

 

今、「変化しているモノ」は3つ・・・。

 

 

「小鳥が鳴く日」が「1」の周期、

怪獣が飛ぶ日が「2」日に1回、

そして、怪獣の声の大きさは「3」種類あるから・・・。

 

 

「1」×「2」×「3」=6だ!!

 

横列を「6」にすれば、

 

きっと分かりやすくなる!!

 

 

 

 

やってみると↓

 

 

「まったく同じ状態に成る日」が、列で揃っている!!

 

②の列の日には、洞窟の奥まで逃げたらいい。

 

⑤の列の日には、森に遊びに行けばいい。

 

 

もし、表にせずに、

 

「毎日」として、ただ感じていたら↓これだったのに

 

 

一気に、これ!!

 

 

すっげ~ぞ!!ウホホイさん!

 

 

ところが、米軍はもっと凄かった。

 

原始時代の地球なのに、爆撃訓練を始めた。

 

各パイロットは、2回に1回は「爆弾を落とす」練習をした。

 

 

ウホホイさん、ビックリ!

 

「うるさい怪獣の日」と、

 

「うるさい怪獣が、でっかいオナラをする日」、

 

「静かな怪獣が、オナラをする日」、

 

「爆音のオナラの日」、

 

小鳥だけが鳴いてる日・・・。

 

 

もはや、ここまでか・・・。

 

こんな複雑な日々になるなんて・・・。

 

「6列」の表でも、同じ状態には成っていない。

 

 

②の列の時に、「オナラ対策」をするのか、しないのかもチグハグ。

 

 

ところが、数学の知識を付けていたウホホイさん。

 

「1」の変化×「2」の変化×「3」の変化に、

 

あらたな「2」の変化を掛けて、表を作り直した。

 

 

すると、「まったく同じ状態」が列に揃った。

 

⑧の列は、「爆音オナラ」の日だから、一番注意する時。

 

⑫の時は、洞窟の入り口まで出ても良いけど、

 

「オナラ」にだけは気をつける日。

 

 

 

1列より、2列の方が。

 

3列より、6列の方が。

 

 

列に並ぶ要素は、「同じ状態に」近づいて分類されて行く。

 

 

このように、

「全く同じ状態」の整列を目指すのが「曜」ですが、

 

世界には、色んな「曜」があるそうです。

 

フランスでは、10曜制の時代が有ったそうですし、

 

「仏滅」「大安」「先勝」などは、5つの「曜」という分類をカレンダーに入れるためで、

 

世界のほとんどの国が「DAY」を7曜で整列させてます。

 

 

 

視覚的に変化に気づきやすい表にするには、

 

ウホホイさんのように、約数をいっぱい持つ最小公倍数をにすれば良いのですが、

 

スマホの現代で、「横列12」は、かなり厳しいことに気づきました。

 

 

 

スマホって、縦長だもんね。

 

昨日の記事、スマホで見てビックリ!!

 

横に長い表は、もう「文字」とか見えんかった!

 

 

だから、スマホで「12曜カレンダー」の凄さを伝えても、

 

無駄だと悟りました。

 

 

だから、本や手帳として横長で見てもらうか、

 

パソコンじゃないと厳しいかも。

 

でも「12曜日表」は凄い。

 

 

 

↑「11」で定期的に変化している周期も、

 

「カタチ」で分かりやすいし、

 

 

 

 

「13」の変化も↑すぐに、分かる。

 

約数である、

「1」の変化、「2」、「3」「4」「6」「12」に加えて、

 

「11」も「13」も、すぐ分かるなんて。

 

 

 

これ、「7曜」の表だと↓

 

 

絶対に「定期的な法則」に気づけない(笑)

 

 

ちなみに、ウィークポイントもちゃんとあって、

 

文明の「7」の変化は、当然だけど「7曜カレンダー」の方がすぐ分かる。

 

 

 

↓これは「日曜日(7周期)」を赤字にしてあるんだけど

 

 

まぁ、「なんとーなーく、分かるかなぁ?」なレベル。

 

 

あと、8と9と10の変化は、

 

「10曜」の方が気づきやすい。

 

 

当然ですが、「整数」以下の周期、

 

例えば、11時間起きに起こっている変化とかは、

 

倍数に膨らんでも24で割り切れないし、

 

1マス以下なので、マスがランダムにズレていくので、

 

捉えにくい(7曜でも一緒)。

 

そして、13以上の数字の変化も、視覚的には捉えにくい(7曜も一緒)。

 

 

まとめると、

 

 

【7曜日表】

〇変化が捉えやすい周期

・1日変化

・6日変化(1マスずつズレてくから)

・7日変化

・8日変化(1マスずつズレてくので)

 

 

【12曜日表】

〇変化が捉えやすい周期

・1日変化

・2日変化

・3日変化

・4日変化

・6日変化

・11日変化

・12日変化

・13日変化

 

〇取りこぼし

・小数点(無理数)変化

・13以上の周期変化

・5日変化、7日変化、8日変化、9日変化

 

 

 

圧倒的に、12曜日の方が「変化」を炙り出せるんです。

 

痛いのは、やはり「5」の変化の取りこぼしかなぁ。

 

「7」の文明的な周期変化は、どっちみちカレンダーを見るはずなんで気づくとして、

 

8も、4×2なんで、膨らめば吸収できてるし、

 

9日も、3×3なんで、どこかにはカタチとして出るはず。

 

 

やはり、古代の人たちと同じで、

 

「5」の変化を視覚的に見抜く工夫が欲しいんだよなぁ。

 

 

 

昨日書いたように、パンク、レゲェ、演歌、ディスコ、クラシック、

 

の5つのパラメーターを別で用意して、

 

かけ合わせて、「パンクウサギ」、「レゲェウシ」、「ディスコ龍」にするしかない。

 

 

12曜×5段で1つの「60周期」。

 

 

その表を7セット作れば、

 

12×5×7=420周期になる

 

色んなリズムが吸収出来てる。

 

 

 

1年間記入し続けると、

 

最後に、過去の「表」がずらーっと後ろから出て来て、

 

より「長い周期の変化」も見抜けるように、

 

こういう仕組みに↓

 

 

 

この折り畳み方式を、蛇腹式(ジャバラシキ)って言うんだって。

 

覚えとこう。

 

 

 

 

 

 

 

てことで、

 

「12曜年表」

「12曜月表」

「12曜日表」

 

の3つが含まれた手帳を、

 

12万円で発売する予定なので、かってね(^^)/

 

 

 

 

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※詳細が決まり次第、順次優先案内メールにて流します

  


 

 

↓この、アホみたいな周期シリーズになってから、

 

アクセス激減。

 

シリーズものになると、いつもアクセスが減ります。

 

もう、辞めたいのに「質問」がいっぱい来るので、

 

優しすぎる彼は、「曜とはなんですか?」にすら、真剣に付き合っちゃて・・・。

 

可愛そうに。

 

 

 

まったく同じ状態になる列。

 

それが、曜。

 

7も素敵だけど、

 

12の曜(干支)にすると、

 

自分の人生に起こっていた定期的な変化(=法則)が、いっぱい炙り出されると思うよ。

 

現在、みつろうTVが新サイトに引っ越し予定なので、

 

その「新しいサイト」に、

 

12曜日カレンダーが表示されるプログラムを組み入れたいなと目論んでます。

 

そして、蛇腹式の12曜日手帳。

 

これも、どうにか皆さんに体感してもらえるように頑張ってみます。

 

お楽しみに。

 

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