はじめてこのブログをご覧くださる方は、ぜひこちらをお読みくださいませ。
もくじ
⑭寒川神社
⑮初日の出
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それでは今回も長編になりましたが、どうぞお楽しみくださいませ!
の続きです。
気付いたら「レイライン」
<2021年12月31日>大晦日
『富士山本宮浅間大社』を後にし、数日後に控えた箱根駅伝に想いを馳せながら箱根路を下ってきまして、帰りは「寒川」辺りから「圏央道」に乗って帰ることにしました。
その前に、時間も時間なので、「平塚」か「茅ヶ崎」あたりでご飯を食べて帰ろうかとお店に入りまして、ふと「寒川」と言えば・・・
「寒川神社」って近いのかな?と思いつき調べてみると、ICのすぐ近くでしたので、自動的に行くことが決まりました
もしこれが反対方向とか、目的地から離れていたら、今回はやめておこうとなるのですが、通りがかりにあるわけですから、「行け!」と言われているようなものですよね
夜の7時くらいでしたでしょうか。
さすがに大晦日と言えども、まだ初詣に繰り出すには早すぎて、ほとんど参拝客がいなくて、静まり返った境内は凛とした空気が広がり、より一層神聖に感じました。
相模國一之宮
『寒川神社』
御祭神
*寒川比古命
(さむかわひこのみこと)
*寒川比女命
(さむかわひめのみこと)
全国唯一の「八方除」の守護神として、約1600年の歴史があるそうです。
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
そう言えばここに来る前に、コンビニに寄ったのですが、そこで立ち読みした雑誌で面白いことを目にしたのでした。
ご存知の方も多いと思いますが、
『出雲大社』
↓
『富士山本宮浅間大社』
↓
『寒川神社』
地図を見ていただければわかりやすいのですが、いずれも「北緯35度22分」に位置し、横一直線に並んでいることがわかります。
「レイライン」
日本には様々な「レイライン」がありますが、特にこの「レイライン」は、春分・秋分にこのラインに沿って太陽が動く「ご来光の道」とも呼ばれていて、
日が昇る東の端は『上総國一宮/玉前神社』が、日が沈む西の端は『出雲大社』が位置しています。
その間にあるのが『寒川神社』であり、『富士山(富士山本宮浅間大社)』であり、大雪になる前に越えなければ~と言って超えた『伊吹山』も同ライン上にあるのです。
「レイライン」という言葉自体は知っていましたが、今回はそれを意識して帰ってきたわけではないですし、偶然(必然)に思いついた場所に、「結果」、寄ることになったわけですが、
それが「ご来光のレイライン」だったなんて
いざ門をくぐり、本殿の前まで来ると、それは起こりました。
それまでいた参拝客の方がいつの間にか帰られていて、お人払いがされました。そして次第に太鼓の音が鳴り響き、どこからともなく神楽の笛も聞こえてきます。
そして極めつけに、大きな風が円を描くようにグルグルと、本殿両脇にあるご神木をザワザワ~と揺らし始め、私たちもまるで祓い清められているかのようです。
あぁ、もう少し余裕が出たら、動画にも挑戦したいものです
贅沢なことに、この空間には私たちだけ
『富士山本宮浅間大社』参拝の時にも感じたことですが、「見られている?」と言うか、「私たちがどこの何者なのか、ご存知なのですか!?」というような感じで、
ご神意を正しく受け取ることができたかは分かりませんが、明らかに歓迎していただき、ご挨拶をさせていただく時間を作ってくださったことが、体感として分かりました。
もしかして、もしかして!
『出雲大社』で御祈祷をしていただいたから、大国主命様が「この者たちが行ったらよろしく頼むぞ!」とご伝達くださったのかな~ナンテ
それを抜きにしても、とても心地が好く整えられている神社で、『寒川神社』が一気に好きになった私たちです。
思わぬ初詣ならぬ、「晦日詣」で一年を締めくくることができ、「感謝だね、感謝だね」と何度も口にしながら残りの帰路をひた走ります。
道中様々なご褒美をいただきましたが、最後にもう一つ特大のご褒美が残っていたのでした
<過去記事です>