はじめてこのブログをご覧くださる方は、ぜひこちらをお読みくださいませ。
もくじ
⑭寒川神社
⑮初日の出
**********
それでは今回も長編になりましたが、どうぞお楽しみくださいませ!
の続きです。
またもや日本海側が大雪!
いつものことなのですが、お役目旅に出る時は、基本的には「直行直帰」なんです。
ですから、終わったら○○に寄って~、なんていう計画はまったく立てずに出発していて、せっかくこんなに遥々『出雲大社』まで行くという時でさえ、直帰する予定でおりました。
しかし、参拝を終えて帰路へ向かっていた時点で、往路で通ってきた日本海岸がまたもや大雪の予報が出ていたのです。
(ほら、やっぱりもう1泊してきたらよかったのに~とか言わない)
そこで、この際だから思い切って、太平洋側をゆっくり帰ろうということになったのですが、それでもやっぱり、滋賀・福井・岐阜の山間部は大雪が見込まれるとのことで・・・
とにかく早いうちに山間部は抜けて、名古屋までは行きたいねとひたすら走りました。
起きたら富士山!
<2021年12月31日>
一夜明けまして・・・いい天気
結局ですね、前日は『出雲大社』の参拝を終えたあと、ひたすら走り続けて『富士山』近くのSAで寝ることにしたのでした。
朝起きて、「うん、いい天気」、さあ出発しよう!と思った時、それはやってきました。
富士山を見ながら帰れるのは確定なんですけども、あれ?もしかしてここから『富士山本宮浅間大社』って近いんじゃない??と。
と言うのも、以下の記事を覚えていらっしゃいますでしょうか。
同年(2021年)の5月に参拝した『戸隠神社』で私が引かせていただいた御神籤に、「此は不二の大神を信心すべし」とありまして、これは『富士山本宮浅間大社』のことと受け取っておりました。
そして、本当に軽いノリで「年内に行けたらいいな~」なんて思っていたんですね。
このブログは事後に書いていますので、『戸隠神社』の記事を書いていた時点で、今回の旅は終えておりました。
匂わせていた『伏線』を回収するのが今回の記事です
先の記事にも書きましたが、『出雲大社』へのお役目旅を計画した時点で、『富士』へ立ち寄るなど考えてもいなかったのです。御神籤を引いていたからと言って、絶対に行かなくては!とも思っていなかったのですが、
まさかこんなに近くに居ることになるとは!
図らずもこの日は12月31日。
年内に!!
が叶いました
北国日本海岸の住民にとって、「冬」とは毎日どよ~んとしたグレーな空で、「雪」が少ないだけでも嬉しいのに、こんなにカラッと晴れた青空が見れるなんて
しかも日本一の『富士山』まで拝めるなんて本当にありがたい気持ちになります。
前日の『出雲大社』は旧暦の晦日詣、今日は新暦の大晦日にこちらの神社にご縁をいただけたことは、本当に感謝です
神社に参拝した時に、神楽の太鼓や笛の音が聞こえてきたり、御祈祷の祝詞奏上が始まったり、どこからともなくビューンと風が吹いてご神木がワサワサと揺れ出したり、
神様に歓迎されているサインですよ!と言われていることがありますが、
この日もまさにそんな体験をしました。
楼門をくぐった瞬間、太鼓が鳴り出し、神楽が始まったのです!
しかも風も吹いてきました。
その力強さたるや、これまで経験したことがないくらいの圧倒されるエネルギーで、『出雲大社』で御祈祷いただいたばかりだからなのか、歓迎のされ方が明らかに違うのを感じました。
何やら見られている?
参道を歩いている時から感じていたことなのですが、まるで私たちの到着が分かったかのような、「よく来たな」と迎えられたような気がしました。
木が詳しいわけではないですが、その樹形や立ち姿に素直に感動しますし、大きなエネルギーに包まれている感じになります。
鏡池?でしたでしょうか。
こちらでは湧き水を汲んで持ち帰ることもできるようです。
正真正銘「富士の湧き水」ですね!