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小学4年生なら、友達同士で外で遊ぶのは当たり前。

でも、体調不良で休んでいる子を連れ出すなんて、もってのほかです。

 

 

さらに障がいのある子を親の許可なく、校区外の危険なところまで連れて行くなんて、あってはならない。

 

 

連れ出した子には、コンコンと説教し、二度としないでと強く言いましたが、腹の虫がおさまらない。

 

 

お母さんは?と聞くと、どうやら○○スーパーで働いているらしい。

 

 

放課後淋しくなると、スーパーで働く母親に会いたくて、たびたび行っていたらしいのね。

 

 

学校側が、子どもたちにきちんと話さなかったことが、そもそもの原因だと思えたので、校長に電話をしました。

 

 

事情を説明し、とにかく今後二度と同じことが起こらないように再発防止策を講じてほしいと訴えましたが、学校は何もしませんでした。

 

 

結局、その子の親からも謝罪はありませんでした。

 

 

役員仲間の同級生のお母さんたちに話したところ、その男の子の家庭は離婚して、実家に戻ったお母さんがスーパーで働き、土日も夜も不在がちなんだとか。

 

 

祖父母が孫の面倒を見ているけど、子どもの性格も変わっているのか、友達ができず、たびたび同級生の児童とトラブルがあったんだそうです。

 

 

何があっても、祖父母も母親も子どものことに、関心を寄せない。

 

 

学校側も何もしないので、保護者達の間でも、「関わらないように」という暗黙のルールがあったみたいでした。

 

 

うちは転校したばかりで、知らなかったんですね。

 

 

その子に罪はないのに、周りの大人の無関心が今後も彼を孤独にしていってしまうかもしれない。

 

 

そう思うと不憫でしたので、怒りも収まりました。

 

 

ただ、その後も学校側にも市教委などに相談しましたが、改善が見られませんでした。

 

 

時を同じくして、元夫が再婚したいと言い出し、養育費の停止を申し入れてきました。

 

 

サロン兼住宅の家賃が16万と高かったので、4万でも養育費がないと厳しくなる。

 

 

学校の対応がまるでダメだし、転校、引越しすることにしました。

 

 

でも結果的に、次の転校先の5校目小学校がめちゃくちゃいい学校だったんですね。

 

 

学校の先生たちの対応で、子どもの学校生活は全然変わってきます。

 

 

引越しってそれなりに多額のお金が必要になるし、手続きも煩雑です。

 

 

ですが、子どもにとっていい環境を見つけてあげたい一心で、探し求めたおかげで、この5校目の学校に出会えました。

 

 

↓引越して落ち着いた息子とウサギのマロン

 

 

このときが、小学4年の11月。

息子が初めて、ちゃんと(笑)授業を受けることができたんですね。

 

 

つづく