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わたしが離婚をしたときに、一番に考えたのは「お金」でした。
シングルマザーでも、お金に苦労することなく、親子が生きていくために、何をするべきなのかを考えたんですね。
当時、わたしは独身時代からの預金を使い、マイホームを建てて3年経ってなかったので、自分の名義のお金はほとんどありませんでした。
よく聞く話では、離婚と同時に実家に身を寄せるケースがありますよね。
わたしは当時広島に住んでいて、実家は大阪。
広島には友達がたくさんいたし、子どもの療育を受ける病院もいくつか決まっていたけど、大阪に戻れば一から探して予約待ちをしないといけません。
さらに、母には
「離婚する」と言ったとき
「なんもできへんで」
と即答されたので、帰るという選択肢はなかったな(笑)
広島に残るしかなかったので、ひとりで働き、家事も育児もしないといけない。
本当にそれがひとりでできるのか?ちょっと検討もつきませんでした。
そこで、当時勤めていた仕事を辞めたら、職業訓練校の中からFPのコースに行けると知り、「ファイナンシャルプランナーになればいい!」と思ったんです。
家を建てたとき、FPに相談したかったら、1時間5,000円以上の相談料で紹介できますよ、とハウスメーカーの営業マンに言われたのね。
つまり、稼げるな、と思った(笑)
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ちょっと甘い考えでしたけど^^;
女がひとりでがんばるなら、要領よくお金のことを学んでおくことが、賢い選択だと思ったのね。
小さいときから、お金のことであきらめさせられることの多かったわたしは、わが子にそういうガマンや挫折を感じさせたくないと強く思っていた。
お金に強くなることで、自分も子どもも夢をあきらめず生きていけると思ったのでした。