ケトン食で失敗からのフォドマップ【Low-FODMAP diet実践中】
〇注意〇潰瘍性大腸炎にかかっています。病状に触れる際の話をするのでシモの話が苦手な方、お食事中の方は避けてください。ご自衛願います。また、今回は失敗談なので酷い有様になっています。こういうのを自己判断でやるのマジで危ないという教訓的なものなので出血の描写などがあり、痛々しい感じなのでご注意ください。何をしても体調がどんどんと悪くなっていくのがここ数年続いてました。潰瘍性大腸炎と診断されたのが2019の秋ごろで、その後ずっと同じ感じ。それ以前の話になるけど、クローン病と診断されたのが20代の前半で、漢方やお灸で完治させるという話のある大阪の病院に行ったのが20代後半。半年ほどで落ち着き、それからは安定している……と見せかけて、ずっと不安と言うかお腹が弱いな～という感覚はありました。ただ、それでも他の人よりちょっと気を付けておけばOK、という感じ。調子悪い時は無理しなければそれほど酷くならず、だんだん落ち着いていくことが多かったかな。まぁ毎日アイス食べてたのはやりすぎだったと今は思うけど潰瘍性大腸炎と診断される直前は良くないタイミングで、さらにそこで親知らずを抜歯したことでロキソニン多用（元々お腹痛くなることがあった）+痛すぎて硬い物が食べられずキャラメルコーンとか口の中で解けるお菓子ばっか食べてたそれで一気に下痢と嘔吐とそれらに血が混じるとこまで行ったんですがそこまでの症状が出たのも、実は初。クローン病の時はなんかウンにオレンジ色のが混ざるんですけど～って感じで念のため内視鏡受けたら見つかった流れで、それ以外の自覚症状ゼロだったんですよね。当然入院も無し。（薬のアレルギーでの入院はあり）悪くなる時もあったんですけど、それほど長引くことは無かった気がするな～という感じ。それよりも地元の病院への通院のストレスとそこへの不信感でメンタルがやられてました。大阪の病院に行こうと思ったのも半分以上はそれが理由。で、その頃と比べここ数年の話。良くよくなるタイミングはあるにはあるんですがとても短くて動けないほどではないけれど、トイレにいつ行きたくなるかわからずに家から出るのが億劫というより現実的に難しいな～って感じが続いてました。そう思ってるうちにコロナが始まって、リスクがあまりにもデカいってことで余計に外に出なくなったんですが、コロナが無かったとしても出られなかったな～と思います。それがもう三年近くになると思うと日々不安で、このブログにもたくさん色々と書いたけどだいぶメンタルがぐちゃぐちゃだったなぁと思います。昨日テーマを整理する際に過去の記事を少し読み返していたんですが、本当に必死だった。自分は平気だってアピールするのに必死でした。ま、その辺は今のとこはおいといて。そんな感じで家から出るのに不安を感じるような体の状況で通院のためにステロイド剤を使う、みたいなのが続いていて本末転倒って感じだな～と。ここまで続くのって何か体に良くないことを普段無意識にしてんじゃないのか？？？？と思ったのが11月2日。そこで色々と調べ始めたんですが、すぐにYoutubeで潰瘍性大腸炎を治すには……みたいな感じの動画を見つけました。（結果を先に書くとその動画で学んだことは私の体には合わず悪化したためどの動画だったのかというリンクは張りませんが、そこで紹介されていた行為自体が間違い、ということはないんじゃないかなと思ってます）そこではケトン食で潰瘍性大腸炎が落ち着く、とありご飯やパンなどの主食を抜く代わりに肉や魚、豆類、プロバイオティクスやプレバイオティクスを推奨していました。これだ！！と思ったので、それをその日の夜から実践。というのも、クローン病の際に購入した潰瘍性大腸炎とクローン病向けの料理本などには炭水化物を中心にカロリーを摂取しろ、とありました。多分今でもそうなんじゃないかな？ご飯、うどん、そうめんがメインって感じ。で、私はそうめんが大好物。毎日毎日食べてましたし、それ以外はご飯かうどん。油分は大敵だとされているので、肉類などもほぼ食べず、食物繊維もこの病気だとかなり負担が掛かるため、ここ数年炭水化物多めの食生活でした。いや、クローン病にかかったころから比較的そうかも。私の好みとしては焼き肉屋とかで肉だけ食べたいタイプでご飯はそれほど。ただ、パスタとそうめんとうどんが大好きすぎて、具ナシでもいいから食べたい！！！という感じ。だからご飯（白飯）を抜くこと自体は気にならなかったんですけどそうめんがね……と言ってもその食生活が原因の可能性もあるし、違うなら違うで元に戻せばいい。だからとりあえずやってみよう！の精神で始めました。※素人判断での実施はマジでお勧めしません。結果。翌日、大出血。その次の日も、またその次の日も、今までにないくらい便器の中が真っ赤に。それまで腹が異様に膨れていたのは一日で収まり、お腹の不快感は一気になくなってそのこと自体はめっちゃ良い感じなのに、なぜか大出血祭りが開催され注腸のステロイド剤（レクタブル）を使っても18時間前後しか効かない。今まで出血した際に使ったら2日くらいは落ち着く感じだったのに。ただ、好転反応なのかな？？なんてことをのんきに考えてしまい炭水化物をとらないことで摂取カロリーが減ったこともありケトン体が出たかも？という感じになった9日目くらいには出血がデフォだし体は痩せまくるしで……なんか間違ってるかも？と思い始め（遅い）決定打になったのは納豆でした。納豆食べたその日、もう本当に地獄。まじで地獄。内臓切り裂いて取り出したいと思うくらい地獄でした。腹がパンパンに膨れて、でも出るのは血だけ。実際には出血と腸液が混ざってるんだと思いますが、とにかくもう血の海を生成し続けてました。これはおかしい。納豆絶対あかん。というか、初日からその日までずっと食べてたのって豆腐と大豆だなそこからもう一度調べ始めました。最初にもっと調べろや、って感じですが最初に見た動画にあまりにも心当たりがありそうかも～～と思ってケトジェニックダイエットの事しか調べてなかったんですよね。そこで色々と調べた際、検索結果のめちゃくちゃ後ろの方で「フォドマップ食」という言葉を見つけました。なんじゃこりゃ、と思って調べました。FODMAPとは小腸で吸収されにくい発酵性糖質の相称。これらを食べるとガスが溜まりやすくなったり、便秘や下痢になりやすい可能性があります。多分普通に健康的な内臓の人はそれらを食べても特に問題ないんでしょうが、そうじゃない人もいる。だから、その発酵しやすい糖質を多く含む食べ物を避けましょうね、という感じのことが書いてありました。これ、過敏性腸症候群の方向けの食事療法っぽかったのですが、炎症性腸疾患に対しても有効というデータもあるようで。（自己判断で行うのはあかんので真似するのはお勧めしませんが）これみて「あーーそゆことかーー」と思いました。このFODMAP、A以外はそれぞれ発酵しやすい糖質の頭文字を繋げてるんですがOはオリゴ糖で、その代表格に豆類が含まれています。納豆や絹ごし豆腐、大豆もそう。FODMAPには小麦や、以前は毎日食べていた蜂蜜、林檎なども含まれているんでケトジェニックに変えてから絹ごし豆腐を毎日食べていてもお腹の張りが減ったことは理解できるし、出血とどれくらい関連性があるかはわかりませんが納豆でノックアウトしてしまった原因は間違いなくこれやろなと。ちなみにその日は納豆だけじゃなくてにんにくチューブも使ったんですけど、にんにくもアウト。めんつゆも内容的にアウト。キャベツやブロッコリーなどなどもアウト。FODMAP的に見ると、卵以外全部ダメな感じの食事。このままよりはこっちのほうが体に合ってるかもな～と思い、11/12から炭水化物量はそれほど気にせず、どんな炭水化物をとるのか、という点を気にしたLow-FODMAP dietをスタートしました。で、今日が12/2ですけど調子いいんですよね潰瘍性大腸炎に効く、かどうかは知らないですが私の内臓的には良いのかも、と思います。まだ一カ月もたってないので判断するには早いと思いますがあからさまに元気だし、トイレに縛られなくなり9月ごろから行きたかった歯医者にもやっと行けたし、この前久しぶりに家族で買い物に行ったし、一人でダイソーに行って毛糸買ったりも出来るようになり手作りにも精が出る感じになってます。何よりメンタルがめちゃくちゃ安定してる。ケトジェニックダイエットしてる間本当にキツかったので……自己判断で行うのはマジで危ないので本当に気を付けて。ちなみにケトジェニックダイエットとかケトン食とかが悪いという話では一切なく。私は無知なまま突っ込んだので失敗してますがこれらが炎症性腸疾患に対して有効という可能性はあるんだと思います。私は若干懐疑的ですけど、まぁ専門家じゃないのでその辺は置いといて。ウィキペディアでケトン体について調べるとケトン体 - Wikipediaja.wikipedia.org腸内細菌の中での役割という項目で酪酸菌優位な腸内細菌叢が誘導されるとありました。で、この酪酸菌を調べてみると酪酸菌 - Wikipediaja.wikipedia.org潰瘍性大腸炎やクローン病との関連、という項目があります。潰瘍性大腸炎の患者は酪酸菌が激減しているので、関連があるのでは、ということらしいです。恐らくこのあたりの関係性でケトジェニックダイエットは良いとされてるんじゃないかと思います。ただ、酪酸菌が大腸がんなどのリスクを高めるという話もあるようなので一概に酪酸菌が良いって話しでもないと思います。んで、またFODMAPの話に戻りますけど、調べるとオーストラリアのモナッシュ大学が中心となってるっぽく食材リストなどもそちらの大学が出したものを参考にされてることが多いようですが、日本でトライする場合色々と違いが出るようなので宇野コラム Uno column宇野良治による宇野コラム Office Uno Column Yoshiharu Uno, MD, PhD 日本低フォドマップ食推進会会長 日本低フォドマップ食推進会会長。 書籍『過敏性腸症候群の低フォドマップ食 FODMAP』 英語書籍「LOW FODMAP DIET IN JAPAN」: 特許庁より「低フォドマップ食」の商標を取得。 blog.livedoor.jpこちらを参考にさせてもらってます。少し難しいこともあるけどお勧め。こちらの先生が書かれた10月に出た本も買ったんですが乳酸菌と食物繊維が腸を壊す│宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル人と社会を楽しく元気に。ファッション雑誌No.1 コンテンツ・メーカー 宝島社の公式WEBサイトです。ブランドムック(R)やファッション誌、書籍など宝島社から発売されている商品がご購入できます。tkj.jp纏まっててわかりやすいなと思う部分と、難しい～と思う部分があります。過敏性腸症候群の方向けなので潰瘍性大腸炎の私に置き換えて全てを読めるわけではないですがそれでも潰瘍性大腸炎や炎症性腸疾患のことも少し触れてあり、とても勉強になりました。990円なので買いやすいしお勧めしたい。ただ、食材に関しての情報とかは日々新しくなっているようで、本のリストと違うことがサイトに上がっていました。うーん、難しい。食材に関してはこちらのサイトを調べたほうがいいかなーと思います。特に果物類。初期は避けた方が良いと思いますが、食べたいと思った場合調べて大丈夫そうなものを自分で試していくしかないかな。基本はお米（炊き立て）と卵と魚と肉で、この三週間はそんな感じでやってます。なのですが、私の場合白米の量が増えると胃が重くて辛いことがあるのでお米の代わりにコーンスターチとタピオカを愛用中。（キャッサバ粉はダメです、タピオカ粉のタピね）きび砂糖や上白糖はOKだし、バターもいけるのでお菓子作りがはかどりますこれはコーンスターチとお砂糖とバターのクッキー。材料3つ⭐サクッコーンスターチクッキー by ーめだまやきー材料3つで簡単サクサクで口溶けのいいクッキーに？！コーンスターチの消費にも◎cookpad.comこちらを参考に、マーガリンをバターに変更しています。すっごい簡単で嬉しい！ココアをちょっと混ぜたり、すりごまを混ぜたりしても美味しい今日もこれから焼く予定。あとたまごボーロも作ります。いやー楽しい甘い物大好きだから、完全に我慢するのやっぱ無理だったな～～～と思います。というわけでゆるくLow-FODMAP diet（フォドマップが少なくなるような食事）をしてるのでちょこちょここんなん食べてますよ～というのも上げてこうと思います。すげー長くなった
