「怒りが暴走する前に気づくコツ」は、これ!
マインドフルネスのお稽古は
今ここで、
自分の内外に起きていることを
客観的に把握して
感情に流されることなく
現実に即した、
落ち着いた対応ができるようになる
お稽古です。
実践を続ければ、
少しずつですが、確実に、
これができるようになっていきます。
が、実践中によく起こるのが
客観的に感情を観れる余裕がない
その場で理性的になれない
ということ。
私もかつては、
アドラー心理学の理論を
わかっていても、
怒りに流されて
後から後悔することを
たくさん言ってしまいました。
確かに怒りは、
生まれてから育つまでの時間が
とっても短いことが多い。
だから、怒りに
一気に畳み込まれることも多い。
でも、
その暴走・雪崩が始まる前に
くい止めるコツがあります。
それは、
怒りが芽生えた時の
身体感覚に敏感になること。
その身体感覚をとらえたら
「怒りが来るぞ」と自覚すること。
です。
怒りが生まれる時には
必ず何らかの身体感覚が
生じています。
それは
何となく喉が閉まる感じ
胸がきゅっとする感じ
鼓動が速くなる感じ
胃のあたりが重くなる感じ
顔が紅潮する感じ
等、色々な
身体のサインとして現れます。
中には
とても微細な感覚もあり
慣れていないと
キャッチしにくいのですが
身体は必ずサインを送っています。
まずはこれに気づくこと。
気づけたら、
あ、怒りが来たな、
大きくなるかもしれないぞ、
と自覚する。
自覚できると、
余裕が生まれます。
それがほんの小さな余裕でも、
その場を離れたり、
言葉にするのを我慢できたり、
今は話したくない、と言えたり、
呼吸を整えたり、
思考の整理をしたり、
何らかの対処ができるので、
最悪の大爆発は防げます。
地震が来る時だって、
ちょっとした揺れをキャッチできたら、
「あ!」って気づいて、
身構えたり、心の準備をしますよね。
それと似ています。
マインドフルネス・ストレス低減法で、
なぜボディスキャン瞑想や
マインドフルネス・ヨガを
するかと言うと、
この身体感覚に
敏感になるためなんです。
身体が送ってくるサインに
敏感になればなるほど
心模様にも
敏感になれます。
心の動きと同時に
身体の声もキャッチする。
これ、とっても大切。
心だけを何とかしようとして
上手くいかないことが多い方は
日ごろから意識して
自分の身体の声に耳を傾けてみましょう。
あなたなりのパターンが
見えてきますよ。
来年1月9日(土)の瞑想会では
ボディスキャン瞑想をやりますよ~
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