大切なのは「生きざま」!・マインドフルネスの合宿に行って来ました
実は、木曜日から日曜日まで
マインドフルネスの合宿に
行っていました。
私は今、
マインドフルネス・ストレス低減法
Mindfulness-Based Stress Reduction
講師養成コースに在籍しています。
私も含めて12名の仲間が
同じ目標に向かって
コツコツと、真剣に、
でも
たくさん笑いながら
頑張っています。
講師認定コースに参加するには
最低2年の瞑想経験と(自己流はダメ)
最低1回、一週間の
沈黙瞑想経験をしている必要があって
誰でも参加できるわけではないので、
コースに在籍している人は
みんな本気、真剣です。
(私もですよ)
宿泊施設・会場はこんなところ
今回の学習内容は、
静坐瞑想と歩行瞑想の
理論と実践。
歩行瞑想にピッタリな場所ばかり
最終日に、
今回の担当のJ先生が、
こんな質問をしました。
Was lehren wir, ohne zu belehren?
指導せずに、私たちは何を教えますか?
これを聞いて、
一瞬顔を見合わせた私たち生徒。
頭の回転の速いMさんが、
あ、わかった!
例えば、自己受容とか、尊敬でしょ?
と言うと、他の仲間が次々と
発言して、
あっという間に
こんなキーワードが
ホワイトボードに並びました。
自己受容
失敗を受け入れる優しさ
尊敬(自分、他者への)
ユーモアと心の軽快さ
好奇心
信頼
変化に対する柔軟性
共感
自分の言動に責任を持つ
平静さ
穏便さ
生き生きとしたエネルギー
…
先生が、
そう、これは全部、
ストレス低減には大切なこと。
でも、講義や説明で教えることはできないよね。
どうやったらいいと思う?
と聞いたとき、
生徒全員の心が引き締まりました。
答えは、みんな、わかってました。
それを、生きること。
講師が、それを生きて、
その背中を見せること。
知識も大切、
経験も必要、
だけど、何よりも
自分がそれを生きることが大切。
生きざまで教える、ということ。
考えてみたら、
なぜ私がここまで
マインドフルネスが素晴らしいと
思うようになったかと言うと
大好きなJ先生やL先生の
人間としての在り方・生き方に
触れたからでした。
あんな風に、
自分に優しく、人にも優しく、
どんな変化にも、
どんな出来事にも
柔軟に対応できる心を持った人になりたい。
そう思ったからでした。
すごいタスクを背負ってしまったな、と
仲間全員、そう感じたと思います。
J先生は私たちに、
微笑みながら、こう言いました。
大丈夫、大丈夫!
人間、生きている以上、
成長過程にいるんだから。
その過程を楽しんでいけばいいんだよ。
資格が取れたら、それで終わりじゃない。
毎日が、成長過程。
長い長い道のりだけど、
いつの日か、
私がJ先生と出逢って
生き方が変わったように
私と出逢ったことで
マインドフルネスを生きる人が
たった一人でもいから
出てきてくれるようになったらいいなと
心から思っています。
精進します。
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