サントリーサンバーズの試合を見に舞洲へ向かった日、桜島駅で電車を降りてすぐ、久しぶりにリーベルホテル大阪に立ち寄ってみました。万博期間中、西ゲートから夜のバスで戻ってくるたび、「もう今日はここに泊まりたい…!」と思っていたホテルです。実際に泊まることはなかったものの、当時の気持ちがふっとよみがえりました。

 

 

 

  リーベルホテルには鳥取の情報発信スポットが

 

ホテル内の、かつて万博グッズが並んでいた一角は、鳥取コーナーに姿を変えていました。

 

 

その中に、ヨルダンパビリオンで販売されていたフムスを発見。万博では買わずじまいだったので、今回は迷わず購入しました。

 

 

さらに、先着で鳥取砂丘の砂がもらえるということで、こちらもありがたくいただきました。これは関西パビリオンにあった砂なのかしら?

 

 

鳥取県内のアフター万博関連の情報も発信されていました。気になるものばかりです。

 

 

 

  フムスを食べてみる

 

今回購入したのは、ひよこ豆のフムスです。初めて口にするので少し緊張しましたが、豆の風味にほんのり酸味のあるペーストで、クセがありながらも不思議と手が伸びてしまう味わいでした。
 
 
 
 

 

 

 

 

  初めてのプロバレー観戦

 

先日、サントリーサンバーズ(Suntory SUNBIRDS)の試合を見に行ってきました。大阪が本拠地のチームですね。プロのバレーボールを生で見るのは初めてで、子どものころ、実業団と言われていた頃の試合を見たのが最後です。

 

 

 

  おおきにアリーナ舞洲へ  

 

サントリーサンバーズの本拠地はおおきにアリーナ舞洲。桜島駅から直通バスに乗って出かけました。このルートは…そう、万博に行くときと同じですね。途中の橋の上からは、遠くに大屋根リングがうっすらと見えました。

 

とはいえ、桜島駅の臨時改札は封鎖され、西ゲート行きの臨時バス乗り場も解体済み。寂しさも感じつつの移動でした。

 

 

 

  コートが近い!

 

おおきにアリーナ舞洲はキャパはそれほど大きくなく、1万人は入らない規模だと思います。そのぶんコートが近い感じがします。会場の演出も音響も華やかで、選手の迫力もすごいですね。

 

今回はコート横ではなく、後方(エンド側)の席だったので、選手やボールの左右の動きがとても見やすかったです。テレビではあまり意識していなかった“左右への揺さぶり”がよく分かって面白い! といっても、リベロが登場したあたりからバレーボールのルールにあまり追いつけていないのですが…。

 

そして試合はというと…サントリーサンバーズが3−0のストレート勝ち! 応援しているチームが勝つと、やっぱり嬉しいです。

 


会場について、気になった点も少しだけ。女子トイレはほとんど和式で、数少ない洋式に列が集中してしまっていました。人が集まるイベント会場としては、もう少し改善されると嬉しいところです。

 

 

  最後にノンアルコールビールのお土産

 

試合終了後、ザ・ベゼルズというサントリーのノンアルコールビールをもらいました。初めて飲みましたが、これまでのノンアルビールと比べて味がしっかりしていて、美味しかったです! 泡立ちもいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大阪駅の時空の広場で再び開催された「世界のミャクミャク展」。会期中は話題になっていたものの予定が合わず行けなかったため、今回はぜひ見ておきたいと思い予約に挑戦しました。なかなかの争奪戦でしたが、幸運にも枠を確保できました。

 

 

  展示の概要

 

今回の展示はJR西日本と大阪・関西万博 2025協会 が主催するイベントで、万博に関わったスタッフやパビリオン関係者が、ミャクミャクを自由にペイントした“世界に一つだけのミャクミャク” が並ぶ企画とのことです。


会場は大阪ステーションシティ5階「時空の広場」。
予約はLINEアプリ「mogily」から整理券を取得する方式になっていました。

 

 

 

  入場までの流れと人数管理のようす

 

予約枠は30分ごとに区切られていて、枠の10分前になるとQRコードが表示され、受付開始という流れ。


私が行ったときは、各30分枠をさらに3区分して入れ替える仕組みになっていて、最初の枠の持ち時間は約7分。

 

7分…短い!


写真を撮りながらぐるっと1周すると、もう終わりという感覚でした。でも人数管理がかなり厳格なので、逆に「しっかり見られる環境」が保たれているとも言えます。

 

 

  小さくてかわいい“世界のミャクミャク”たち

 

展示されているミャクミャクは、一つひとつ丁寧にペイントされていて、本当に個性豊か。サイズ感も小さく、近くでじっくり眺めたい作品ばかりなので、この人数制限は必要なんだろうなと思いました。

 

私がとくに心に残ったのは、やはり万博で印象に残ったパビリオンのミャクミャクです。

  • ヌルヌルの般若心経


     

  • アースマートの卵

     

  • グラスフェザーガンダム

     

  • 電力館の「可能性のタマゴ」

     

  • TechWorld の…黒熊? そういえば、パビリオンでは黒い熊のタオルハンカチをお土産にいただきました。
     

こうして並んでいるのを見ると、あの日の体験がふっと戻ってくるような感じがしますね。

 

あのとき見たもの、驚いたもの、写真を撮ったもの。小さなミャクミャクから記憶が広がっていくような感覚がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年はとにかく、気づけば人生で一番抽選に参加した年で、万博シーズンからアフター万博にかけて、結果メールが届くたびに、ちょっとしたドキドキが続いていました。

 

 

  ミャクミャク旅立ちセレモニーは167倍の激戦

 

先日行われたミャクミャク旅立ちセレモニー。なんと167倍という、とんでもない倍率だったそうですね。私も応募していましたが、さすがに撃沈…。

あれだけの倍率なら「まあ仕方ないか」という気持ちです。

 

ほかにも、

 

  • 丸善ジュンク堂の “ミャクミャクに会える” 抽選
  • tabiwa の解説付きイタリア至宝展の抽選

 

これらも落選。アフター万博企画は枠が限られているので、当たりにくさは覚悟していましたが、改めて「本当に狭き門だなぁ…」と実感しました。

 

 

思い返してみると、万博中はパビリオン抽選が当たりにくく感じることもありましたが、何度か落選しながらも最終的には応募したパビリオンすべてに入れています。こうして比べると、やっぱり枠数があって抽選機会も多ければ当たりやすいんだなと感じます。アフター万博系は小規模イベントが多いから、なおさら倍率が跳ね上がるんでしょうね。

 

 

  そんな中、スタバの福袋が当選!

 

そして今年の応募ラッシュの中で、スターバックスの2026年福袋に当選! 

 

「どうせだめだろう」と思っていたので、これは素直に嬉しかったです。すぐに決済まで済ませました。

 

一方で、無印良品の福缶にも応募していますが、こちらはどうなるか…。毎年人気で一度も当選したことがないので、あまり期待しすぎず、でも期待はゼロにできず…という、複雑な気持ちです。

 

 

  最後の運試しに、宝くじでも買ってみるかな

 

こうして振り返ると、本当に今年は抽選に翻弄された一年でした。でも、いろいろ外れ続けても、たまにひょこっと当たるものがあるからこそ、また応募してしまいますね。

 

今年の締めくくりの運試しで、宝くじでも買おうかな、 という気分になってきました。当たったらリヤド万博に行きたいです。

 

 

 

 

 

 

先日、子どもにねだられて、久しぶりに箕面昆虫館へ行ってきました。今年は万博ばかり行っていて「全然昆虫館に行ってない!」と言われ、今回は「滝までは行かない」と約束して出発です。

 

昆虫館は駅から少し距離があり、坂道も多め。ちょっと大変ではあるものの、自然の空気が心地よく、散歩としても悪くない道のりでした。

 

紅葉はまだ色づき始めで、木の高いところだけがほんのり赤くなり始めたくらい。季節の移り変わりを感じられる風景でした。

 

 

 

  企画展「拡大したら面白い」が本当に面白い

 

昆虫館では現在、企画展「拡大したら面白い」を開催中です。

 

さまざまな昆虫を拡大した展示が並んでいましたが、特にウンカの羽の付け根が歯車のような構造をしている写真が印象的でした。本当に機械の部品のようです。昆虫を大きくして観察するだけで、こんなに不思議な世界が広がるのかと驚かされました。

 

 

 

 

  生態展示と放蝶館

 

生態展示では、マレーシアなどにいるという「カメロマンティス」にびっくり。半透明のようなカマキリでした。

 

 

放蝶館では、舞う蝶の中で、なぜか子どもの頭にオオゴマダラが何度もとまるという可愛いハプニングがありました。何か蝶が気に入るポイントがあったのかもしれませんね。

 

 

国立博物館で開催中の「大絶滅展」のポスターが掲示されていました。来夏には大阪に巡回してくるそうで、今から楽しみです!

 

 

 

  秋の箕面といえば、焼き栗

 

昆虫館のあたりに来るとつい買ってしまうのが、秋の名物・焼き栗。今回も小さい袋(1200円)を購入しました。甘みがしっかりしていて、ホクホクの食感がたまりませんね。

 

子どもは昆虫館に来たのか、この栗を食べに来たのか…途中から本気でわからなくなるくらいテンションが上がっていました。

 

 

紅葉のピークはもう少し先のようですが、秋の景色と昆虫館、そして焼き栗のセットは、すっかり季節の定番の楽しみ方になってきました。

 

また季節が変わったら訪れたいと思います。

 

 

 

 

 

 

万博会場でずっと気になっていたけれど、結局買えなかったマルタ館の「フティーラ」が、閉幕後、天神橋筋商店街の Orange Fields Bread Factory で販売されているということで、出かけてきました。

 

 

 

  フティーラってどんなパン?

 

フティーラ(Ftira)はマルタ共和国の伝統パン。

 

2020年に UNESCO の「無形文化遺産」に登録されている由緒ある食文化で、小麦粉と水を自然酵母でじっくり発酵させてつくられる、素朴ながら味わい深いパンとのことです。

 

 

  万博会場では“高級パン”だった

 

万博会場では1,800円で販売されており、パン(サンドイッチ)としてはかなり高価格帯でした(開幕当初はもう少し安かった記憶がありますが、それでも1,000円は超えていたはず)。

 

万博の飲食は全体的に高めでしたが、パンに1,800円となるとさすがに買うかどうか迷ってしまいます。飲み物も合わせると3,000円近くになりますしね。

 

それで、「美味しそうだけど、どうしよう…」と考えているうちに、結局買わないまま閉幕を迎えてしまいました。

 

 

  フティーラを求めて天神橋筋商店街へ

 

そのフティーラが買える!

 

 

Orange Fields Bread Factoryの店頭で見つけたときは、「あった……!!」と心の中で小さくガッツポーズ。

 

 

購入したのは フティーラサンド(ツナ) 880円。

 

パンとしても、サンドイッチとしてもやや高めではありますが、手に持つとずっしり重く、手のひらより大きくて、これ1つでお腹いっぱいになるという満足感のあるサイズです。

 

今回は見かけませんでしたが、具の入っていないシンプルなフティーラだけが販売されていることもあるそうです。

 

 

  実際に食べてみて

 

ひと口目から、まずパンそのものの美味しさに驚きました。外側はカリッと香ばしく、中はしっとりもちっとしていて、噛むほどに小麦の風味が広がります。しっかりとした食感で、ちょっとフランスパンに近い噛みごたえがありました。

 

 

具材のバランスも良く、オリーブやケッパーの香りにツナの旨みが合わさって、シンプルなのに満足感の高い味わいでした。ほんのりマスタードのような辛みがアクセントになっていて、最後まで飽きずに食べられました。

 

「万博会場で1800円でも食べるべきだったか?」と考えると、そこはちょっと微妙ですが……880円としては十分満足。“少し贅沢をしたい日のごほうびパン” という位置づけならアリだと思いました。

 

 

欲を言うなら、もう少し小さくして安くしてくださると手に取りやすくなるんだけどなぁ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

万博が終わってしばらく経つのに、ミャクミャク人気はまったく衰えないですね。私もその波に乗って、“ミャクミャクグッズ巡り”を少しずつ続けています。

 

 

  ハルカス店:まさかの日曜昼「60分待ち」

 

先日、美術館の帰りにハルカスのお店をのぞいてみたのですが……なんと「60分待ち」の案内が。 日曜の昼とはいえ、まだそんなに人気なんだと驚きました(もしかすると、実際に並んでみたら60分かからなかったかもしれないけど…)。

 

実はずっと探している「こみゃくのカラビナ付きマスコット」。もし店頭に並んでいたら、迷わず列に加わっていたと思います。 万博会場でも買おうとしたのですが完売しており、11月初めにハルカスで“1日だけ入荷した”という噂もあったものの、そのタイミングにも巡り会えませんでした。もう手に入らないのかな……と、ちょっと切ない気持ちに。

 

できれば在庫をしっかり確保して、オンラインでも売ってもらえたら嬉しいところです。

 

 

  堂島&大丸梅田店

 

仕事終わりにサッと立ち寄れる堂島のジュンク堂と、大丸梅田店のミャクミャクショップにも行ってきました。

 

 

大丸はディスプレイが多くて、見ているだけでも楽しい空間です。曜日や時間帯によっては整理券対応になることもあるらしいのですが、この日はすっと入れました。

 

 

ここではハンコ、マイバッグ、三温糖のお菓子を購入。三温糖のお菓子は、開けたらすぐ湿気てしまいそうで、もったいなくてまだ食べられずにいます。でも日持ちもするし、しばらくは箱のまま眺めて楽しもうかな、という気持ちです。

 

 

 

 

  茶屋町で「ぱかぱかピンズ」に遭遇

 

別の日には茶屋町の丸善ジュンク堂へ。

 

ここでぱかぱかピンズに遭遇しました。

ドアを開けるとミャクミャクが「こんにちは」と迎えてくれるデザインで、素朴ながらじわっとくるかわいさ。こういう手作り感のある雰囲気、ちょっと惹かれます。

 

 

万博会期中はあまりお土産屋さんを回らなかったので、こんなアイテムがあったなんてまったく知らず。閉幕後に新しいグッズに出会うことが多くて、ちょっとした宝探しみたいです。

 

 

 

  新大阪駅:砂時計付きカップ麺ふたに迷う

 

新大阪駅のエキマルシェの店舗では、前に見かけた“ミャクミャク × 砂時計付きカップ麺のフタ”を探してみたのですが、この日は見当たらず。

 

実は買うかどうかずっと迷っていて、実物を見ると案外かさばりそうで……結局その場で購入は断念。 でもこの「見かけたのに迷って、買わずに後悔する」パターン、ミャクミャクグッズあるあるですよね。

 

新幹線ホームにも店舗があるそうですが、まだ入場できていません。

 

 

  新大阪改札外のお店もまわってみる

 

3階のセブンイレブンでは、サクラクレパスとのコラボプリントクッキーを購入しました。 もう、完全に“箱がかわいくて買った”タイプのやつです。こういう限定デザインの箱って、どうしても手が伸びてしまいます。

 

 

御堂筋の改札前にあるお土産屋さんにも行ってみました。 

以前ここでミャクミャク柄のスチームクリームを見かけて、買わなかったことを後悔していたのでリベンジのつもりだったのですが、この日は店頭になし。残念…。

 

ミャクミャクグッズは「見つけたときが買いどき」だと改めて実感。いつ補充されるか予想もできないので、次に見つけることができたら迷わず手に取らなくては、と思います。

 

 

 

 

万博が終わっても、ミャクミャクのおかげでちょっとした寄り道が楽しくなる日々です。

 

 店舗によって品揃えが違うので、巡るたびに新しい出会いがあるのが嬉しいですね。

また新しい入荷情報があれば、ちょこちょこ回ってみようと思います。

 

こみゃくのカラビナマスコットに会えますように……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

市立美術館でイタリアの至宝展を見たあと、ハルカスにある神農生活「食習」でお昼を食べました。実は、万博のTECH WORLDの魯肉飯を食べたい思っていたのですが、タイミングが合わないまま閉幕してしまい“心残り案件”になっていたんです。今回はそのリベンジも兼ねつつのランチでした。

 

 

  食べやすくておいしい魯肉飯

 

メニューを見るといろいろな料理が並んでいて、壺蒸しスープにも心を動かされましたが、今回は初志貫徹で魯肉飯のセットを選びました。

 

 

念願の魯肉飯はお肉がとても柔らかく、ほろほろとほどける食感が印象的。八角が得意ではないので少し心配していたのですが、香りは控えめで全体のバランスもよく、とても食べやすかったです。セットについていた豆花も優しい甘さで、食後はすっかり満腹でした。

 

 

 

  神農生活の雑貨エリア

 

ランチの後は、神農生活の雑貨エリアを少しのぞいてみました。かわいいアイテムが多く、見ているだけで気分が上がるような空間です。万博のTECH WORLDのショップで見かけた雑貨も並んでいて、ちょっと懐かしさもありました。

 

 

そのなかで子どもが手に取ったのが、昔ながらの“栓抜き”。「これ何?」と聞かれて、瓶のふたの“王冠”を取る道具だと説明したところ、今度は「王冠って何?」と聞き返されてしまいました。最近は瓶コーラや瓶ビールを買う機会もほとんどないので、子どもが見たことがないのも無理はないですよね。

 

私自身は、子どものころに栓抜きや缶切りを上手に使えるようになったとき、ちょっと誇らしい気持ちになった記憶がありますが、振り返ればそうした道具を使う機会もすっかり減ってしまいました。

 

レストランで出てきたコップも売っていたのですが、レトロな雰囲気で素敵でした。

 

 

 

魯肉飯でお腹も心も満たされて、雑貨エリアでは子どもとの小さな発見もあって、短い時間ながらとても楽しい午後になりました。期間限定ということでしたが、次に行くときは、気になっていた壺蒸しスープにも挑戦してみたいです。

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この前の日曜日、大阪市立美術館で開催中の特別展「天空のアトラス イタリア館の至宝」を見に行ってきました。こちらの特別展は、2025年の大阪・関西万博のイタリア館で展示されていた名品が集結し、日伊国交160周年の記念企画として開催されています。

 

先月のチケット発売日に2時間の格闘の末にようやく確保した日時予約です。

 

時間どおりに到着すると、日時予約がある人と、チケットはあるけれど日時予約がない人の列に分かれていました。日時予約がない場合は少し並ぶこともあると聞きますが、会期末まで予約枠がいっぱいの今、並べば入れるという点では、柔軟性の高いチケットになっている感もありますね。

 

入館前に5分ほど、入ってからも5分ほど待ち時間がありました。

 

 

 

  最初の部屋:万博イタリア館の映像と再会

 

展示の最初は、万博イタリア館でも入口で流れていた映像シアターでした。万博会場では着席でしたが、今回は立ち見です。思っていたより短くて意外でした。万博では入れ替えのタイミングなどで長く感じていたのかもしれません。

映像の最後は、ないと分かっていても、扉が開くあの演出を期待してしまいますね。

 

 

  ファルネーゼのアトラス:星座がくっきり美しい

 

次の部屋は「ファルネーゼのアトラス」。子どもが「こんなに小さかった?」と言っていましたが、私も同じ印象でした。展示室の広さや天井の高さの影響があるのかもしれません。

 

今回は星座をしっかり確認したかったので、天球儀をじっくり見てみました。ケンタウルスやペガサスが見られて満足。天球儀を支える手に浮き出た血管もすごい。

 

 

 

天球儀の解説は市立科学館の先生が書かれているとのことで、天文分野の観点から書かれた興味深い内容でした。

 

 

👇 AIで人を消してみた写真……なんとも言えない違和感があります。

 

 

  正義の旗:万博で見逃した作品に出会えた

 

次の部屋には「正義の旗(ペルジーノ作)」が展示されていました。私がイタリア館に最後に入ったのは8月上旬だったため、この作品は見られず、今回が初めてです。首だけの天使もじっくり見てきました。

 

 

 

“これが天使の姿”という感覚は不思議で、千手観音のように手が増えるスタイルとはまた違う美意識だなと感じます。

 

首だけの天使のことが気になって検索してみると、ザビエルの有名な絵にも描かれていて驚きました(ザビエルさんの頭ばっかり見てたわ…)。

 

 

 

  伊東マンショの服:制作映像が面白い

 

続いては、伊東マンショの衣装展示。制作途中の映像が流されていて、面白かったです。服はかなり近くで見ることができ、手触りまで想像できそうでした。

 

 

 

  レオナルド「アトランティコ手稿」

 

最後の部屋は「アトランティコ手稿」。ここでは展示の前に行くまで、10分程度の待ち時間がありました。美術館の外と中の待ち時間も、この部屋が混雑しすぎないように調整するためかなと思います。

 

待ち列の途中には解説や拡大図があり、退屈せずに楽しめました。

拡大図のおかげて、万博会場でほとんど見えなかった鏡文字がしっかり見えたのがよかったです。

 

 

実物の前でも少し立ち止まることができたのは、満足度が高かったです。

展示に角度がつけてあるのも、見やすくていいですね。

 

 

 

 

  お土産コーナー:オリジナルグッズはこれから?

 

展示に合わせたオリジナルグッズはまだ準備中のようで残念。

お土産はイタリアの商品が中心でしたが、ミャクミャクグッズも少しだけありました。

 

 

私はスパイス入りという1,000円ちょっとのチョコレートを購入。食べるのが楽しみです。

 

 

 

  顔はめパネル・スタンプも楽しめる

 

最後に、顔はめパネルで写真を撮り、スタンプも押してきました。スタンプは当初SNSで見た場所から移動していて、入り口のエレベータ近くにありました。

 

美術館グッズの売り場にも少しだけミャクミャクコーナー。

 

 

大混雑しているのでは…と少し心配していましたが、館内は適度に人数がコントロールされていて、思ったより落ち着いて鑑賞することができました。万博の熱気から少し時間が経った今、静かな美術館でゆっくり展示を見られ、専門家による解説も相まって理解が深まったように感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

万博のフランスパンで販売されていたパン「クールロゼ」。評判は聞いていましたが、会期中はとうとうご縁がありませんでした。

 

閉幕後、ルクア大阪のメゾンカイザーで販売されていると知ってはいたものの、当初は行列がすごかったり、整理券制になってからは時間が合わなかったりして、半ばあきらめ気味でした。

 

それでも「11月16日で販売終了」と聞いて、もうこれは並ぶしかないか…!と覚悟を決めて、店舗へ向かいました。

 

 

  ぎりぎりで滑り込んだ15時の整理券

 

15時の整理券に間に合わせたいと思って動いていたはずが、到着したのは結局15時5分前。もう締め切られているかも…と不安でしたが、まだ列は続いていて、おおよそ30人ほど。思ったより短くてちょっと安心しました。

 

 

15時ちょうどに整理券を受け取り、店内へ案内されたのは約15時15分。そこからが意外と長いんですね。会計レジへ向かうために店内をぐるりと1周しながら進む方式で、しかも皆さん買う量が多い! 列の進みはかなりゆっくりで、最終的に店を出たときには15時35分になっていました。

 

 

  あのバッグ!

 

やっぱり嬉しかったのが、オレンジ色の専用バッグをいただけたこと。クールロゼ目当ての人の中には、このバッグを楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか。

 

以前「バッグは品切れになるかも」と聞いたことがあったので、無事に受け取れた瞬間、本当にほっとしました。実物は想像以上にかわいかったです。フランス館のロゴもいいですね!

 

 

 

  お値段は972円。バッグ付きと思えば…?

 

お目当てのパン「クールロゼ」は、税込972円でした。

メゾンカイザーのパンはどれも大きめで価格帯もやや高めですが、クール・ロゼはその中でも群を抜いて“特別価格”。でもバッグ付き&限定販売と聞くと、「なるほど、そういうことかもしれない…」と納得できる気もします。

 

 

  ハート型がかわいすぎる

 

実際に食べてみた感想は、ただ一言。

 

「めちゃくちゃ美味しい…!」

 

かわいいハート型で、見た目からすでに幸せですね。定番で置いてほしいくらい気に入りました。

 

 

最後のタイミングで手にできたことは嬉しかったですが、販売終了はやっぱり残念です。