さっそく万博ロスになっているところです。

 

ということで、阿波座の大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco)で開催中の「大阪・関西万博デザイン展」に行ってきました。


会場では、万博のエンブレムや「こみゃく」がどのように生まれたのかを、デザイン資料などを通して見ることができます。

 

閉幕後の静けさの中で、「もう一度、あの雰囲気を感じたい」という方にはぴったりの展示。まさに、万博ロスを癒すひとときでした。

 

 

  開場前からすでに行列

 

開場は11時。私は10時少し前に到着しましたが、すでに50人ほどが並んでいました。
 

待ち時間が長くなりそうだと思い持参した「万博イス」が最初は活躍しましたが、開場時間が近づくと「立ってお待ちください」との案内。待機場所が広くないため、人が増えてくると座って待つだけのスペースがなくなるようでした。

 

また、会場もそれほど広くないため、少人数ずつの入場制限があり、私は1巡目には入れず11時10分ごろの入場になりました。


外に出たころには待機列がさらに伸びていて、午後には2時間半待ちになったとか。
これから行かれる方は、時間に余裕をもってお出かけください。

 

 

 

  デザインの裏側に感動

 

中に入ると、エンブレムやこみゃくが生まれるまでの過程がぎっしり。
 

特に印象に残ったのは、エンブレムが「1970年大阪万博」と「大阪府の形」をイメージして作られていたという説明。「なるほど、そういう発想だったんだ」と感心してしまいました。

 

 

こみゃくたちは、「あ、これはあそこで見たな」、というものもあれば、「どこにあったんだろう? 会場で見たかったな」というものも。

 

 

 

そして、こみゃくの映像はなんだか目がはなせず、「いつまでも見ていたい」と思わせる魅力的な演出でした。

 

 

 

  少しだけ気になった点も


展示の構成や内容には大満足でしたが、照明の当たり方の関係で、作品をのぞき込もうとすると自分の影が映り込むことが多く、そこは少し残念でした。

 

美術館とは違うので、ライティングは天井照明がメインだったのかなと思います。

 

 

 

  展示情報まとめ

 

大阪・関西万博デザイン展

  • 会場:大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco)

  • 会期:2025年10月1日(水)~10月19日(日)

  • 時間:11:00~20:00(入場は終了30分前まで)
     ※最終日は11:00~15:00(入場は終了30分前まで)
     

 

閉幕後も、こうして万博を感じられる場所があるのはうれしいですね。
次はどんな形で“いのちの輝き”を見せてくれるのか、今後の展開もありそうで楽しみです。