
万博の「船アクセス」に期待していたけれど
万博開幕前、私は船による会場へのアクセスに大きな期待を寄せていました。
十三の船着き場が整備されたと聞いて、わざわざ様子を見に行ったほどです。
ところが、実際に始まってみると船はどうも不便。
十三からの定期便はついに運行されず、整備された閘門も「予算をつけたからには何かしら恰好をつけないと…」というような社会実験で終わってしまいました。
船便は全般的に運航本数が少なく、朝に早着できる便がほとんどないうえ、料金も高め——船便の利用はここがネックでした。夢洲は島なのだから、もっと便数が増えて出入りしやすくなると良かったのに…と、正直惜しく感じます。
▶ 期待感に満ちた25年3月25日の記事…
せっかくだから一度は乗ってみよう
そんな中でも、やっぱり「一度は船で行ってみたい」と思い、予約したのが水素船「まほろば」。
水素といえば、今回の万博でもフューチャーライフヴィレッジやWasseで関連展示をたくさん見かけました。私自身「水素=危険」という先入観があったのですが、最近では安全でクリーン、環境負荷の小さいエネルギーとして紹介されていたのが印象的でした。
ただ、船を予約した時点では入場ゲートが未確保で、2日前の開放枠でなんとか家族分を確保。危うく、西ゲート到着後にそのまま桜島行きのバスへ向かうところでした。
船内スタンプ
乗ってわかる、水素船の快適さ
港で初めて「まほろば」を目にしたとき、まず黒い船体の存在感に惹かれました。かっこいいですね!
船に乗ってまず驚いたのは、燃料のにおいがしないこと。ディーゼル船によくある“ガソリン臭さ”はゼロ。
振動もほとんどなく、「あれ?いつの間にか出航していたの?」というくらい静かでした。
ユニバーサルシティポートから夢洲までの船旅は約20分。船内ではスタッフの方が景色を解説してくださり、ちょっとした観光気分。
船内の装飾もきれいでした
海から見る大屋根リングは…?
実は「海から大屋根リングがしっかり見えるのでは?」と期待していたのですが、見えたのはリングの上のほうが一瞬だけ。
以前レイガーデンの展望台から、堤防の外を運行する「まほろば」を眺めたことがあったので、かなり期待していたのですが…残念です。
聞くところでは、閉幕後の「海上から大屋根リングを眺めるクルーズ」は発売直後に完売したそうです。私は出遅れて予約できず…。万博で散々学んだはずの「予約はとにかく早めに!」をここで生かせませんでした。リングの解体が始まる前に一度は見ておきたかったなと思います。







