悪ではない!共依存は『生きる技術』のひとつ
今日はこの本を軸に共依存について。おススメなのでぜひ読んでみてください。共依存かもしれない―他人やモノで自分を満たそうとする人たち (10代のセルフケア)1,512円Amazonはじめは本当に夫さえギャンブルを辞めてくれたらギャンブルにお金を使わなくなったら夫が嘘つかなくなればわたしに幸せが戻って問題は解決されるのだ思ってましたでも違いました。どうして自分が今の状況を選択している理由を知る必要がありました。どこかで夫を下に見ることで優越感に浸れて自分を守ってたんだとわたしにはギャンブル依存症の夫が必要でした。逆に記念日に花買ってくるような愛妻家でイケメン、高学歴、高収入、仕事バリバリ自信に満ち溢れたハイスペ夫だったら自分の劣等感が浮き彫りになってもっと耐えられなかったと思うしそもそもそんな人避けるから選んだパートナーはギャンブル依存症の夫。家族は依存者が回復さえすれば、すべての問題が解決されると思いがちですが。『共依存かもしれない 』よりP172言葉で説明するよりこの図を見たほうが分かりやすいかもしれません。どんな依存症でも結果的になった『果実』実に目がいってしまいそうゆう実がなる木の部分根っこの部分は見ようとしませんわたしは最初夫がギャンブル依存症になったからわたしも共依存になったんだと思ってたんですが依存症→共依存じゃなくて共依存的行動→依存症もともとあったもの。持ってたものが表に出てきただけ。隠してたものが隠しきれなくなっただけ。わたしも気づかず人生進んでいたらどこかで何かの依存症を発症してたかもしれません。夫とわたしは違うと思ってましたが根っこは一緒。そして既に人に依存して生きてた訳で。単純に向き合う、時が来ただけ。対処すればする程離れる夫をみてそう思いました。ギャンブル依存症本人にも底つき体験は大切ですがまた家族にも底つき体験が必要だったんだと思います。何だかんだ言って変化や今までやったことないパターンは怖いです。共依存的行動は学習して身についた感情と態度のパターン自分が置かれた環境〔家族〕で生き抜くため守る為に身につけたスキル。生きる技術。生きる為に必要なことをしただけ。共依存がダメ。自分自身がダメな訳じゃなかった。共依存はよく『関係性の病』と言われます。人や物との関係の持ち方を見つめ直す機会だったと思いますその上で従来の行動パターンである共依存のままでいくのか新しい人とモノとの関係性を構築する新パターンを取り入れるのか決めるのは自分!変わりたくなければそれはそれでよし。大事なのは自分で意思決定することだと思います。わたしの目的は『夫のギャンブル依存症を辞めさせる』から自立『自我の確立』に変わりました。自分の意思や感情を思い出す作業。時々 共依存な自分に嫌気が差して自己嫌悪してたときに励まされたページです。自分の人生振り返ったらとても受け身だけど自分で決めなくて良いから責任もなくてそうゆう意味ではとても楽だった。考えなくてよかった。ギャンブル依存症は嘘やお金の問題や信用問題とありますがそうした問題の背景に潜む本当の問題が「共依存的行動を取る自分」「共依存的行動を取ると決めた自分」助けを求めてたのは夫でなくて自分自身。共依存は確かにわたしの役に立ってきた。でももう役目を十分果たしたんだと思います。共依存かもしれない―他人やモノで自分を満たそうとする人たち (10代のセルフケア)1,512円Amazonついでにおススメ書籍貼ります共依存症 いつも他人に振りまわされる人たち (講談社SOPHIA BOOKS)Amazonこの2つはアメリカの本なので体験話が文化の違いでちょっと馴染みにくい部分がありますがわたしはギャマノンの冊子の12ステップの補足のような感じで利用しました。正直に言うと12ステップよく分からない部分がある 汗自分のおつむが足りないだけなのは分かってます。英訳してるから聞きなれない日本語がまるで学校の英語の授業を思い出して頭に入らない笑でもステップ4は好きで今でもたまに読み返します。ダメなあいつを、なんとかしたい!880円Amazon共依存の予備知識を持ちながら読み進めるととても面白いですこちらもおススメです!