今日はこの本を軸に共依存について。
おススメなのでぜひ読んでみてください。

はじめは本当に
夫さえギャンブルを辞めてくれたら
ギャンブルにお金を使わなくなったら
夫が嘘つかなくなれば



わたしに幸せが戻って
問題は解決されるのだ
思ってました




でも違いました。

どうして自分が今の状況を選択している
理由を知る必要がありました。




どこかで夫を下に見ることで
優越感に浸れて自分を守ってたんだと

わたしには
ギャンブル依存症の夫が必要でした。




逆に
記念日に花買ってくるような愛妻家で
イケメン、高学歴、高収入、
仕事バリバリ自信に満ち溢れた
ハイスペ夫

だったら

自分の劣等感が浮き彫りになって
もっと耐えられなかったと思うし

そもそもそんな人避けるから
選んだパートナーは
ギャンブル依存症の夫。




家族は
依存者が回復さえすれば、すべての問題が
解決されると思いがちですが。


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『共依存かもしれない 』よりP172


言葉で説明するより
この図を見たほうが分かりやすいかも
しれません。



どんな依存症でも結果的に
なった『果実』

実に目がいってしまい

そうゆう実がなる木の部分
根っこの部分は見ようとしません




わたしは最初
夫がギャンブル依存症になったから
わたしも共依存になったんだと

思ってたんですが

依存症→共依存

じゃなくて


共依存的行動→依存症




もともとあったもの。持ってたものが
表に出てきただけ。隠してたものが
隠しきれなくなっただけ。

わたしも気づかず人生進んでいたら
どこかで何かの依存症を発症してたかも
しれません。
夫とわたしは違うと思ってましたが
根っこは一緒。
そして
既に人に依存して生きてた訳で。



単純に
向き合う、時が来ただけ。


対処すればする程離れる
夫をみてそう思いました。


ギャンブル依存症本人にも
底つき体験は大切ですが

また
家族にも底つき体験が
必要だったんだと思います。


何だかんだ言って変化や
今までやったことないパターンは怖いです。



共依存的行動は
学習して身についた感情と態度のパターン
自分が置かれた環境〔家族〕で生き抜くため
守る為に身につけたスキル。生きる技術。

生きる為に必要なことをしただけ。

共依存がダメ。
自分自身がダメな訳じゃなかった。





共依存はよく『関係性の病』と言われます。

人や物との関係の持ち方を

見つめ直す機会だったと思います


その上で
従来の行動パターンである
共依存のままでいくのか




新しい人とモノとの関係性を構築する
新パターンを取り入れるのか


決めるのは自分!

変わりたくなければ
それはそれでよし。

大事なのは自分で意思決定すること

だと思います。


わたしの目的は

『夫のギャンブル依存症を辞めさせる』


から

自立


『自我の確立』


に変わりました。






自分の意思や感情を思い出す作業。


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時々 共依存な自分に
嫌気が差して自己嫌悪してたときに
励まされたページです。


自分の人生振り返ったら
とても受け身だけど
自分で決めなくて良いから
責任もなくて
そうゆう意味ではとても楽だった。

考えなくてよかった。


ギャンブル依存症は

嘘やお金の問題や信用問題と
ありますが

そうした問題の背景に潜む

本当の問題が

「共依存的行動を取る自分」
「共依存的行動を取ると決めた自分」

助けを求めてたのは夫でなくて
自分自身。


共依存は確かにわたしの役に立ってきた。

でももう役目を十分果たしたんだと思います。






ついでにおススメ書籍貼ります

体験話が文化の違いで
ちょっと馴染みにくい部分があり
ますが

わたしはギャマノンの冊子の12ステップの
補足のような感じで利用しました。

正直に言うと12ステップよく分からない
部分がある 汗

自分のおつむが足りないだけなのは
分かってます。


英訳してるから聞きなれない日本語が
まるで学校の英語の授業を思い出して
頭に入らない笑

でもステップ4は好きで今でも
たまに読み返します。



共依存の予備知識を持ちながら
読み進めるととても面白いです
こちらもおススメです!