まだまだ道は長いけれど
ギャンブル依存症家族として
自分なりに対処してきたことを書きたいと
思います。
夫と自分の経験してきたこと。
その中で出会った依存症ご家族。
『ギャンブル依存症 』って一口に言っても
十人十色でそれぞれ。
一番有効な回復方法はその人に合った
自分に合った方法を見つけること
なんじゃないかな と最近は思います。
病院や施設と繋がって上手くいった人
信頼出来るソーシャルワーカーさんと
出会ったことで上手くいった人
自助グループで一生の仲間に出会った人
カウンセリング等で自分を見つめて
見え方が変わっていった人
他に生きがいや趣味を見つけて
パチンコ辞めていった人
全部は書ききれないけど他にもたくさんあると
思います。
だからって
これら全てやったからって回復する
確約もないでしょう。
みんな違って当然。
答えがひとつじゃないからこそ迷ったり
難しく感じてしまうのかもしれない。
一般的な王道コース
病院＋自助グループは本当に本当に
出来るに越したことはない！！
うちはダメだったけど。
一回は専門の病院に繋がっておくことを
おすすめします‼︎無駄にはならないし、
もし、離婚を考えてる場合は
診断書や通院記録がギャンブル依存症
離婚事由を証明出来るアイテムになるので。
でも、それがなかなか叶わない家族や
合わないギャンブラーもいる。
うちが正にそうで
↑実際の診断書で、これを手にしたわたしは
病気だから
これから病院に行けばいいんだって
安心したのも束の間で
肝心の本人が病院嫌がるし
（当時は行く意味と価値が見出せないらしい）
ミーティングに参加すると言いながら
その前日、当日になると風邪気味？で
体調不良なる笑
ギャンブル依存症＝病気
で
道がひとつしかないと思っていたわたしは
焦りと唯一の方法が断たれたかと
思うと絶望通り越して
無心にとりあえず
逃げたい。逃げたい。逃げたい。逃げたい。
逃げたい。逃げたい。逃げたい。逃げたい。
逃げたい。逃げたい。逃げたい。逃げたい。
逃げたい。逃げたい。逃げたい。逃げたい。
逃げたい。逃げたい。逃げたい。逃げたい。
逃げたい。逃げたい。逃げたい。逃げたい。
逃げたい。逃げたい。逃げたい。逃げたい。
逃げたい。逃げたい。逃げたい。逃げたい。
って頭の中いっぱいで笑
でも、どうしたら良いかわからないし
どう逃げたらいいのかもわからないから
泣くかブチ切れるかで。
ギャンブル依存症って身体的な支障が
ほとんどないので
依存症専門の
お医者さんも『話を聞くくらいしかできない』
って言われたんですが
それでも
依存症＝病気だから
とにかくとにかく
病院に行ってもらうことに最初は固執して
夫に求めるばかりだったけど
自分の足で
外に飛び出して色々な自助グループや
出来ごとや仲間と出会って
依存症よりも共依存に目を向けてみて
道はひとつじゃないのかもなって
思えたからひとつに拘らず
試行錯誤を繰り返し
自分に合ったギャンブラー夫との付き合い方
自身との付き合い方
を見つけていきました。
お伝えしたいのは
ギャンブラーが病院に行かない、
自助グループにも行かないから
絶望、終わり。あいつはそんな奴。
って完結するのは
ちょっと待って欲しい。ってことです。
そして、痛感するのは
やっぱり人を変えることは出来ない。
だからって
自分を責める必要も全くなく
自分の選択肢を広げることは
何か出来ないかな？
ってギャンブラーよりも
自分に目を向けて『見張り』を少し分散させて
落ち着いて良く見渡すと
ちゃんと自分を幸せにする道は
どこかにあります。
夫は病院＋自助グループに参加歴は
あるものの、継続的な参加はなく
ご覧の通りスパッと辞めれなかったけど
（↑あっさり辞めれたら依存症じゃないよね）
本人にインタビューしたところ
・パチンコ以外に生きがいを見つけたこと。
・環境を変えたこと。（職場）
・自称 最大の勝因はタバコを完全に辞めたこと。
・禁煙のモチベーションの為に歯を綺麗に歯医者に通ってたこと
・歯が綺麗になった感動体験
・お金は必要以上になるべく持ち歩かないこと
・お家に居場所があること
だそうです。
スリップの度に色々
自分に合ったものを確立したのかな？
禁パチ
１年過ぎたらちょっと楽になるらしいけど
この1年達成がなかなかたどり着けませんでした
あ、そういえば最近行ってないねって
矢先にスリップってことが良くあって。
でも、それでも着実に回復していて
それがあったから今があります。
お互いに。
スリップ＝後退、振り出しに戻る
って訳でもないと思います
ひとつがダメだから全てがダメだと
思わず、
ギャンブラーと一緒にいても別れても
自分の人生は続きます！
まずは自分の救済と人生最優先!
</