こんにちは
横浜市青葉区のみどり鍼灸院です。
小児はりでアトピーっ子を応援しています。
アトピーという名称の由来をご存知でしょうか?
「特定されていない」「奇妙な」という意味の
ギリシャ語「アトポス」が語源とされています。
命名者の一人であるコカは
アトピーの名称を異常な過敏反応を指して使い、
病原体や病因が不明で眼、鼻、気管支、皮膚など
多彩に発現し、奇妙、不思議であるとしました。
(Wikipediaより抜粋)
そうなんです。
アトピーって原因も症状も人それぞれで
なぜ?どうして?がたくさんあると思います。
今日はアトピーっ子ママが時々体験する
アトピー不思議現象のお話です。
お子さんが風邪をひいて高熱が出たとき
湿疹が消えたという経験はありませんか?
高熱の最中での出来事で翌日には元通り
あれは何だったんだろう?
時々そんな話をお聞きします。
アトピーや花粉症などのアレルギーは
免疫が本来反応しなくていい物にまで過剰に
反応してしまう状態です。
一方、風邪をひいて高熱が出るという状態は
免疫が正常に働いている状態です。
発熱して体温を上げることで免疫細胞が
活発に動きやすくなると同時に、
ウイルスや細菌が高熱により死滅します。
つまり普段は過剰に働いている免疫細胞達が
本来の仕事をすることにより余計な仕事を
しなくなった…と考えられます。
そう考えると、高熱の時湿疹が消えた…
十分ありえる話のように思います。
残念なのは一時的にアレルゲンに対する
免疫の活動がおさまっているだけで、
アトピーがよくなったわけではないということ。
反対に「風邪をひいてアトピーが悪化した」
という話もお聞きします。
これはバリア機能がさらに低下したと考えられるのかも
しれません。
アトピーって不思議です。
体って不思議です。
原因もひとつではないし
こすればよくなるという正解も
ひとつではありません。
だからお子さんのお肌を見て
なぜ?どうして?と四六時中考えるのは
もったいないように思います。
だって相手は不思議ちゃんなんですもん。
どうせならお子さん自身が、お母様自身が
楽しいこと、好きなことに夢中になれたら
素敵だな…と思っています
鍼灸師 桑野
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