【マンガ感想】
『トリコ 16巻 (島袋光年)』
トリコ 16 (ジャンプコミックス)
島袋 光年 集英社 2011-09-02 by G-Tools |
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【あらすじ】
グルメピラミッドの地下へ一人辿り着いた小松は、強大な敵に遭遇! 危機一髪でトリコたちが到着するが、奴こそメロウコーラへ繋がる存在と判明! 手に入れた一冊の本を解読した小松がバトルを導くことに!!
美食屋『トリコ』が活躍するアクションマンガ。
世はグルメ時代・・・未開の味を探求する時代。
その未開の味を求めまだ見ぬ食材を自ら探し捕食する『美食屋』が多く存在し、
その『美食屋』の中で“四天王”の一人として活躍するのが主人公・『トリコ』。
その主人公・『トリコ』と、高級ホテル『ホテルグルメ』で料理長を務める『小松』が、
新たな未開の味を求めて旅を続けていく・・・。
という感じのストーリー展開の作品で、人間離れした身体能力を持つ主人公・『トリコ』が、
普通の人間では捉えることのできない巨大な生物達をバッタバッタとなぎ倒し、
そしてその巨大な生物達を食するというアクションファンタジーマンガです。
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ここからは、16巻の感想。
16巻では、15巻に引き続き、『メロウコーラ』を求めてグルメピラミッドで探す話が描かれつつも、
以前から登場していた謎の生物の正体が判明する話などが描かれました。
そんな16巻のメインとなるのは、やはりボス・『サラマンダースフィンクス』との戦いですね。
このイベントは、とあるイベントで『トリコ』・『ゼブラ』と離れ離れとなってしまった『小松』が
色々とグルメピラミッドを一人で彷徨っていたところ、ナント、このグルメピラミッドのボスである
『サラマンダースフィンクス』と出会ってしまったところから始まります。 幸いなことに、すぐに
『トリコ』・『ゼブラ』が助けに来てくれることとなり殺されることはなかったのですが、そのボスは
捕獲レベルが92という高レベルのモンスターであるため、『トリコ』・『ゼブラ』の2人で共闘しても
苦戦してしまう強さのモンスターでありました。
そんな中、『トリコ』はその『サラマンダースフィンクス』の体内に目当ての『メロウコーラ』が
あることを確信します(『メルク』から事前にメロウコーラの情報を得ていた)。 しかし、
その『サラマンダースフィンクス』自体が強敵でありますし、何よりも、一体、そのモンスターの
体内にあるどの物質が『メロウコーラ』なのか判らないため、攻めあぐねてしまいます。
そんな状況に、ナント、『小松』がグルメピラミッド内で手に入れた本にヒントがあることを見付け、
『トリコ』・『ゼブラ』に『サラマンダースフィンクス』から『メロウコーラ』を取り出す方法を指示し、
何とか、『メロウコーラ』を取り出すことに成功することとなりました。
しかし、『メロウコーラ』を取り出すことに成功したものの、ナント、『小松』が背後から謎の生物に
攻撃されてしまいます。 しかもその謎の生物は、『トリコ』・『ゼブラ』をも倒し、苦労して手に入れた
『メロウコーラ』をあっさり盗んでしまいました。
これ以上の展開に関してはネタバレというか実際に読んだ方が面白いので詳しくは書きませんが、
その謎の生物と『トリコ』・『ゼブラ』との戦い自体、緊張感があって面白かったですし、その後のイベント
でその謎の生物の正体が明らかになるイベントが描かれたのが個人的に面白かったです。
いや~、面白かったです。
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【総評】
о(ж>▽<)y ☆ 面白いです。
相変わらず、ストーリー展開がテンポ良く進んでいくので、続きが読みたくなりますね。
次巻も楽しみです。
点数的には
94点
です。
では、ここまで。