【マンガ感想】
『GIANT KILLING ジャイアントキリング 10巻 (綱本将也、ツジトモ)』
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GIANT KILLING 10 (10) (モーニングKC)
ツジトモ 講談社 2009-04-23 by G-Tools |
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【あらすじ】
五輪代表入りで赤崎離脱。村越と王子は欠場!! そんな時、逹海はなぜかカレーパーティーの開催を決意! そして川崎戦。ゲームキャプテンは椿大介…ですか!?
サッカーの監督を主人公としたマンガです。
タイトルの『GIANT KILLING』とは、弱い奴らが強い奴らをやっつけるという意味。
その言葉は、選手時代から多くの番狂わせを演出してきた主人公・達海猛の口癖で、
彼が過去に在籍していた『ETU』というチームから監督のオファーを受けるところから始まります。
一癖も二癖もある主人公が、常識では考えられない練習方法を提案したり、
とんでもない言動で選手達を混乱させつつ、自分のペースに巻き込んでいき、
反論する選手や、やる気の無い選手達を意のままに操っていく、
というようなストーリー展開の作品です。
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さて、ここからは10巻の感想。
10巻では、クラブに関わる人たちとのカレーパーティーイベントと、
ネルソン監督率いる『川崎フロンティア』との試合が描かれました。
今巻のメインとなるのは、やはり『川崎フロンティア』との試合ですね。
『川崎フロンティア』の監督・『ネルソン』が、“伸びしろ”を重視した若手中心の布陣で挑むのに対して、
『ETU』は、チームキャプテンで守備の要となる『村越』がイエローカードの累積で出場不可、
さらに、攻撃の要となる『ジーノ』の左足負傷で出場不可という非常に不利な状況の中、
普段ベンチを温めている『石神(30歳)』・『堀田(29歳)』・『丹波(31歳)』・『堺(31歳)』など、
ベテラン中心の布陣で挑むことで、主人公の監督としての資質(ピンチ回避)と、
チームの底力を試される試合となりました。
この試合のテーマは、『選手の伸びしろ』ですね。
辞書によれば、『伸びしろ』とは“まだ成長する余地があること”という意味らしく、
その言葉の通り、敵チームの監督である『ネルソン』は、『伸びしろ』のある若手選手を、
その選手に相応しいポジションで起用することで、その選手の能力をさらに引き出すことに成功し、
昨年、タイトル争いはする事ができませんでしたが、好成績という実績を残したようです。
この試合でも、『八谷』・『姜昌洙』など多くの『伸びしろ』のある若手選手を起用し、
正々堂々、真正面から『ETU』と戦う描写が描かれております。
その『川崎フロンティア』とは、全く逆の作戦で挑むのが『ETU』でして、
『川崎フロンティア』が若手選手中心で挑むのに対して、『ETU』は普段はベンチを温めているベテランを
多く起用することで、経験を武器に『伸びしろ』のある相手の若手選手と戦うことになりました。
この試合で注目となる『ETU』の選手は、やはり主人公・『達海猛』が監督になったことで、
レギュラーポジションを失った『石神(30歳)』・『堀田(29歳)』・『丹波(31歳)』・『堺(31歳)』などの
いわゆるベテラン選手でして、若手選手とは違い冷静に試合をこなす姿が印象的に描かれています。
このベテラン選手達が、相手の『伸びしろ』のある若手選手たちとどのように戦っていくのかが、
この試合のメインとなるところでして、個人的には、以前よりスポットが当たっているFW・『堺』の活躍を
期待したいですね。 次巻が楽しみです。
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【総評】
о(ж>▽<)y ☆ 面白いです。
監督漫画だけに、選手一人ひとりにスポットが当てていくのが良いですね。
点数的には
100点
です。
では、ここまで。
